キャラクター・ガイド / キャッシーク

ターフル Tarfful

種族:
ウーキー
出身:
キャッシーク
職業:
カチャーホ市長、戦士
性別:
身長:
2.34メートル
愛機:
不明

Tarfful

怪力で知られるターフルは、クローン大戦の間に故郷の惑星キャッシークが分離主義勢力による侵略を受けたとき、共和国軍に協力して故郷を守るために戦ったウーキーの戦士である。凶暴かつ長身のターフルは、以前からウーキーと親密な関係にあった賢明なジェダイ・マスター、ヨーダの指揮下に入り、この戦争に参加したのだった。小柄なジェダイ・マスターがコルサントでキャッシークに向かう機動部隊を編成していたとき、彼の傍らに立っていたのもターフルである。

ターフルは過去数十年にわたってカチャーホの市長を務めている。だが、市民のリーダーシップを執るという職務も、決して彼の戦士としての勘を鈍らせてはいなかった。彼は活発なトレーニングや危険な狩猟を通じて、その並外れた体力を維持していたのである。そしてクローン大戦の初期に、ターフルはトランドーシャンの奴隷商人に捕らえられたが、共和国軍のクローン・コマンドーによる特殊部隊に救助され、共和国に尊敬と忠誠を約束したのだった。

やがてクローン大戦の戦火がキャッシークにまで及ぶようになると、ターフルは使い古された軍事指導者のマントを身に纏い、海岸都市周辺の防衛に着手した。独立星系連合軍は既にキャッシークの地上に激しい攻撃を行っていたが、カチャーホは最も強固な守りを実現していたのである。

淡水の礁湖からなるウォワット列島の都市カチャーホは、さらに内陸部にあるウーキーの集落ほどジャングルに囲まれておらず、天蓋も開けている。そのため軌道からの進入が容易であり、共和国も分離主義勢力も、地上戦を展開する理想的な地点としてカチャーホを選んだのだった。そしてターフルがカチャーホを守るために警笛を鳴らすと、他の都市からも大勢のウーキーが海岸線を渡り、カチャーホを防衛するべく集結した。ターフルの旧友チューバッカも、そのとき集まったウーキーたちの1人である。

ターフルはジェダイ・マスターのルミナーラ・アンドゥリィ、クインラン・ヴォスらと密接に連携して初期の防衛線を築き上げ、配下のウーキーたちの配置割りを行った。彼は戦場で将軍として活躍したわけではないが、敬愛するヨーダ将軍が到着すると、彼の直接の連絡役を買って出たのである。ターフルはヨーダを深く尊敬しており、彼を自分の「名誉家族」の1人であると考えているのだ。

そして、邪悪な正体を現したパルパティーン議長がオーダー66を発令し、クローン兵たちがジェダイを裏切ったときも、ターフルはヨーダへの忠誠を失わなかった。彼と友人のチューバッカは、ヨーダがクローン軍の待ち伏せから逃れるのを手助けし、老ジェダイ・マスターをキャッシークから安全に脱出させるため、彼を脱出ポッドへと案内したのである。

メルメル Merumeru

種族:
ウーキー
出身:
キャッシーク
職業:
戦士
性別:
身長:
不明
愛機:
不明

Merumeru

クローン大戦の最中、故郷の浜辺の防衛線から遠く離れたキャッシークの礁湖地帯の反対岸に、独立星系連合のドロイド軍が上陸すると、ウーキー軍も木々に築かれた都市を守るために集結した。そして、紋章の刻まれた戦闘用兜を被ったウーキーの指導者は、準備を整えた配下の戦士たちを従え、攻撃開始を告げるクラリオンの音を待っていた。

ヨーダ将軍が開始の合図をすると、その音が枝の上から響き渡った。ウーキーたちは後方の護岸舗装地帯や塹壕から出撃し、ドロイドの侵略軍に対する攻撃を開始したのである。

策も思慮もない攻撃性と荒々しい怪力での戦いを好むウーキーの戦略は、一般に野蛮だと考えられている。しかし実際には、ウーキーはとても洗練された種族であり、大きな効果を生み出す粗野な怪力を駆使する一方で、極めて狡猾な戦力を編み出しているのだ。

聡明な頭脳によって、ウーキーのメルメルはわずか250歳の若さで長老の地位を与えられた。彼はデジャリックや他の似たようなゲームによって、頭の回転の速さに磨きをかけたのである。事実、彼はトランドーシャンの襲撃者からウーキーの領域や前哨基地を守る際に、効果的な戦略を生み出したのだった。

カチャーホの戦いでは、メルメルは部隊長として海岸線の防衛を指揮し、ドロイド侵略軍に対抗する義勇兵たちを導いた。彼の配下で戦った勇敢な戦士たちには、グアンタ、ラチチューク、サルポリンらが名を連ねている。

サルポリン Salporin

種族:
ウーキー
出身:
キャッシーク
職業:
戦士
性別:
身長:
2.21メートル
愛機:
不明

Salporin

キャッシークはクローン大戦の数ある戦場のうちの1つである。分離主義勢力の軍隊がウーキーの惑星の礁湖沿岸を攻撃したとき、地元の軍隊が共和国のクローン兵たちと協力して、祖国を守るために戦ったのだ。屈強なウーキーの戦士サルポリンも、ドロイドの侵略軍から海岸を守るため、命がけの戦いに身を投じたのだった。

サルポリンは、不規則に曲がったウーキーのナイフを巧みに操る、リーク・ブレード・マスターである。サルポリンはチューバッカの幼馴染みだが、彼が銀河系を探検するために故郷のキャッシークから旅立つという冒険癖に取り付かれたときも、キャッシークに留まっていた。その後、彼は戦士としての才能を買われ、ウォワット列島の海岸都市カチャーホへと招かれる。そこでサルポリンは熟練したブレードの腕を活かして、ハンターや武器職人として働いていたのだった。

カチャーホにいたとき、サルポリンはゴーリンという名のウーキーの少女と恋に落ちた。2人はクローン大戦が始まると、将来の結婚を誓い合ったのである。そして分離主義勢力がカチャーホを標的としていることを知ると、サルポリンとゴーリンは都市を守るため、共に義勇兵として志願したのだった。彼らはメルメル部隊長の指揮下に入り、この戦いに参加したのである。

サルポリンはクローン大戦を生き延びたが、その後、帝国はキャッシークを征服し、ウーキーの奴隷化を開始する。このとき彼も帝国軍に捕らえられてしまい、数年間、奴隷として働かされることになった。しかし、彼はやがてウーキー解放の任務を与えられた同盟軍の特殊部隊によって救助され、自由の身となる。サルポリンはシンプルな市民生活に復帰したのだった。

そしてエンドアの戦いから5年後、新共和国はスローン大提督による反抗の時代を迎えていた。このときサルポリンは双子を宿したレイア・オーガナ・ソロの隠れ家として自宅を提供し、帝国軍の刺客から彼女を保護することになる。だが、ノーグリのコマンドー部隊が彼の家を襲撃したとき、サルポリンは姫を守るために命がけで戦い、命を落としたのだった。レイアをキャッシークに連れてきたチューバッカは、思いがけぬ旧友の死に、深い悲しみを抱くことになる。

ラチチューク Lachichuk

種族:
ウーキー
出身:
キャッシーク
職業:
戦士
性別:
身長:
不明
愛機:
不明

Lachichuk

ラチチュークはクローン大戦の終盤でキャッシークの戦いに参加した戦士の1人である。彼は茶灰色の毛に覆われた年長のウーキーであり、トランドーシャンの厚い皮膚に貫通できるほど強靭な牙を生やしていた。キャッシークで戦争が始まるまでに、多くのウーキーがトランドーシャンの奴隷商人と戦っていたのだ。カチャーホの樹上都市の住人だったラチチュークは、分離主義勢力がこの都市への侵略を開始すると、故郷を防衛するために召集され、メルメル隊長の配下でこの戦いに従事したのだった。

グアンタ Guanta

種族:
ウーキー
出身:
キャッシーク
職業:
戦士
性別:
身長:
不明
愛機:
不明

Guanta

グアンタはクローン大戦の終盤にキャッシークの戦いに参加したウーキーの戦士である。彼はメルメル隊長の配下で仲間の戦士たちと共に勇敢な戦いを繰り広げたのだった。

ターコヴ Tarkov

種族:
ウーキー
出身:
キャッシーク
職業:
戦士
性別:
身長:
2.15メートル
愛機:
不明

Tarkov

クローン大戦全体を通じて、独立星系連合はキャッシークを繰り返し攻撃していた。彼らの目的はウーキーの王族のリーダーに、分離主義勢力へ加担するよう圧力をかけることであり、その足がかりを得るため、攻略しやすい場所を求めて密林を偵察する必要があったのだ。ジャングルの中にある、より人口の大きな都市を占領しようという計画が失敗した後、ドロイド侵略軍はウォワット列島の沼沢地に狙いを変更し、集中攻撃を開始した。この地域は天蓋が開けているため容易に地表へ到達することができ、列島の樹上都市さえ陥落させれば、分離主義勢力の司令センターを築くことができるのだ。

共和国もこのことは承知しており、列島で最大の都市カチャーホに防衛ステーションを設営するための手助けを行っていた。また、共和国の助言者たちはウーキーを武装させ、不可避の戦場に隣接するであろう要塞の防衛を支援した。一方で、両陣営が礁湖に覆われた無人の土地の片側に軍備を備蓄するなか、列島の市民たちは通常の生活を送ろうと努力していた。ウーキーの木工職人ターコヴが、息子のジャコバを連れてグランタロープ狩りを行っていたのもそのためである。

硬い戦闘用装甲を響かせながら槍が不規則に投げられ、ターコヴとジャコバは月に分離主義勢力がいることを発見した。ウーキーの親子は全速力で木の枝を渡って一番近い都市カヒヤックへと戻り、警笛を鳴らす。その音はウォラロック、グランルーア、ルウークロロなどの都市へ、列島を超えて響き渡ったのだった。

これらの小都市の陥落は、ついにコルサントでの行動を誘発した。ヨーダと彼の増援部隊が、次の標的となった広大な都市カチャーホに到着する。ターコヴとジャコバも、これらの魂のない侵略者を撃退するため、戦いに加わったのだった。

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