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コバーン

提供: スター・ウォーズの鉄人!

Coburn.jpg
Coburn
身体に関する情報
種族

人間

性別

男性

身長

1.81 m

髪の色

灰色

目の色

明緑色

皮膚の色

肌色

年代および政治に関する情報
時代

帝国の勃興時代

所属
[非表示]

コバーン提督は、クローン大戦中にジェダイ将軍プロ・クーンに仕えた共和国宇宙軍の威厳ある艦隊司令官である。高度な訓練を積んだ妥協知らずの指揮官であるコバーンは、その無口な性格から常に明白な指示しか口にせず、ヴェネター級スター・デストロイヤーの艦上から的確に指揮を執っていた。彼はクーンや第104バタリオンクローン・コマンダーウルフと密接に協力し合い、独立星系連合に対する銀河共和国の戦争努力の中で数々の極めて危険な任務に従事したのだった。戦争の開始からおよそ1年後、コバーンはシタデルとして知られる悪名高き刑務所から共和国の人質の一団とその解放に向かったジェダイたちを救出するため、4隻のクルーザーを率いて分離主義勢力の牙城ローラ・セイユーへと向かった。コバーンはローラ・セイユーにおける敵の封鎖を前に共和国艦隊を指揮し、その間にマスター・クーン、アディ・ガリアセイシー・ティンキット・フィストーが地表から生存者たちを救出したのである。コバーンと彼の機動部隊は犠牲者を最小限に抑えて帰還することができたのだった。

また、コバーンはカダーヴォでももう1つの成功を収めた。彼は、分離主義勢力を後ろ盾とするザイゲリアン奴隷帝国によって捕えられ、奴隷とされた大勢のトグルータの入植者たちの救出に向かうアークワイテンズ級ライト・クルーザーを指揮したのである。この作戦の中で、コバーンはライト・クルーザーを奴隷矯正施設に危険なほど接近させ、トグルータたちを監房から救出し、その結果、任務を成功させたのだった。

目次

経歴

ローラ・セイユーからの救出

コバーンは銀河共和国の晩年に共和国宇宙軍でのキャリアを開始した。そしてクローン大戦の勃発までに、彼は艦隊司令官として尊敬を集め、共和国宇宙軍における提督を地位を手に入れたのである。彼は自らのヴェネター級スター・デストロイヤーの指揮権を与えられ、その艦橋から数多くの戦場で共和国艦隊を指揮してきたのだった。こうした独立星系連合との戦いの中で、コバーンは様々な戦闘で先陣を切った熟練のジェダイ将軍マスタープロ・クーンの配下に配属されることになった。また、コバーンはクーンのクローン・トルーパー部隊である第104バタリオンの指揮官、クローン・コマンダーウルフとも密接に協力し合っていた。ヤヴィンの戦いの22年前、すなわち戦争の最初の年、クーンの旗艦であるヴェネター級スター・デストロイヤー<トライアムファント>が連合のグリーヴァス将軍の旗艦<マレヴォランス>によって破壊された。クーン、ウルフ、そしてウルフパックのトルーパー分隊はこの攻撃を生き延びたが、コバーンは<トライアムファント>の喪失を決して忘れなかったのである。

ローラ・セイユースター・デストロイヤーから共和国救出艦隊の指揮を執るコバーン提督

ヤヴィンの戦いのおよそ21年前、依然として戦争が続くなか、プロ・クーンとコバーンは、敵の領域の奥深くに位置するローラ・セイユーへ向かう機動部隊の指揮を執ることになった。そこにはシタデルと呼ばれる分離主義勢力の刑務所があり、ジェダイクローンからなるエリート・チームが、ジェダイ・マスター・イーヴン・ピールを救出するためジェダイ最高評議会によって派遣されていたのである。ピールは戦略的に重要なハイパーレーンネクサス・ルートの座標を持っており、それを狙う分離主義勢力によってスター・デストロイヤーの乗員らと共にシタデルに投獄されていたのだった。共和国の奇襲部隊はピールと他の人質たちをシタデルから救出することに成功したが、作戦の最中にシャトルを破壊され、惑星の地表からの回収を必要としていたのである。クーンと仲間のジェダイ・マスター・アディ・ガリアセイシー・ティンキット・フィストーが、コバーン率いる4隻のヴェネター級スター・デストロイヤーと共にローラ・セイユーに派遣され、彼らの救出を行うことになった。コバーンは艦隊を指揮して分離主義勢力の惑星封鎖に挑み、一方でガリア、ティン、フィストーが各宇宙戦闘機中隊の指揮官を務めることになる。そして敵の封鎖が崩れたとき、クーンとコマンダーウルフスペース・ガンシップで惑星の地表へ向かい、ピールと救出チームを引き上げるのだ。

ハイパースペースからローラ・セイユー星系に出た共和国艦隊は、ルクレハルク級バトルシップレキュザント級ライト・デストロイヤー、そして4隻のミューニフィセント級スター・フリゲートからなる分離主義勢力の封鎖に対し、総攻撃を開始した。ティン、ガリア、フィストーは、それぞれのARC-170スターファイター中隊を率いて敵艦隊のドロイド・スターファイターと交戦し、その間にコバーンは封鎖に対して自艦隊のヘヴィ・ターボレーザーを浴びせていた。やがて、クーンと彼のガンシップが他のジェダイたちの援護によって封鎖の突破に成功すると、クーンはコバーンにすべての戦闘機を呼び戻し、ハイパースペース・ジャンプに備えるよう即座に指示したのだった。コバーンは了解し、共和国艦隊はクーンとその部下たちが奇襲チームを乗せて彼のスター・デストロイヤーに帰還するまでに準備を整えた。そして、機動部隊が銀河首都コルサントへ戻ると、ジェダイ最高評議会ネクサス・ルートの情報をどのように扱うべきか議論を開始する。ピールは安全のために情報を共和国宇宙軍ウィルハフ・ターキン大佐と半分ずつ共有しており、ピール自身は脱出の際にローラ・セイユーで死亡したが、そのときに自分の持つ情報をジェダイパダワンアソーカ・タノに託していたのである。

カダーヴォでの戦い

ライト・クルーザートグルータの入植者たちを救出に向かうコバーンとウルフ

その後、独立星系連合ザイゲリアン奴隷帝国によって誘拐され、奴隷とされたトグルータの入植者たちを救出する作戦が展開され、コバーンと彼のヴェネター級スター・デストロイヤーは、ジェダイ将軍プロ・クーンアナキン・スカイウォーカー、そしてスカイウォーカーのパダワンアソーカ・タノが率いる部隊に加わり、惑星カダーヴォ奴隷矯正施設へと向かった。カダーヴォ星系ハイパースペースを離脱すると、クーンはクローン・Z-95スターファイターLAAT/iガンシップを伴って提督の船から出撃する。その間にコバーンは、コマンダーウルフと共にアークワイテンズ級ライト・クルーザーに乗り換えると、旗艦をカダーヴォの軌道上に残して地表へと接近した。ライト・クルーザーで惑星大気圏の上層部に待機しつつ、彼はクーンとウルフパックパイロットたちがターボレーザー・タレットとHH-87スターホッパーからなるザイゲリアンの防衛網を破るまで待っていたのだった。やがて、スカイウォーカーがクーンとコバーンに、当初の計画通り奴隷たちを脱出させるため、施設の離着陸パッドにクルーザーを着艦できると合図を送ってきた。しかし、タノは戦略を考え直す必要があると報告する。トグルータたちは監房内に閉じ込められており、離着床プラットフォームまでたどり着くことができなかったのだ。

タノは素早く頭を巡らせ、新しい作戦を編み出した。監房コンテナが溶岩の火口の上に吊り下げられていたため、コバーンのライト・クルーザーをその直下に移動させ、トグルータたちをクルーザーの船体の上に脱出させようというのだ。タノの作戦を実行したコバーンは、ウルフ、シンカーコメット、他2人のクローン・トルーパーに甲板へ出るよう命じ、ジェットパックアセンション・ガンを装着したDC-15Aブラスター・ライフルでトグルータたちを支援させた。そして、コバーンとクローンの乗員たちはクルーザーを施設の下に移動させ、危険な距離まで接近するよう最善を尽くしたのである。位置に付くと、ウルフが部下たちを最上部へ連れて行き、監房の天蓋にアセンション・ケーブルを発射した。そのため、トグルータたちは安全にケーブルを伝ってクルーザーの船体にたどり着くことができた。そしてタノとクローンたちが入植者を船内に誘導し、全員が監房から救出されたのである。その後、コバーンがクルーザーを施設から遠ざけると、クーンがガンシップで奴隷矯正ステーションを砲撃し、支えを失った施設全体を溶岩の火口の中へ落下させた。こうして共和国による入植者たちの救出が成功した後、コバーン、ウルフ、タノはトグルータたちを提督のスター・デストロイヤーへと運び、そこで彼らに治療を施したのだった。

人物と特徴

尊敬される艦隊司令官、コバーン提督

コバーンは身長1.81メートルの、緑色の目と灰色の髪をした人間男性である。指揮官として訓練を積んだコバーンは、その厳格な表情と鋼のように鋭い眼差しで明確な指示を下していた。彼は言葉を正確に選び、必要以上のことを決して口にしなかったのだ。彼の命令は常に明白かつ的確であり、部下たちは容易にそれに従うことができた。彼は旗艦上で規律を維持し、共和国宇宙軍の提督として尊敬を得ていたのである。また、コバーンはジェダイ将軍プロ・クーンの配下に配属され、クーンと彼のクローン・コマンダーウルフと密接に協力し合っていた。彼はウルフと共に、戦場で任務が最も効率的に遂行されるよう努めていたのである。また、コバーンは<マレヴォランス>によって破壊されたクーンの<トライアムファント>のことを決して忘れなかった。彼はジェダイの指揮のもと、ローラ・セイユーカダーヴォでの作戦のような極めて危険な任務に従事していたときでも、確固たる忠誠を維持していた。カダーヴォの戦いの間には、トグルータの奴隷たちを監房から救出するために必要に迫られ、彼は躊躇することなくアークワイテンズ級ライト・クルーザー奴隷矯正施設に肉薄させたのだった。この任務のとき、彼は共和国艦隊の将校の制服を着ていた。また、彼は途切れ途切れのアクセントで銀河標準ベーシックを話していた。

登場エピソード

外部リンク

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