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インペリアルI級スター・デストロイヤー

2013年8月5日 (月) 06:22時点におけるJojo (トーク | 投稿記録)による版

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Imperator I-class Star Destroyer.jpg
Imperial I-class Star Destroyer
別名または別表記
別名
  • Imperial I-class Destroyer
  • Imperator-class Star Destroyer
製造に関する情報
製造元

クワット・ドライブ・ヤード社

製品

スター・デストロイヤー

型式
  • インペレーター級スター・デストロイヤー(初期)
  • インペリアルI級スター・デストロイヤー
級種
価格

3,880,000,000帝国クレジット

技術設計に関する情報
全長

1,600 m

最大加速度

2,300 G以上

MGLT

60 MGLT

エンジン
ハイパードライブ能率
  • クラス2.0
  • 予備:クラス8.0
動力機関

SFS社I-a2bソーラー・イオン化リアクター

シールド

KDY社製ISD-72xシールド発生ドーム 2基

照準システム

レグランジ社製照準コンピューター

武装
補助装備
操縦要員
  • 将校 9,235名
  • 歩兵 9,700名
  • 下士官 27,850名
積載重量

36,000 t

航続期間

6年間

通信装備

ホロネット・トランシーバー

使用に関する情報
役割
竣航

~19 BBY

年代
所属
[非表示]

当初、インペレーター級スター・デストロイヤーと呼ばれていたインペリアルI級スター・デストロイヤー、またはインペリアルI級デストロイヤーは、ライラ・ウェセックスによって設計され、クワット・ドライブ・ヤード社によって建造された戦艦の象徴的存在である。インペリアル級スター・デストロイヤーはストームトルーパーと共に、銀河帝国の時代を通して帝国軍の力を銀河系全域に見せ付けたのだった。

クローン大戦末期に共和国宇宙軍で使用されていたインペレーター級は、当時の共和国宇宙軍で最大級の戦艦であり、テクター級と共に少数の機動艦隊を構成していた。後にこの艦は帝国宇宙軍の主力艦となり、帝国の後継政府においても少数ながら使用され続けることになる。

歴史

<エグゼキューター>を護衛するインペリアルI級スター・デストロイヤー

ヴィクトリー級スター・デストロイヤーの設計者であるワレックス・ブリセックスの娘、ライラ・ウェセックスによってインペリアル級スター・デストロイヤーの建造計画が提出されたとき、帝国軍指導部帝国軍監視委員会元老院予算委員会の間で壮絶な論議が展開された。一般に、戦艦の建造は複雑であるため長い時間が必要とされる。特に、大型艦船の場合は建造に入る準備段階でも、資金調達、基本設計、工場施設の設置、人員の訓練、物資の徴用などに多くの年月がかかり、莫大な資金と人員が要求されることもあって、すぐには実際の建造に取り掛かれないのだ。

予算がかかりすぎる、このような戦艦は必要ない、という意見があるなか、大勢を占めていたのはインペリアル級スター・デストロイヤーの建造が技術的に不可能ではないかという意見だった。しかし、パルパティーン皇帝帝国宇宙軍はこの戦艦を熱望しており、賄賂や政治的圧力を駆使してついに建造に踏み切ったのである。数年後、最初のインペレーター級スター・デストロイヤーが5千万クレジットほどの予算超過で完成したとき、帝国宇宙軍は自分たちの信念が正しかったことを証明したのだった。

インペリアルI級スター・デストロイヤーは、小数の敵艦隊と戦い、文明の進んだ惑星を滅ぼすのに十分な破壊力を有している。この戦艦は1隻で、軌道降下用の攻撃艇と熱解除シールドを完全装備したストームトルーパーの1個師団、地上戦用の20機のAT-ATと30機のAT-ST、さらには戦闘支援および偵察用のTIEファイター6個中隊を輸送することができる。

全惑星の年間総生産高が、1隻のインペリアルI級スター・デストロイヤーの価格に劣るような星系もあれば、この戦艦が1回のハイパースペース・ジャンプで費やすのと同じだけのエネルギーを、その歴史全体においてでさえ使うことのない民族も存在する。

銀河系は極めて広大であり、帝国軍の訪問を受けていない場所も数多く残されていた。銀河全体を完全に統率させることは不可能だが、迅速かつ冷酷な破壊の恐怖を浸透させることは可能であり、インペリアルI級スター・デストロイヤーはまさに新秩序を施行させるための最大の武器となったのだ。事実、インペリアルI級スター・デストロイヤーとその援護艦隊を星系に展開させれば、帝国軍は無敵の軍隊と化すのである。

通常、帝国艦隊コア・ワールドに集結しており、帝国に属する全星系の全惑星に守備隊を配置することは不可能だった。しかし、皇帝はスター・デストロイヤーを1隻差し向けることによって、望むならどこででも速やかにその力を誇示することが可能だった。

帝国宇宙軍はインペリアルI級スター・デストロイヤーを他の補助艦船や小型艦船と組み合わせて艦隊を構成させており、それぞれが独立した軍事行動を展開していた。インペリアルI級スター・デストロイヤーは3隻で機動艦隊、6隻でセクター艦隊、24隻で宙界艦隊を構成するが、同一星系内に複数の艦隊が配備されることは式典などの例外を除けば極めて希なことだった。たとえ1隻であっても、スター・デストロイヤーに挑もうとする者はいないのだ。

インペリアルI級スター・デストロイヤーは惑星防衛、惑星攻撃、艦隊攻撃など、多くの任務を与えられていた。同時に、宇宙ステーション、宇宙船修理ドック、小型艇専用重貨物船としても機能し、もはや単なる大型兵器プラットフォーム以上の存在になっていたのである。大気圏内への突入こそできないものの、攻撃艇、ラムダ級シャトル、戦車、上陸艇、降下船、地上戦用ウォーカー、素早く展開できる組み立て式駐屯基地などを格納しているため、惑星の攻略には常に万全の体制が整っていた。

もちろん、最も重要な任務は艦隊戦だが、それぞれに60基ずつ装備されているターボレーザー砲塔とイオン・キャノンの破壊力は絶大であり、まさに無敵の大型戦艦としての地位は不動のものだった。しかし、唯一ともいえる弱点はこれらの兵器が至近距離をカバーしていないことである。大型艦船との戦闘には何も問題はないが、機動性に優れた小型戦闘機の接近攻撃をかわすことは難しい。

この戦艦の登場後も改良型スター・デストロイヤーが製造され、シールドと火力を増加させたインペリアルII級と呼ばれる上位機種も登場している。

登場エピソード

外部リンク

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