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E-60Rミサイル・ランチャー

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E-60R missile launcher
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E-60Rミサイル・ランチャーは、クローン大戦中に独立星系連合B1バトル・ドロイドが使用していた武器の1つである。

解説

ジオノーシスの戦い銀河共和国クローン軍が使用した武装車両の有効性は、独立星系連合の戦略家たちを一時的な戦意喪失状態に追い込むほど大きなものだった。彼らの大型戦闘車両はリパブリック・ガンシップにとって格好の標的となり、ヘイルファイヤー・ドロイドに至っては、その多くが共和国のウォーカーに接近する間もなく破壊されてしまったのだ。こうした事態に対する暫定的な回答は、打たれ強い兵士に装甲粉砕型兵器を装備させることだった。

コスト重視のテクノ・ユニオンは、安価だが大量生産が可能となる効果的な兵器を考案した。それがバクトイド・アーマー・ワークショップ社製のE-60Rミサイル・ランチャーである。この兵器は貧弱なB1バトル・ドロイドでも十分に運搬できるよう軽量に作られており、様々な弾頭をロケットとして装填することができるのだ。

E-60Rではコスト削減の努力のため、直接照準インタフェースと呼ばれた初期設計が破棄されており、その代わりとして過剰なほどの視覚ファイダー・スコープが取り付けられていた。そのため、バトル・ドロイドは後方から実際にスコープを覗き込むことによって、標的を視覚的に確認しなければならなかった。それでも、この兵器はウォーカーや戦車の捕捉に適応するようになり、やがては上空を飛ぶ油断したガンシップをも撃墜できるようになったのである。その結果、クローン・パイロットたちもE-60Rを装備したバトル・ドロイドの存在を脅威として認識するようになったのだった。

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