KRT 410C
（カム・ネイルのポッドレーサーから転送）
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解説
KRT 410Cは、ナブー侵略の前にカートブ社によって製造されたポッドレーサーである。アナキン・スカイウォーカーが優勝したブーンタ・イヴ・クラシックのレースで、イラン・マックの偽名を使った殺し屋カム・ネイルはこのレーサーを操縦していた。
この球根型のポッドレーサーは、ブーンタ・イヴ・クラシックでスタートラインの4列目に並んでいた。だが、カム・ネイルのレーサーはかつて一世を風靡した旧式モデルである。ポッドレースの世界ではすべて同じだが、技術と様式は瞬く間に変化し、一時は最高だと思われていたものでもやがては埃にまみれ、より新しいモデルに取って代わられてしまうのだ。
ネイルのKRT 410Cは効率と耐久性が優れているものの、最高速度と加速性能には比較的乏しかった。しかし、水陸両棲のネイルは流線構造の美徳を完全に心得ており、極めて空気抵抗が少ない球状のコクピットを採用していた。
