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ヴェネター級スター・デストロイヤー

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Republic Attack Cruiser.jpg
Venator-class Star Destroyer
別名または別表記
別名
  • Venator-class Destroyer
  • Republic attack cruiser
  • Imperial attack cruiser
製造に関する情報
製造元

クワット・ドライブ・ヤード社

製品

スター・デストロイヤー

型式

ヴェネター級スター・デストロイヤー

級種
技術設計に関する情報
全長

1,137 m

全幅

548 m

全高

268 m

最大加速度

3,000 G

最高速度(大気中)

975 km/h

エンジン
  • プライマリー・ドライブ・エンジン(船尾4基、左舷2基、右舷2基)
  • セカンダリー・ドライブ・エンジン(船尾2基、左舷1基、右舷1基)
  • ターシャリー・ドライブ・エンジン(船尾2基、左舷1基、右舷1基)
ハイパードライブ能率
  • クラス1.0
  • 予備:クラス15
ハイパードライブ有効距離

60,000光年(実効値)

パワー出力

3.6×1024 W

動力機関

超物質消滅反応炉

航法システム

航法コンピューター装備

武装
補助装備
操縦要員

7,400名

乗客定員

兵員 2,000名

積載重量

20,000 t

航続期間

2年間

使用に関する情報
役割
竣航

20 BBY

年代
所属
[非表示]

ヴェネター級スター・デストロイヤーは、クローン大戦末期に銀河共和国で広範囲に使用されていた大型艦船の1つであり、ヴェネター級デストロイヤーリパブリック・アタック・クルーザーとも呼ばれていた。また、後には銀河帝国でも使用されたため、インペリアル・アタック・クルーザーと呼ばれることもあった。この船はクワット・ドライブ・ヤード社によって設計、製造された宇宙船である。

目次

特徴

クローン大戦の最中、共和国艦隊で中心的役割を果たしたリパブリック・アタック・クルーザー、すなわちヴェネター級スター・デストロイヤーは、技術者ライラ・ブリセックスの指揮する開発シンクタンクで設計された、いくつかのくさび形艦船の1つである。この艦の主な用途は、貨物や兵員の輸送、あるいはその他の補給ではなく、戦艦対戦艦の戦いに絞られていた。全長1キロメートルを超すヴェネター級は、分離主義勢力の艦隊と十分に戦えるだけの大きさと力を持っており、さらに極めて高速な船だった。この船は巨大な反応炉からエネルギー供給を受ける亜光速エンジンによって相当なスピードを出すことができ、ブロッケード・ランナーやさらに小型の戦闘艇を追跡することもできたのである。

共和国のヴェネター級スター・デストロイヤー

ヴェネター級の船体は強力な外装甲とシールドによって守られており、隆起した2本の司令塔からは、クローン・トルーパーの乗員や他の共和国グランド・アーミー将校たちが船のあらゆる行動が監視されていた。また、表面には8基のヘヴィ・ターボレーザー、2基のミディアム・デュアル・ターボレーザー・キャノン、52基の重点防衛用レーザー・キャノン、4門のプロトン魚雷発射管、そして6基のトラクター・ビーム発射装置が点在していた。さらに、独創的な発想を得意とする艦長の中には、その想像を絶する火力を補うために、腹部のドッキング・ベイに収容したSPHA-Tウォーカーを使って外への砲撃を行い、余分なエネルギーを節約する者もいた。

この多用途型スター・デストロイヤー惑星への着陸も可能な設計になっていたが、実際には宇宙で率先して戦闘を行う船として利用されることが多かった。なぜなら、この艦の背面前方の半分を占める広大な格納庫には、地上用車両よりも戦闘機の方が圧倒的に多く収容されていたからである。標準的な艦載機は、192機のV-19トラント・スターファイター、またはVウィング・ファイター、192機のジェダイ・スターファイター、36機のARC-170スターファイター、そして20機のLAAT/iガンシップであり、これらは巨大なハンガー・ドアを開くことで、直接離着陸できるようになっていた。また、この船は腹部にも小さなドッキング・ベイが設置されていた。

歴史

1,000年におよぶ平和と慢心の時代が過ぎ去り、分離主義の脅威がクローン大戦へと発展したとき、銀河共和国は自身を急速に恐るべき軍事国家へと変えていった。事実、開戦当時の数年間になされた変化は驚愕に値する。共和国は保安の名のもとに膨大な資源を集中させ、鋭い刃先の形をした莫大な数の戦艦からなる艦隊を作り上げたのだ。

クローン大戦の間、クワット・ドライブ・ヤード社は共和国に軍事用戦艦を納入する企業として急成長を遂げ、確固たる地位を築き上げた。密かに設立した開発子会社のロザナ・ヘヴィ・エンジニアリング社が、共和国グランド・アーミーで使用される兵器の第1世代を作り上げたのだ。ジオノーシスの戦いで共和国の大規模な軍隊の存在が明らかになると、クワッティの上層部はロザナ社の名を素早く隠蔽し、その投機事業全体を親会社であるKDY社のリーダーシップによる先見の明および創意工夫の結果であると公表した。メディアはこの戦いにおける共和国の勝利をKDY社の艦船の力によるものだとして集中的に報じ、この一大キャンペーンによって同社の名声は銀河系全域に知れわたったのだった。

これらのアタック・クルーザーは分離主義勢力によるコルサントへの大胆な奇襲の最中にも、首都の防衛および前衛での積極的な攻撃の双方で、共和国グランド・アーミーの主戦力として活躍した。都市惑星の大気圏上空に多くのデストロイヤーが集結し、敵戦艦への至近距離からの直接攻撃を行ったのである。一方で、これらの戦艦は辺境での任務の際にもジェダイ将軍の司令船として活躍しており、キャッシークでのヨーダの任務や、オビ=ワン・ケノービによるウータパウへのグリーヴァス将軍追跡任務でも使用されている。

帝国軍のヴェネター級スター・デストロイヤー

このように、ヴェネター級スター・デストロイヤーは開発者たちに大きな自尊心をもたらしたが、その一方で厳しい監督者だったブリセックスは満足していなかった。彼女の心の中には、さらに大きな計画があったのだ。彼女は過去の成功を足がかりとして利用し、かねてから夢見ていた究極の戦艦、インペレーター級スター・デストロイヤーへの青信号を手にしていた。クローン大戦の終結直後には、新秩序の上層部のみがアクセスできる機密扱いの帝国軍の造船所で、この戦艦の試作モデルが既に機能していたのである。

その後、ブリセックスはパルパティーンによって任命された最初の宙域総督の1人、デン・ウェセックスと結婚した。彼女は新しく手に入れた政治的な力を駆使して、スター・デストロイヤー・プログラムをより強固に推進したのである。これらの初期設計から誕生した最終型のインペリアル級スター・デストロイヤーは、やがてこの銀河系に保たれていた秩序を永久に変えてしまうことになる。

登場エピソード

外部リンク

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