ホリデー・スペシャル

アテチトカック Attichitcuk

種族:
ウーキー
出身:
キャッシーク
職業:
戦士
性別:
身長:
不明
愛機:
不明

Attichitcuk

大柄な灰色の毛をしたウーキー、アテチトカックはチューバッカの父親である。ヤヴィンの戦いのおよそ350年前に生まれた彼は、旧共和国時代におけるウーキーたちの偉大な指導者の1人だった。熟練のハンターであり、そして戦士だったアテチトカックはキャッシークのジャングルで彼を襲った20匹のカターンを仕留め、そのすべてを背負って帰ってきたことで知られている。

チューバッカがハン・ソロによって帝国軍の奴隷から解放されたとき、アテチトカックに紹介されたハンは彼にイッチーという愛称を付けたのだった。

マーラトバック Mallatobuck

種族:
ウーキー
出身:
キャッシーク
職業:
介護士
性別:
身長:
不明
愛機:
不明

Mallatobuck

マーラの愛称で知られるマーラトバックは、チューバッカの妻である。チューバッカの集落のなかでも特に若かったマーラは、アテチトカックを始めとする年老いたウーキーたちの介護を行っていた。彼女はチューバッカの拡張家族、特に彼の父と多くの時間を過ごすようになり、次第にチューバッカと恋に落ちていったのである。

やがて帝国軍が奴隷を集めるためにキャッシークを襲撃し、チューバッカを連れ去ってしまう。マーラはハン・ソロによって彼が解放されるまで、およそ50年もの間、彼の帰りを待つことになった。しかし、チューバッカはウーキーの命の借りを果たすため、ハンに従って銀河中を旅することになる。マーラはアテチトカックの助けを借りて、チューバッカとの間にできた幼い子供ランパワランプを育てなければならないのだ。

ランパワランプ Lumpawarrump

種族:
ウーキー
出身:
キャッシーク
職業:
戦士
性別:
身長:
不明
愛機:
不明

Lumpawarrump

ランピーの愛称で知られるランパワランプは、チューバッカの息子である。彼は父と同じく大柄なウーキーだが、母と祖父の手で育てられたためまだ成人していなかった。やがて新共和国が樹立した数年後、一時的にチューバッカがキャッシークに戻る機会を与えられると、ランピーは父と共に昇進試験の準備に臨んだのだった。

だが、ハン・ソロがイェヴェサの捕虜となったことを知ったチューバッカは、即座に試験を中断する。彼はランピー、ショーラン、ドライアンタを従え、ハンの救出に向かった。ショーランが最初の戦闘で撃たれると、ランピーはその代わりを務めることになる。ハンの救出の間、彼もブラスターの光弾を受けるが、それでも不平を言わず努力を続けた。ランパワランプはこの救出計画の間の英雄的行為によって、大人の飾帯を与えられる。後に昇進試験を通過して一人前のウーキーとして認められたランピーは、ランパワローという大人としての名前を与えられたのである。

ソーン・ダン Saun Dann

種族:
人間
出身:
不明
職業:
貿易商、薬剤師
性別:
身長:
不明
愛機:
不明

Saun Dann

貿易商のソーン・ダンはカゾックを拠点に活動する30人の通商エージェントの1人である。彼は表向きは中立の立場を表明しているが、実はウーキーたちと深い交友関係を結んでいる。また、ソーンは辺境の薬品店で働く心優しい年老いた薬剤師でもあり、キャッシークの作物や木材と引き換えに、チューバッカとその家族に電子機器などを提供していた。

ソーンが身に着けているものはすべて、この時代の銀河系で暮らす人間にとって極ありふれた衣服である。しかし、彼の衣服は端が擦り切れており、胸の部分やズボンには薬品による怪しい染みがついている。そのため、ソーンの姿はあたかも永遠にぼろぼろな状態を保っているかのように見えるのだった。

ゴーマンダ Gormaanda

種族:
不明
出身:
不明
職業:
シェフ
性別:
身長:
不明
愛機:
不明

Gormaanda

ゴーマンダは旧共和国の晩年に名を馳せた女性シェフである。彼女は毎週ホロネットを通じて人気のある料理ショーを行っており、高価な食材を使った贅沢な料理を披露している。また、彼女は定期雑誌でも「ゴーマンダのお料理コーナー」と呼ばれる食材や料理に関する人気コラムを連載している。

アクメナ Ackmena

種族:
人間
出身:
タトゥイーン
職業:
バーテンダー
性別:
身長:
1.82メートル
愛機:
不明

Ackmena

アクメナはタトゥイーンのモス・アイズリーの酒場で働く夜間バーテンダーである。彼女はほどいた灰色の髪を肩に掛かるまで伸ばした、美しい肌の年配の人間女性だった。彼女が酒場の常連客に対して告げる通常の別れの言葉は「待ってるからすぐに戻ってきなさい」である。

ときおりやや怒りっぽいところはあるが、アクメナは常連客たちに愛想を振りまいており、ときには金を貸したり、個人的な援助を与えたりするなど、無愛想なウーハーと比べて親しみやすい存在だった。そのため、スペーサーや常連客たちも彼女を尊敬していたのである。一方で、アクメナは自分の人気をペガットに執着する強欲なチャルマンへの対抗手段として利用し、より良い待遇を獲得しようとしていたのだ。しかし、その目論見は外れ、2人の間では強情な我慢比べが何ヶ月も続けられたのだった。

タトゥイーンで破壊活動が行われる可能性があるとして、帝国がモス・アイズリーに夜間外出禁止令を出した夜、酒場では熱愛中のエイリアン、クレルマンが、アクメナに求婚していた。しかし、彼女はそんなことに費やす時間はないとして、彼の申し出を断っている。このとき、彼女と用心棒のトークは店の客を全員追い出すことに苦労していたが、バンドと共に歌を歌い始めることで、泥酔客たちを目覚めさせ、店から出すことができたのだった。

その後、彼女は演劇と歌の才能を併せ持つセバン・ヴィーカンと手を組んだ。2人は酒場でしばしばステージ・パフォーマンスを行うようになり、適度な成功を収めることになる。そして、エンドアの戦い後、ルーク・スカイウォーカーの帝国に対する功績が人気エンターテイメントの題材となると、アクメナとヴィーカンは「地元少年の善行」に関する親しみやすい物語を開始し、ヒットを当てた。彼らは酒場のバンド・ステージから飛び出し、より大きな、相応しい劇場でパフォーマンスを行えるようになったのである。

クレルマン Krelman

種族:
不明
出身:
不明
職業:
不明
性別:
身長:
不明
愛機:
不明

Krelman

アクメナがバーテンダーを務める酒場に足蹴よく通うクレルマンは、魅力的ではあるが、取るに足らない男である。彼はアクメナに恋をしているが、それは片思いらしい。

セバン・ヴィーカン Cebann Veekan

種族:
ハマドリアス
出身:
不明
職業:
ホロパフォーマー
性別:
身長:
不明
愛機:
不明

Cebann Veekan

セバン・ヴィーカンは低俗なコメディやホラー作品で活躍する中流ホロパフォーマーとして台頭していた。しかしその後、帝国エンターティナー・ギルドによる行き過ぎた「人種差別」によって、非人類が職を探すことはますます困難な状況になっていった。

やがて、ヴィーカンはギルドに属しない様々な劇場プロダクションを渡り歩くようになり、観客のためにパフォーマンスを行っていたが、その大部分はアルコールに夢中で、彼の演技には無関心だった。

その後、ヴィーカンはタトゥイーンの薄暗いライブ・パフォーマンス舞台に迷い込み、港都市にわずかに存在する、劇場に適した古臭いビルで仕事を行うようになる。そして、仕事のないときは、モス・アイズリーにあるチャルマンの酒場で悲嘆に暮れていたのだった。

彼はそこでアクメナという人間の女性と出会った。彼女は夜間シフトのバーテンダーであり、歌と演劇への関心が彼と見事に一致していたのである。彼らは自分たちの一座とアレンジした演劇を作るため、この酒場で共に働くようになった。チャルマンもそれを許可し、売り上げ向上のため、客にショーを提供したのである。

2人はなかなか成功せずに苦しんだが、エンドアの戦いで帝国が敗れると、ついに賞賛を浴び、注目を集めることができた。ヴィーカンとアクメナはいまや伝説となった地元の英雄、ルーク・スカイウォーカーに便乗し、彼の功績を大雑把になぞった舞台演技を製作したのである。ヴィーカンは主演としてスカイウォーカー自身を演じていた。彼は何年にもわたってこの役を演じ続け、格式のある会場で開演するのに十分な観客数を集めることができるようになったのだ。

やがて年老いたヴィーカンはこの役を降板し、俳優業から引退した。後年の彼は若い弟子たちに演技を教える立場となり、同様に裏方の手伝いをするようになったのである。

マイヤー・ロー Myhr Rho

種族:
キャサー
出身:
キャサー
職業:
実業家
性別:
身長:
不明
愛機:
不明

Myhr Rho

マイヤー・ローは子供のころから自身のビジネスでの成功を夢見ていた。悲しいことに、彼は故郷キャサーの青々としたサバンナから遠く離れた地で育てられ、そこは銀河系のより繁栄した領域の外にあったのだ。

彼は生涯にわたって我が家とすることを強いられた、乾き切った惑星タトゥイーンを憎んでいた。二重太陽の容赦ない熱から涼しさを維持するため、彼はたてがみを切り、またその強い日差しは本来夜行生物である彼にとって不快以外の何者でもなかったのである。マイヤーは自分にあると信じるビジネスの才に適した仕事を見つけることができなかった。たいていの場合、この貧困に喘ぐ惑星での雇用機会は違法なものだったのだ。マイヤーは危険や暴力を伴うことにだけは関わりたくなかったのである。

マイヤーはいつの日かタトゥイーンから離れようと貯金に励んでいたが、得た時間の多くを一時的な楽しみに費やし、酒場での飲食と騒ぎに興じていた。しかし、エンドアの戦いでパルパティーン皇帝が死亡したというニュースがタトゥイーンに到達すると、マイヤーの退屈な生活にも変化が生じるようになる。モス・アイズリーでは騒々しい祝宴が長時間にわたって行われたが、その間、彼はこの新しい自由の時代で優位に立つ方法について考え始めたのである。

彼は反乱軍の英雄ルーク・スカイウォーカーが、かつてタトゥイーンに住んでいたことを知って驚いた。そして、スカイウォーカーの功績に基づく、セバン・ヴィーカンとアクメナの演劇が成功を収めると、マイヤーはスカイウォーカーと彼のタトゥイーンでの生活に関する調査にすべての努力を費やすようになる。その後、彼は調査結果を何らかの利益に転換させようと取り組んだ。マイヤーは、スカイウォーカーのかつての偉業が多くの人々により広く知られるようになったこと、多くの人々が彼の故郷に関心を寄せ、彼の暮らした重要な場所を訪れたいと考えていることを悟ったのである。

彼は共同出資で小さな中古のセール・バージを購入し、「スカイウォーカー・ツアー」を開始した。タトゥイーンの観光客は、R2-D2とC-3POのライフポッド墜落地点、ラーズ家の跡地、ベン・ケノービのかつての家、ジャバの宮殿、カークーンの大穴など、ルークの人生で重要な意味を持つあらゆる場所を訪れることができるようになったのだ。

ツアー客も集団で訪れるようになり、マイヤーはついに成功を収めた。結局は、彼もタトゥイーンをそれほど悪い場所ではないと認めるようになったのである。

ザットン Zutton

種族:
スニヴィアン
出身:
カドマイ
職業:
賞金稼ぎ
性別:
身長:
不明
愛機:
不明

Zutton

最も最近生まれたスニヴィアンの双子の兄弟であるザットンとその弟タキールは、長い苦しみに耐えてきた種族から、凄惨な争いをもたらす前兆として見られていた。そのため、双子はスニヴィアン政府によって幼児の頃から厳重な監視下に置かれていたのだ。喋ったり歩いたりできるようになったのはタキールの方が先だったが、そのため、彼はひどい苦痛の残る人格改造を受け、ほとんど廃人同然になってしまう。

ザットンとその弟はついにタトゥイーンへと旅立った。だが、タキールはそこでスパイス中毒の放浪者となってしまい、ザットンは傭兵としてジャバ・ザ・ハットに仕えるようになった。ジャバはザットンの忍耐力、特に弟タキールとの関係を探って楽しんでいた。ザットンは以前ほど弟を愛してはいなかったが、それでも保護者だという自覚はあり、ジャバからの屈辱にも黙って耐えていたのである。

子供の頃のザットンは才能ある絵描きだった。後に両親がサラシアンの奴隷商人に捕らえられると、彼は犯罪者に立ち向かうイオトランの賞金稼ぎと仲間になる。イオトランに興味をかき立てられたザットンは、賞金稼ぎの絵を描き始めた。さらに主題を理解するため、彼は「スナグルトゥース」という偽名を使って働きながら、自らもハンターとなった。ハンターとしてのザットンは非常に有能であり、政府の行政機関や仲間のハンターたちからも賞賛を浴びていた。彼は極めて実践的であり、絶対に必要なときでなければ暴力は振るわなかった。噂によると、彼は自分が捕まえた獲物の肖像画を描き、相手に贈っていたという。

ジャバの死後、ザットンとタキールはスナグルトゥースの絵画展示会ツアーを催すためにタトゥイーンを去った。ザットンは既にジャバとその取り巻きの肖像画を描いており、その犯罪王がカークーンの大穴で最期を遂げたことを伝える絵は、非常に人気の高いものとなっている。

ケット・マリス Ket Maliss

種族:
ダシェイド
出身:
アーカップ
職業:
賞金稼ぎ
性別:
身長:
不明
愛機:
不明

Ket Maliss

「シャドウ・キラー」の異名を持つケット・マリスは、プリンス・シーゾーの下で働くダシェイドの賞金稼ぎである。彼は肉太の体に黒い皮膚をしたヒューマノイドであり、皺の多い顔に小さな丸く輝く眼をつけ、唇のない口には鋭い牙が並んでいる。

ダシェイドは惑星アーカップの原住種族だが、彼らはヤヴィンの戦いからおよそ4,000年前、シス大戦でクロン星系が滅ぼされた際に絶滅したとされている。しかし、古代ファリーンが38人のダシェイドを傭兵として雇っており、彼らを子孫のために冷凍保存していたのである。彼らは数世紀ごとに1人ずつ蘇らされ、ファリーンのために働いていた。そしてシーゾーによって復活させられた最後の殺し屋がマリスだったのだ。ブラック・サンの依頼で彼が成し遂げた最大の功績は、サイザー・ランでヴィゴのスプラクスの仕事を妨害していたディザックの海賊団を壊滅させたことである。

カルデラ・リジム Caldera Righim

種族:
タルズ
出身:
アルゾックIII
職業:
不明
性別:
身長:
不明
愛機:
不明

Caldera Righim

モス・アイズリーの酒場の常連客の1人、カルデラ・リジムは、この店のバーテンダーを務めるウーハーの親友である。リジムは平和主義者として知られており、酒場で横行する暴力行為にいつも心を痛めている。

デネブ・ボス Deneb Both

種族:
イソーリアン
出身:
イソア
職業:
林業者
性別:
身長:
不明
愛機:
不明

Deneb Both

タトゥイーンの砂漠で林業を営むデネブ・ボスは、内気なイソーリアン女性である。彼女はタトゥイーンで足止めされているが、やがてはこの惑星を離れ、より良い暮らしを送りたいと考えている。また、彼女の会社はイソーリアンの哲学に固執しており、収穫のたびに2本の木を植栽している。

トーク Tork

種族:
不明
出身:
不明
職業:
用心棒
性別:
身長:
不明
愛機:
不明

Tork

トークはヤヴィンの戦い当時、タトゥイーンのモス・アイズリーにある酒場で働いていた用心棒である。彼はアクメナや彼女のアシスタントと共に働くことが多かった。

彼の用心棒としての仕事は、興奮してトラブルを引き起こす客や、閉店後も店から出て行こうとしない客を追い出すことだった。トークは恐ろしい風貌と(2メートルを大きく超える)威嚇的な巨体でこの仕事をよくこなしていた。その一方で、彼はぶっきらぼうだが、アクメナとは非常に仲がよかった。実際に、トーク、アクメナ、そしてそのアシスタントたちは、家族同然の間柄だったのだ。

ティーク・シドバム Teak Sidbam

種族:
アクアリッシュ
出身:
アンドー
職業:
密輸業者
性別:
身長:
不明
愛機:
不明

Teak Sidbam

アンドー出身のティーク・シドバムは、犯罪者ポンダ・バーバとよく間違われていた。だが、シドバムは水かきを持つアクアラ族であり、一方のバーバは指を持つクアラ族なのだ。

銀河内乱の間、シドバムは主に債権の回収業を営んでおり、タトゥイーンにやってきたときも、盗まれた貨物船を探している最中だった。また、彼はバーバと同様に、モス・アイズリーの酒場の常連客としても知られていた。

ラコルト・ヒスト Rachalt Hyst

種族:
スニヴィアン
出身:
カドマイ
職業:
不明
性別:
身長:
不明
愛機:
不明

Rachalt Hyst

スニヴィアンのラコルト・ヒストは、愛する者たちを裏切ったことで知られているが、それは家族に対する自らの背信行為を発覚させるだけに終った。ヒストの遺族たちは彼女を不毛の惑星タトゥイーンへと追放し、彼女がそこで死んでくれることを願っている。だが、ヒストは自らの失敗に取り乱しており、余生の大半をモス・アイズリーの酒場で無意識に過ごしているだけだった。

ブラッドロウ Bludlow

種族:
ローディアン
出身:
不明
職業:
賞金稼ぎ
性別:
身長:
不明
愛機:
不明

Bludlow

タトゥイーンに住むローディアンのブラッドロウは、アクメナの働くチャルマンの酒場の常連客である。彼は酔いつぶれるまで飲み続けることで知られていた。

ケルボ Kelbo

種族:
ムシェントスニクト
出身:
不明
職業:
不明
性別:
身長:
不明
愛機:
不明

Kelbo

ムシェントスニクトのケルボはモス・アイズリーの酒場の常連客である。彼とその友人のザットンは、アクメナからよくクレジットを借りていた。

ソープ Thorp

種族:
サキヤン
出身:
不明
職業:
用心棒
性別:
身長:
不明
愛機:
不明

Thorp

タトゥイーンに住む白い肌のサキヤン、ソープは、アクメナの古くからの大事な友人である。そのため、彼はよくモス・アイズリーの酒場に彼女の客として招かれていた。

ヤムノス Yamnoss

種族:
ヘネムシィ
出身:
不明
職業:
不明
性別:
不明
身長:
不明
愛機:
不明

Yamnoss

タトゥイーンに住むヤムノスは、モス・アイズリーの酒場にたむろするヘネムシィの常連客である。

アモーフィアン・ビーイング Amorphian Being

原住地:
アモーフィア
身長:
不明
主な個体:
ドロンボイド

Amorphian Being

アモーフィアン・ビーイングは、惑星アモーフィアに原住する人間によく似た種族である。アモーフィアンの人々の運動能力は、一時的な体力の喪失による機能不全によって頻繁に低下することが知られている。

アモーフィアン・ビーイングの一部は、独自の小型送信機を販売している。彼らはメーカーから提供された教育用カセットの中に出演し、そこで小型送信機の機能や使い方を紹介しているのだ。これは彼らにとっての収入源であるだけでなく、消費者がいたるところでアモーフィアン・ビーイングに会える唯一の機会を提供している。メーカーによると、アモーフィアン・ビーイングの活動停止傾向は、彼らの製品の安全性とは一切関係なく、むしろ高水準な耐久年数についての保障として役立っているのだという。

イビス Y'bith

原住地:
クラクドアVII(クラクドアIVへ移住)
身長:
不明
主な個体:
不明

Y'bith

何百万年もの昔、クラクドアVIIにビスと呼ばれる種族の太古の前身に知性の兆候が芽生えた。ビスは進化に伴い、故郷の山やジャングルに印象的な都市を築き上げた。特に、首都ウィオガーとドーム都市ノゾーは、初期のビス文化の成功の証として、何世紀にもわたる繁栄を遂げたのだった。しかし、都市同士の関係は良好でなく、彼らは激しい対抗心を発達させたのである。

ヤヴィンの戦いのおよそ300年前、星間ドライブの特許を巡る論争が内乱へと発展すると、緊張は頂点に達した。やがて戦争は終結したが、クラクドアVIIの生態系は完全に破壊されてしまう。ノゾーは生物攻撃の標的となったため封鎖され、住人や野生生物たちは突然変異を遂げたのだった。

ノゾーの住人たちはその大半が死滅したが、生存者の多くは不規則な突然変異を発達させ、即座にビスの亜種が誕生することになった。やがて、「ゴースト・ビス」と訳されるイビスたちは、この破滅の最中に建造された密閉都市を離れ、クラクドアIVに恒久的な植民地の設立を試みた。後にこの惑星にはニュー・ノゾーと呼ばれる都市が築かれることになる。

イビスは卓越した生物工学の才能によって、突然変異による悪影響を安定化させることができたが、人々は狭い視野、強靭な手足、延性のある口唇構造、敏感な皮膚、頑丈な骨格などの、新しい特徴への適応を強いられた。また、イビスはビスからも寛容に扱われていたが、ビス文化の主流に広く受け入れられることはなかった。イビスの中には彼らの発生をもたらした爆撃についてビスの責任を追及し、戦犯の逮捕を主張する声もあったが、ビスたちはこうした責任を明確に拒否している。逆にビスたちは、発作的な暴力性と攻撃性を引き起こすイビスの短気な性質こそが、自分たちが彼らから十分な距離を置いている理由だと主張するのだった。

イビスは銀河社会の一員として受け入れられるよう努力を続けており、同時にニュー・ノゾーを著名な交易港にしようと努めている。やがて世代を重ねるにつれ、イビスは他の惑星へも進出していき、ナー・シャダーやコルサントで少数民族ながら名立たる集団を形成するようになった。彼らはユージャン・ヴォング戦争後、こうした惑星での再建活動に尽力したのである。

イビスは自分たちの歴史をある種の成功とみなしており、ビスを含む銀河系全体が認めてくれるまで、絶え間ない努力を続けているのだ。

ダシェイド Dashade

原住地:
アーカップ
身長:
1.7〜2.0メートル
主な個体:
ケット・マリス

Dashade

黒い筋肉質の肉体に大きな額、ウナギのような口、鋭い爪を持つダシェイドは、熱を発散させる能力を持っているため、大抵の生命体センサーによる探知から逃れることができる。しかし、あらゆる公式記録は、ダシェイドが既に絶滅した種族であることを記している。彼らの故郷はシス大戦によって引き起こされた巨大超新星クロン・ドリフトの爆発によって消滅し、そのとき惑星上のすべての生命が滅んだのである。それから4,000年経った現在、所々で散在的なダシェイドの目撃報告も確認されているが、彼らを目撃した者は報告する前に死んでしまうことが多いため、確かな証拠はほとんど存在していない。

ダシェイド社会が繁栄を遂げていた間、屈強な肉体を誇る彼らは攻撃的な大将軍によって支配されていた。太陽に焦がされた資源の乏しいダシェイドの故郷アーカップの厳しい環境は、力による支配という哲学を促進していたのだ。ダシェイドは宇宙への進出を目指した初期の試みでジェダイと古代シスが入植する広大な銀河系を発見したが、それもこうした考えを強固なものにしただけだったのである。

ダシェイドはシスとジェダイの双方と同盟を結んでいた。古代のジェダイ・ナイトたちはパダワンの戦士としての技能を磨くため、戦闘インストラクターとしてダシェイドを利用していた。彼らは肉体的なダメージに対する耐性だけでなく、フォースによる力にもある程度の抵抗力を持っていたのだ。そしてシスもまた、彼らを衛兵や暗殺者として雇っていたのである。

アーカップの荒廃に関して銀河系の多くの人々は、ダシェイドがシス大戦によるもう1つの悲劇的犠牲者であると考えている。少なくともファリーンのある有力な王族は、ダシェイドの一部を保護する措置を執っていた。ファリーンは38人のダシェイドを冷凍睡眠状態で保存しており、特別な要請があった際に1人ずつ戦士を蘇らせているのだ。ブラック・サンの首領プリンス・シーゾーもこうしたファリーン貴族の末裔であり、彼の手によってケット・マリスと命名された残忍な戦士が最後のダシェイド・シャドウ・キラーとして蘇らされている。

しかし、彼は種族の最後の1人ではなかった。新共和国の歴史家たちが、帝国の勃興に伴うジェダイ・オーダー粛清に、ダシェイドの傭兵が関与していた可能性があるという証拠を発見したのだ。おそらくはアーカップの崩壊前に開拓されたダシェイドの植民星が現在もまだ存在しており、発見されるのを待っているのだろう。

ティンティナ Tintinna

原住地:
リン
身長:
0.9メートル
主な個体:
キット、スクイーク

Tintinna

ティン=ティン・ドワーフの異名で知られるティンティナは、惑星リンに原住する知性を持った齧歯類であり、ラナットの遠戚であると考えられている。ラナットと同様に、ティンティナは体が小さく(平均体長は0.9メートルほど)、ネズミに似ており、全身を茶色の毛に覆われている。また、耳は小さく丸みを帯びており、目が黒く、嗅覚は極めて鋭い。そして、ピンク色の手は器用であり、指先には爪が生えている。しかし、ラナットが大きな門歯を生やしている一方で、ティンティナの歯はより一般的な齧歯類型種族のものと同様である。彼らは少なくとも物を噛む時間の一部を、歯が大きくなりすぎて邪魔になるのを防ぐために費やさなければならないのだ。通常、ティンティナはラナットと比べて穏やかな性質である。ティンティナは好奇心旺盛で友好的な種族であり、他のほとんどの種族と良好な関係を築くことができる。

ティンティナは銀河系の標準から見ると原始的な種族である。彼らは手と足だけで掘った地下の巣穴で生活しているが、これらの巣は木片、木の葉、その他の物質で断熱されている。そのため、故郷の環境下で暮らすティンティナは木片の匂いがする。また、彼らのテクノロジーは蒸気機関レベルである。

ティンティナは多くの部族に分かれて生活しており、各部族は酋長やシャーマンによって支配されている。そして、これらの部族は惑星にある山の麓から開拓された小さな集落を築いている。ティンティナの農夫は田園地帯で食料を生産し、商人は集落から集落へと、物品や情報を運んでいる。

リンはアウター・リムの僻地に位置しているため、ティンティナと銀河系の他の地域との接触はほとんど行われていない。そのため、この惑星を隠れ家として利用している外界人もおり、リンから出て行くティンティナもごくわずかである。だが、ティンティナの持つ天性の好奇心は、こうした少数の旅行者たちに銀河系テクノロジーへの適応を促した。故郷を離れたティンティナの多くは天性の嗅覚を利用して、監視人などの職を見つけている。しかし、ティンティナをよく知らない人々からは下等生物であると誤解されることもあり、ペットや原始的な愚か者として扱われることも多い。

Presented by じょじょ♪ <webmaster@starwars.jp>  (http://www.starwars.jp/