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コンコード・ドーン

提供: スター・ウォーズの鉄人!

ConcordDawn.jpg
Concord Dawn
位置に関する情報
宙域

アウター・リム・テリトリー

セクター

マンダロア・セクター

星系

コンコード・ドーン星系

グリッド座標

O-7

物理的情報
主な地形
  • ジャングル
  • 森林
  • 砂漠
  • 平原
重要なポイント

フェット家の住居

入植種族
公用語

コンコーディアン語

所属

マンダロリアン・クルセーダーズ

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コンコード・ドーンは、アウター・リム・テリトリーマンダロア・セクターに位置する農耕開拓惑星である。この惑星マンダロリアンと深く関わっていた。コンコード・ドーンの住人の多くはマンダロリアンと価値観を共有しており、彼らの遺伝的特徴もマンダロリアンの人々全体に浸透していたのだ。またコンコード・ドーンは、ヤヴィンの戦いの58年前、トア・ヴィズラ率いるデス・ウォッチがこの惑星の住人だったマンダロアジャスター・メリール真マンダロリアンを駆逐したとき、マンダロリアン内乱が勃発した場所でもある。だがメリールは脱出し、デス・ウォッチによって孤児となった少年ジャンゴ・フェットの助けを得てヴィズラに対する形勢を逆転させることができた。その後、ジャンゴの息子ボバ・フェットがコンコード・ドーンに移住したが、彼は上官を殺害した罪によって追放となったのだった。

コンコード・ドーンの法はジャーニーマン・プロテクターによって維持され、処刑と処罰が厳格に執り行われていた。ジャーニーマン・プロテクターには、メリール、ジャンゴ・フェットの父、ボバ・フェット、そして共和国グランド・アーミーカイヴァル・ダー・トレーナーの1人だったコート・デイヴィンらが名を連ねている。その他の法務官には、銀河帝国中尉となったシェッキルや、デヴァロニアンの上級執政官などがおり、後者はヤヴィンの戦いの24年後、その地位を利用して人間の囚人たちを反人間主義の多種族同盟の手によって処刑させていた。また、グランド・アーミーの兵士たちはコンコード・ドーンのプロテクターの伝統から多分に影響を受けており、クローン大戦の終結時に退役したサージェントフォックスは、プロテクターとなったのだった。

目次

解説

アウター・リム惑星コンコード・ドーンは、アウター・リムとミッド・リムの境界付近に位置するマンダロア・セクターの惑星である。このセクターの他の惑星と同様に、コンコード・ドーンは未開の地であり、その地表はジャングル、森林、砂漠、平原に覆われていた。この惑星は主として発展途上の農耕地であり、農夫たちは平地を耕していたが、その効果は乏しいものでしかなかった。コンコード・ドーンにおけるフェット一族家屋周辺の領域や、その近隣の村も荒れ果てて閑散としていたが、それでも穀物を育てることは可能だった。

歴史

マンダロリアン抗争

コンコード・ドーンでジャンゴ・フェットを救うジャスター・メリール

コンコード・ドーンは、マンダロリアン内乱の数千年前に行われた聖戦の中で、マンダロリアンたちによって征服された。マンダロアに就任する前のジャスター・メリールはコンコード・ドーンの住人であり、この惑星ジャーニーマン・プロテクターだった。道徳的規範に厳格なメリールは腐敗した上官を殺害し、その結果、故郷から追放されたのである。やがてメリールはマンロリアンのリーダーに上り詰めたが、コンコード・ドーンにおける彼の地位はフェットという名の男によって奪われていたのだった。

ヤヴィンの戦いの半世紀以上前、トア・ヴィズラ率いるマンダロリアンの分派グループ、デス・ウォッチがメリールの真マンダロリアンに奇襲攻撃を行ったことから、マンダロリアン内乱が勃発した。そしてヤヴィンの戦いの58年前、ついにコンコード・ドーンも戦いに巻き込まれたのである。デス・ウォッチはメリールの部下たちに勝利し、真マンダロリアンはヴィズラによる掃討から四散して隠れることを余儀なくされた。メリールは安全なフェットの農場に逃げ込み、フェットはマンダロアとその部下たちを匿ったのである。ヴィズラとデス・ウォッチは彼らを執拗に追跡し、フェットの息子ジャンゴを人質にとると、メリールの情報を求めてフェットを拷問した。だが、フェットの妻の機転によってジャンゴは逃走することに成功し、メリールのもとへ駆けつける。だが、フェット夫妻はヴィズラの部下によって殺害され、娘のアーラを人質とすると、メリールを殺すために農場を焼き払ったのだった。ジャンゴは真マンダロリアンに協力してメリールを罠から救い出する。そしてメリールはジャンゴを従えてヴィズラの後を追ったのだった。フェットの農場を離れた後、ヴィズラは隣の村へ移動し、衛星ムーナス・マンデルへ向かうまでの2日間にわたって略奪を繰り広げる。メリールと部下たちはそこでデス・ウォッチを奇襲し、多くのメンバーを倒したが、ヴィズラには逃げられてしまった。そして町の安全を確保した後、真マンダロリアンはコンコード・ドーンを去ったのである。

その後の出来事

ヤヴィンの戦いの32年前、シス卿ドゥークー伯爵ジャンゴ・フェットの過去に関する情報を求めてコンコード・ドーンを訪れた。伯爵は、ジャンゴがカミーノで製造される共和国グランド・アーミーのプライム・クローンとして相応しい男であるかを確認しようとしていたのである。最終的にフェットはこの役目に選ばれ、軍隊の訓練を担当するグループの一員としてコンコード・ドーン出身の前ジャーニーマン・プロテクターコート・デイヴィンを指名した。そして、デイヴィンはクローン・コマンダーCC-1138、通称バカラを訓練し、彼にプロテクターの伝統とマンドア語におけるコンコード・ドーン特有の方言を教え込んだのだった。プロテクターとコンコード・ドーンに関する知識を教え込まれたもう1人の兵士、CT-0000/1010、通称フォックスは、クローン大戦の終結後にプロテクターになることを目指したほどである。また、グランド・アーミーのもう1人のトレーナー、カル・スキラータは、戦争後にフェットの血縁者を探すためコンコード・ドーンへと旅立ったのだった。

ヤヴィンの戦いの16年前、ジャンゴの息子ボバ・フェットシンタス・ヴェルと結婚し、ジャスター・メリールの偽名でコンコード・ドーンに移住した。彼はそこでジャーニーマン・プロテクターの地位を手に入れ、一人娘のエイリンを育てたのである。だが、ジャーニーマン・プロテクターの上官レノヴァーがシンタスを暴行したため、これを職務への裏切りと捉えたフェットは彼を殺害したのだった。フェットは投獄され、裁判のために著名な弁護士、アイヴィング・クリールを付けられた。だがフェットは殺人を後悔しておらず、その結果、コンコード・ドーンから追放されたのである。

そしてヤヴィンの戦いの24年後、コンコード・ドーンにおけるデヴァロニアンの上級執政官が反人間主義を掲げる多種族同盟運動への支持を表明した。彼は多数の人間の囚人たちをライロスの同盟本部へと移送し、そこで彼らを虐殺したのである。

住人

コンコード・ドーンの農夫の住居

コンコード・ドーンの人々はマンダロリアンと密接な関わりを持っていた。マンダロリアンのゲノムは大きな割合でコンコード・ドーンの人々の遺伝子的特徴と一致していたのだ。だが、コンコード・ドーンの原住民がマンダロアに移住したことはなく、その代わりに、コンコード・ドーンの人々はマンダロリアンの文化に魅了され、強い自我や肉体の鍛錬への没頭など、彼らの価値観を共有していたのである。強い忠誠心を作り出す要素もコンコード・ドーンのゲノムの典型的な特徴であり、カミーノアンのクローン職人たちもジャンゴ・フェットクローンが持つこの性質を強めることで、自分たちに都合がよいように利用したのだった。また、コンコード・ドーンではマンドア語が使用されていたが、それには特殊な方言が存在し、たとえば「兄弟」を意味する「ヴォッド」の代わりに「タット」が使用されていた。同様に惑星の北半球では独自の訛りを持つベーシックも使用されていた。

コンコード・ドーンの秩序と平和はジャーニーマン・プロテクターたちによって維持されていた。弁護人には抗弁の機会が与えられ、追放また処刑の判決が下される前にクライアントに知恵を与えることができた。法は極めて厳格であり、たとえばサバックで不正を行っただけでも死刑となる。コンコード・ドーンではこれらの法が強く施行されていたのだ。

コンコード・ドーン出身の著名な人物は、マンダロリアンのマンダロアだったジャスター・メリール、同じくマンダロアにして共和国グランド・アーミーのプライム・クローンだったジャンゴ・フェット、かつてこの惑星の准尉だった帝国軍シェッキル中尉などである。また、コンコード・ドーンのすべての住人は生まれたときにこの惑星特有のカレイタス病に対する予防接種を受けていた。

外部リンク

Presented by じょじょ♪  mail:webmaster@starwars.jp  web: http://www.starwars.jp/  twitter: @moff_jojo

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