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ラックスプライト

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Lucksprite
一般的な情報
種別

知的種族

平均身長

およそ 0.66 m

皮膚の色

緑色

体毛の色

なし

目の色

淡黄色

特徴

頭頂部の触手、運勢を操る能力

著名な個体

ティーボのラックスプライト

[非表示]

ラックスプライト運の精)は、森林衛星エンドアに原住する知的種族である。イウォークの信仰によると、この種族はエンドアで暮らすあらゆる生物たちに幸運と不運をもたらしているのだという。事実、ラックスプライトは頭頂部から伸びた器用な触手を使って虹色のエネルギー光線を発し、他者の運勢に何らかの影響を与えることができた。彼らはヒューマノイド型の体型をしていたが、腕が足よりもかなり短く、頭部は体全体からみると大きかった。他の身体的特徴は、尖った大きな耳と垂れ下がった瞼である。また、この生物は幸運をもたらすものと不運をもたらすものの二種類のグループに分けられており、いずれのラックスプライトたちも、この運勢を変える能力を使うことに大きな喜びを感じていたのだった。

ヤヴィンの戦いの3年後、1人のラックスプライトがブライト・ツリー・ビレッジで騒動を巻き起こした。戦士としての訓練の開始を目指すイーウォックのウィケット・ウィストリ・ウォリックが、その適性を見るためのテストの準備に苦戦していたため、ティーボが1人のラックスプライトを彼に与えたのである。だが、それが不運のラックスプライトだったことを彼らは知らなかった。この生物はウィケットのチャンスをことごとく失敗させ、彼を鬱状態に追い込んでしまった。それでもウィケットの友人たちはラックスプライトに、悲しみに暮れる友人を何とかするよう強要する。だが、巨大なクモがウィケットとニーサを襲ったときも、ラックスプライトはウィケットが困難を克服することを全力で妨害したのだった。しかし、最終的にウィケットは自分の落ち込んだ感情をラックスプライトに与えることで、再び自信を取り戻したのである。

目次

生態と外見

頭頂部の触手から運の光線を発射するラックスプライト

ラックスプライトは頭と2本の手、2本の足を持つ知的ヒューマノイドである。身長はおそよ0.66メートルであり、腕は細長く、足よりも長い。それぞれの手には4本の指が生えており、両脚の先端には長細い足が付いていた。これらの四肢はうずくまった丸い胴体から生えていた。

長細い首の上には、身長に比べてかなり大きな、顎がほとんどない頭部が付いていた。厚い唇の付いた口は顔の両端にまで裂けており、内部は赤く、口を開くとピンク色の舌が見える。口の上には大きな横長の鼻があり、鼻孔は絶え間なく開閉していた。さらにその上には黄色の目が2つ付いており、その上には垂れ下がった瞼があった。顔の両側には内部がピンク色をした2本の大きな尖った耳が伸びていた。これらの感覚器官の内側を除き、ラックスプライトの皮膚の色は緑色をしていた。

また、すべてのラックスプライトは頭頂部から触手を1本生やしており、彼らはこれを自由自在に動かすことができた。彼らはこの器官から、各個体の性向に応じた幸運または不運の光線を発射し、相手の様々な行動に影響を与えることができたのだ。このエネルギー光線は、放電音のような音を伴う金色の火花の塊として発現した。

社会と文化

ラックスプライトは幸運と不運の双方を与えることができ、相手に気に入られるまでその本性を隠していた。

ラックスプライトは2つのグループに分けられた。善のラックスプライトと悪のラックスプライトである。それぞれのグループは他の生物に両方の種類の運を授ける持っていたが、ラックストライプたちは各自の性質に応じてどちらか一方を強く好んでいた。つまり、ラックストライプが幸運と不運のいずれを与えるかによって、相手に役立つ存在となるか、あるいか邪魔な存在になるかが決まることになる。場合によっては、ラックストライプは誰かのために進んでひと働きし、相手の要求に沿った幸運をもたらしてしたのだ。彼らはこの仕事に大きな誇りを持っており、相手に常に寄り添い、使命を全うするたびに大いに笑っていたのである。逆に、取り付いた相手が、たとえば悪のラックスプライトが妨害を試みた仕事に成功した場合などに、自身に与えられた幸福や苦難を克服すると、ラックスプライトは失敗を悟り、激しく落胆する。また、彼らは瞬間移動能力と、運勢を操られた相手の怒りを回避するための戦術を持っていた。

ラックスプライトはイウォーキーズ語を学び、話すことができた。また、彼らは大きな口で微笑んだり、眉をひそめたりすることで、様々な感情を表現することができた。森林衛星エンドアイーウォックたちの伝承によると、ラックスプライトはこの衛星で暮らすすべての生物たちの幸運と不運を支配する、強力な存在として見られていたのである。

少なくとも1人のラックスプライトはタイツの上に上着を着ており、それをベルトで縛っていた。さらにこのラックスプライトは頭部触手を尖った帽子で隠しており、目だけを出した大きなローブのような服でその本性を隠していたのだった。

歴史

ウィケットを能力テストに合格させるため、彼にラックストライプを与えようとするティーボ

ヤヴィンの戦いの3年後までに、ラックスプライトはイーウォックの伝説に登場していた。そしてその年、ブライト・ツリー・ビレッジの若きイーウォックたちは、各自が選んだ職業への適性を見極める能力テストを受けることになっていた。戦士になるためのテストに臨む友人、ウィケット・ウィストリ・ウォリックを助けるため、イーウォックのティーボは戦士のテストの当日、彼にラックスプライトを与えたのである。そして練習中、このラックスプライトはウィケットに数々の幸運をもたらした。彼は3本の矢を的に命中させ、さらに的とそれを固定していた木を2つに引き裂いたのである。

だが、ウィケットの能力テストの当日、このラックストライプは本性を現した。イーウォックが木を飛び越えるために棒を使ったとき、棒が折れて、彼は転倒してしまう。そしてウィケットが木から人形を掴むために蔦を握ってジャンプすると、ラックスプライトは人形の近くに棘の生えた動物を置き、イーウォックに人形の代わりにそれを掴ませた。ウィケットは痛みで木から転落し、丸太に乗って坂を転がっていってしまう。彼と丸太はそのままテストを見ていた長老たちのやぐらに激突し、それを破壊したのだった。この失敗によって彼は戦士になる可能性を失うことになり、代わりにチャーパ酋長は、彼にボードック飼育係の見習いになるよう命じたのである。このときラックストライプは、ウィケットの友人のニーサ・ア・ジャリ・キンターカラターラティーボに、自分が不運の精であるという事実を明かしたのだった。そしてボードックに引かれたカートがイーウォックたちの近くを通過すると、彼はそのカートに乗って姿を消したのである。

その後、ティーボはラックストライプを見つけ出し、彼を落胆したウィケットがすねている失望の洞窟へと連れて行った。すると、ラックストライプは再び滑稽な仕草を開始し、洞窟から巨大なクモが姿を現してニーサを襲う。さらに、ラックストライプはニーサに不運の光線を放ち、彼女はクモを捕えようとした投げ縄を落としてしまった。ティーボとラターラが不運の精に襲い掛かるが、彼は瞬間移動で攻撃を逃れる。一方、ニーサは険しい崖に張られたクモの巣に転落したのだった。

ニーサの危機を感じたウィケットは無気力状態を脱し、彼女を巣から救出して肩に抱えた。そして、彼がロープを張って崖へと戻ろうとすると、ラックストライプは再び光線を放ってそれを切断し、ウィケットはロープを掴んだまま宙吊りとなってしまう。だが、ティーボが背後からこっそりとラックストライプに近づき、彼に深々と帽子をかぶせた。ラックストライプは触手から発する運の光線と、今何が起こっているかを見る目を封じられたのである。ラックストライプによる迷惑な妨害がなくなったことで、ウィケットは危機を脱し、巨大な岩でクモの巣を破ることができた。アラクニドは崖下へと消えたのである。

その後、不運の精は失敗に激しく落胆した。彼曰く、これまで自分がもたらした不運を克服したイーウォックは皆無だったのだ。だが、ウィケットはそれをやってのけたのである。他のみんなが失敗したことを成し遂げたウィケットは完全に自信を取り戻し、ラックストライプに自分の代わりとして、ボードック小屋の掃除係見習いの仕事を与えたのだった。

登場エピソード

外部リンク

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