地名ガイド / ウータパウ

パウ・シティ Pau City

所在:
ウータパウ
所属:
ティオン・メイドン、ランペイ・フェイ、ジン・ジャヴェブ

Pau City

宙港管理官ティオン・メイドンの統治する入植地、パウ・シティは、ウータパウの地表から深く伸びる広大な縦穴の聖地である。この都市はウータパウの宇宙港としての役割を果たしており、この惑星を訪れるわずかな人々を縦穴の下層へと導いていた。

パウ・シティはウータパウの巨大な縦穴の1つの、内壁および空洞部分に築かれた。直径が何キロメートルにもおよび、深さもさらに大きな縦穴は、天然の窪みの間を走る深い渓谷を通じて、隣接する聖地とつながっている。小動物が存在するだけの地表には特にこれといった特徴はなく、ウータパウの生命は地下で繁栄を遂げたのである。

全惑星規模の気候変動があり、パウアンがウータパウの地下でウータイと接触したとき、2つの社会が単一の異種混合文明へと融合した。縦穴の内壁全体に様々な様式の建造物が散発的に築かれ、やがて縦穴のすべてを取り囲む都市へと発展していった。パウ・シティはいくつかのセクターに分けられており、訪問者は離着陸プラットフォームとドックのあるメイン宇宙港のエリアに迎えられていた。また、居住および商業エリアは縦穴全体に広がっており、一方で、工業地帯にいるウータイの労働者たちは、パウアンの管理官たちのために優雅な武器や華美な機械を製造させられていたのだった。

コルサントの戦いの直前に、独立星系連合軍のグリーヴァス将軍はパウ・シティに降り立ち、この聖地を彼の軍隊に使用させるよう要求する。ティオン・メイドンには承諾する以外に選択肢がなかった。しかし幸いなことに、ジェダイ評議会が将軍を倒すべくマスター・オビ=ワン・ケノービを派遣し、ティオンは喜んで彼に便宜を図ることができた。ジェダイも最初は警戒していたが、ティオンは彼に助力を申し出る。パウ・シティは短い間、戦争に巻き込まれたが、ケノービは勝利し、連合軍の脅威はウータパウから一掃されたのだった。しかし、自由は長くは続かなかった。パルパティーンがオーダー66を発令した後、この都市は帝国軍によって占領され、多くのウータパウンが投獄されたのである。

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