ロザッタ
提供: スター・ウォーズの鉄人！
| ||||||||||||||||||||||||||||||
| ||||||||||||||||||||||||||||||
ロザッタ（親しい間ではロズと呼ばれていた）は、賞金稼ぎジャンゴ・フェットの親友だった女性トイダリアンである。彼女はタトゥイーンでジャンク店を営むワトーの友人でもあった。ロザッタはアウトランド・ステーションと呼ばれる宇宙基地を所有しており、そこでピッチ・ファイティング・ゲームをはじめとする地下社会のイベントを主催していたのだった。
目次 |
経歴
長年にわたってアウトランド・ステーションのオーナーだったロザッタは、賞金稼ぎジャンゴ・フェットの賞金首の捜索を支援し、ときには獲物の居場所を教えることで賞金のわずかな分け前を得ていた。あるとき、ロザッタはマターニの凶悪な犯罪者、ミーコ・ジンティーに掛けられた賞金を得るため、ジャンゴ・フェットをステーションに呼び戻す。ミーコは彼女のステーションに滞在しており、ピット・ファイティング・ゲームで自分の獣を遠隔操作することによって不正を働いていたのである。しかし、ロズがジャンゴをアウトランド・ステーションに呼び戻した理由は、ミーコの存在だけではなかった。ティラナスと名乗る謎の男から、悪名高き賞金稼ぎあてのメッセージが届いていたのである。ティラナスはジャンゴ・フェットにバンド・ゴラの首領コマリ・ヴォサの捜索と捕獲を依頼し、その報酬として500万共和国クレジットを提示してきたのだった。ロザッタはこの生か死かの仕事は危険すぎると説明し、ジャンゴに賞金を諦めるよう説得する。彼女はジャンゴが賞金稼ぎを引退し、素敵な女性と子供を儲けて落ち着いてくれることを願っていたのだ。だがジャンゴはロズの警告に耳を貸そうとしなかった。諦めた彼女は、ジャンゴをコマリ・ヴォサへと導く複数の情報を与えたのだった。
その後、ジャンゴがザム・ウェゼルと名乗る女性パートナーを見つけると、ロザッタの彼への願いが蘇った。ロズはウェゼルを美人だと評するが、後に彼女がジャンゴを裏切り、ガーデュラ・ザ・ハットに引き渡したことを知って失望する。彼女はジャンゴに、ウェゼルと仲良くやるようにと告げるのだった。
最期
ジャンゴとロズには知る由もなかったが、彼と同様にティラナスからの依頼を受けていたモントロスという名の賞金稼ぎがジャンゴの通信を傍受し、彼の賞金に関する情報の出所を探っていた。モントロスはアウトランド・ステーションに侵入し、ロザッタが知るコマリ・ヴォサについてのあらゆる情報を強引に喋らせると、ステーション中にサーマル・デトネーターを仕掛けてその場を去っていった。ジャンゴはモントロスがロズを拷問したことを知り、急いで彼女を助けに向かう。だが、トイダリアンは瀕死の重症を負っており、ジャンゴにヴォサの居場所を伝えることで精一杯だった。彼女はジャンゴをヴォサへと導く記録装置を手渡すと、クレジット以外のものを求めて生きるようにと告げ、静かに息を引き取った。ジャンゴは爆破で燃え盛る彼女の遺体とステーションを後に脱出したのである。
その後
ジャンゴ・フェットは彼女の最後の願いを心に留めていた。その後、彼はコマリ・ヴォサを仕留めることに成功し、ティラナスからのもう1つの依頼、すなわち銀河共和国のクローン軍のテンプレートになる機会を得ることになる。そして彼は最初に作られた純粋なクローン、ボバ・フェットを受け取り、彼を息子として育てたのだった。
