ジェダイ・テンプル・ガード
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ジェダイ・テンプル・ガードは、惑星コルサントのジェダイ聖堂を守る任務に専念するジェダイ・オーダーのメンバーたちである。彼らはジェダイ聖堂の保安部隊の一部門であり、保安部隊の長を務めるジェダイ・マスター・シン・ドローリグに報告を行っていた。クローン大戦中、このガードたちは、ジェダイ聖堂ハンガーの爆破の罪に問われたジェダイ・パダワン・アソーカ・タノの裁判に出廷した。4人のジェダイ・テンプル・ガードが彼女のマスターであるアナキン・スカイウォーカーと共に、真犯人のジェダイ・バリス・オフィーをコルサントの共和国軍事基地へ護送してきたのである。オフィーは自らの犯罪行為を自白し、タノの潔白を証明したのだった。
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歴史
ジェダイ・テンプル・ガードは、銀河共和国と独立星系連合とのクローン大戦よりはるか昔に設立された古代の保安グループである。彼らはセンチネルと呼ばれるジェダイの一部門に所属する、オーダーの様々なジェダイ・ナイトたちによって構成されていた。テンプル・ガードはジェダイへの継続的な義務の一環として任命されていたのである。そして、ジェダイ・テンプル・ガードたちは聖堂保安部隊に配属となり、惑星コルサントのジェダイ聖堂を守る任務を与えられたのだった。クローン大戦の間、彼らは聖堂の保安を担当するジェダイ・バトルマスター・シン・ドローリグに報告を行っていた。
ヤヴィンの戦いのおよそ20年前、ジェダイ聖堂ハンガーが爆破され、6人のジェダイと多数のクローン・トルーパー、そして数人の聖堂従業員が犠牲となった。そして犠牲者たちへの追悼式が行われた直後、市民の一団が聖堂の正門前に集まり、ジェダイの戦争への関与に対する抗議活動を行っていた。市民たちが戦争への抗議を続けるなか、聖堂の階段の上にはジェダイ・マスター・シン・ドローリグと共に、2人のジェダイ・テンプル・ガードが立っていたのである。
やがて、トグルータのジェダイ・パダワン・アソーカ・タノが聖堂ハンガーの爆破と、爆破に直接関与したレッタ・ターモンドの殺害容疑で告発された。彼女は自身のマスターであるアナキン・スカイウォーカーと共和国保安部隊によって逮捕されることになる。その後、ジェダイ・テンプル・ガードのメンバーたちがタノを裁きの間へと連行し、そこで彼女はジェダイ最高評議会によってオーダーから追放された。そして、タノは銀河元老院による裁判を受けることになったのである。
だが、スカイウォーカーは事件の真犯人がタノの友人のジェダイ、バリス・オフィーであることを突き止めた。ミリアランのジェダイは聖堂の宿舎でスカイウォーカーと対決し、彼から逃走しようとするが、テンプル・ガードたちによって阻まれた。ガードたちは、オフィーがスカイウォーカーと戦っている間、彼女を包囲し続けたのである。やがて聖堂のジグラットの屋上でオフィーがスカイウォーカーに敗れると、ガードのメンバーたちは彼女をパダワン・タノの裁判が行われていた共和国軍事基地へ護送した。そこでオフィーは聖堂の爆破とターモンドの殺害について自供したのである。
装備
ジェダイ・テンプル・ガードは儀礼的な茶色のローブを着用し、マスクで素性を隠していた。彼らは極めて重要な任務に従事していたため、表情を隠すことで感情を切り離し、公平性を明示する必要があったのだ。また、テンプル・ガードたちは大型のライトセイバー・パイクを所持していた。これらはジェダイの中でも珍しい、黄色い光刃を生み出すダブル=ブレードの武器だった。