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PLNKシリーズ・パワー・ドロイド

プランク・ドロイドから転送)

Plunk Droid.jpg
PLNK-series power droid
別名または別表記
別名・別表記

plunk droid

製品に関する情報
製造元

インダストリアル・オートマトン社

級種

パワー・ドロイド

技術に関する情報
全長

1.37 m

性別

なし

プレートの色

暗緑色、灰色、茶色、金色

武装

なし

装備
  • 液体ティバナ・タンクおよびポンプ
  • 液体ティバナ・パワー・ジェネレーター
年代および政治に関する情報
時代

帝国の勃興時代

所属
[非表示]

その独特な音声からプランク・ドロイドとも呼ばれるPLNKシリーズ・パワー・ドロイドは、クローン大戦中にインダストリアル・オートマトン社で製造されていた4本足のパワー・ドロイドである。これらはゴンキアン語によく似たドロイドスピークの一種を話し、様々な宇宙船や設備に使用される液体ティバナの貯蔵および再補給装置として機能していた。通常のパワー・ドロイドのようにほぼ無限の能力を組み込まれていたわけではないが、このドロイドのティバナ式駆動装置は共和国グランド・アーミー情報収集基地に、需要を満たすだけの十分なエネルギーを供給することができた。これらのドロイドは共和国宇宙軍ヴェネター級スター・デストロイヤーの艦上で使用され、独立星系連合でもグオリ星系における分離主義勢力の封鎖を通過した輸送船を数える仕事を与えられていた。また、PLNKシリーズ・ユニットは、コルサントローディアマンダロアなどの共和国側の惑星でも使用されていた。

目次

特徴

PLNKシリーズ・パワー・ドロイド

PLNKシリーズ・パワー・ドロイドは液体化したティバナ・ガスの格納および燃料給油用に開発されたドロイドである。さらにこれらは宇宙船や装備品への給油や、宇宙港や軍事基地などでの単純作業を行うためにも作られていた。ティバナ・ガスの格納量を増加させるため、このドロイドはGNKパワー・ドロイドのデザインを拡張した構造をベースにしており、GNKシリーズでは2本だった足が4本に増えている。武器とプログラム上の性別を欠いたPLNKシリーズは、内部ティバナ・タンクとティバナによって作動するパワー・ジェネレーターの重量によって、ゆっくりとしたペースで歩行する。1体のユニットには液体ティバナの格納を行うための内部ポンプが1基備わっており、一方で外部への供給は筐体の外側に接続されるホースとノズルを通じて行われる。燃料ホースはドロイドの左側から背後に接続されたノズルへと延びており、これらの動作は正面に取り付けられたシステム診断用メイン・パネルによって制御することが可能である。また、このドロイドはゴンキアン語によく似たドロイドスピークの一種を話し、よたよたと歩く際に「ポロン」という音を発することから、「プランク・ドロイド」という愛称を得ていた。一方で、このドロイドは銀河標準ベーシックを理解することもできたが、それを話すことはできなかった。

通常のパワー・ドロイドが持つほぼ無尽蔵のエネルギー生成能力こそ有していないが、PLNKシリーズ・モデルにはティバナ起動式ジェネレーターが備わっており、共和国前哨基地のティバナ供給が不足するまでの需要を十分に満たすだけの供給能力を持っていた。単一の情報収集基地であれば3体のPLNKドロイドでパワーを賄うことができ、敵の襲撃があった際には基地を破壊する爆弾の代わりとして使うことも可能である。ただし独立星系連合では、PLNKドロイドには計算ミスを犯す欠陥サーキットが含まれていると考えられていた。他のパワー・ドロイドと同様に、PLNKドロイドは主としてその燃料貯蔵庫が重厚なシールドで覆われており、暗緑色、灰色、茶色、金色などで塗装されたデュラニウム・プレートで可燃性のティバナを厳重に守っていた。さらに貯蔵庫を保護するために、これらのユニットには極めて厳重な保安保全プロトコルが整備されていたが、その行動は厳しく規制されたプログラムおよび人工知能によって制限されていた。そのため、このドロイドは驚かされたり煽られたりした際に、ときおり所有者から逃走することがあった。

歴史

プランク・ドロイドを誘導するキャプテンレックス

プランク・ドロイドはクローン大戦中に独立星系連合で使用され、グオリ星系の封鎖を通過してグオリ造船所へ入る輸送船の数を数えていた。B1バトル・ドロイドが船団に含まれる船の数が多すぎることに気づいたとき、彼らはそれをプランク・ドロイドによる計算間違いだと誤解し、このドロイドは回路に不具合があると訴えたのだった。

また同時期に、このドロイドは共和国グランド・アーミーオープン・サークル艦隊ヴェネター級スター・デストロイヤー<リゾリュート>でも使用されており、BTL-B Yウィング・スターファイターが格納されたハンガー内をよろよろと歩いていた。

さらに、液体ティバナを封入された3体のプランク・ドロイドがリシ・ムーンの共和国グランド・アーミー情報収集基地でも使用されていた。この基地は独立星系連合の侵略に備えてアウター・リムの一部を監視していたのだ。そして、分離主義勢力のドロイド・コマンドーがこの基地を占拠したとき、ここに駐留していたクローン・トルーパーたちは基地を破壊しなければならないと決断し、3体のプランク・ユニットをかき集めた。彼らはドロイドたちをサーマル・デトネーターで爆破するため、これらをワイヤ連結する。しかし、遠隔からの起爆に失敗したため、クローン・トルーパーのヘヴィが自らを犠牲にして手動で起爆装置を作動させたのだった。3体のプランク・ドロイドも基地と共に破壊されたのである。

登場エピソード

外部リンク

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