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テラ・シヌーベ

2013年8月20日 (火) 17:31時点におけるJojo (トーク | 投稿記録)による版

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Tera Sinube.jpg
Tera Sinube
人物に関する情報
出身地

コジア

身体に関する情報
種族

コジアン

性別

男性

身長

1.83 m

髪の色

白色

目の色

黄茶色

皮膚の色

緑色の斑模様

年代および政治に関する情報
時代

帝国の勃興時代

所属
[非表示]

テラ・シヌーベは、クローン大戦中に銀河共和国に仕えていたコジアンジェダイ・マスターである。シヌーベはコルサント暗黒街の動向に関する深い知識を有しており、その分野の専門家として知られていた。ヤヴィンの戦いのおよそ22年前、マスター・シヌーベは何者かにライトセイバーを盗まれたジェダイパダワンアソーカ・タノから助けを求められる。彼らは武器の捜索の最初の段階で盗人バンナムを割り出したが、ライトセイバーは既にトランドーシャンの犯罪者ナック・ムーヴァーズに売却されていた。そして2人のジェダイはムーヴァーズを追うが、彼は自分のアパートで殺されており、シヌーベとタノはその現場で疑わしい2人の女、キャシー・クライアーアイオニ・マーシーを発見したのだった。

シヌーベはマーシーの尋問を開始し、タノはライトセイバーを持って逃走したクライアーを追った。コジアンのジェダイはマーシーをクライアーの共犯者だと断定し、逮捕を告げるが、彼女にも逃げられてしまう。その後シヌーベはタノと合流し、2人の女の追跡を続けたのだった。やがて彼らは列車のプラットフォームで犯人たちを発見する。マーシーは近くにいたポリス・ドロイドによって逮捕されるが、クライアーは逃走し、列車内でタノに追い詰められた。彼女は2人のトゥイレックを人質にとって列車から出ようとするが、ちょうどそのとき背後からシヌーベに奇襲される。彼は素早く自分のライトセイバーでクライアーの武器を取り上げ、盗まれたライトセイバーを正当な所有者であるアソーカ・タノに返したのだった。

目次

経歴

ジェダイ・マスター

テラ・シヌーベは、クローン大戦として知られる銀河共和国独立星系連合との抗争の時代に活躍したコジアンジェダイ・マスターである。多くのジェダイ共和国グランド・アーミークローン・トルーパーを率いて戦争に参加するなか、マスター・シヌーベは戦闘に加わることを控えていた。彼は戦場で活躍する代わりにコルサントに留まり、自分の専門分野である銀河首都コルサントの複雑な犯罪社会の動向調査に集中していたのである。戦争の間、シヌーベはこの惑星に潜む多くの犯罪者の経歴情報を含めた詳細なデータベースにアクセスしていたのだった。

ヤヴィンの戦いのおよそ22年前、ドロイド軍最高司令官グリーヴァス将軍ザブラクジェダイ・マスターイース・コス捕らえたことをジェダイに通告してきたとき、このコジアンはジェダイ聖堂通信室に姿を見せていた。シヌーベはその後の救出計画の立案および実施の際にも立ち会っていたが、作戦自体には参加しなかった。代わりにジェダイ・マスター・アディ・ガリアオビ=ワン・ケノービジェダイ・ナイトアナキン・スカイウォーカーがこの任務に志願したのである。

盗まれたライトセイバーの捜索

アソーカ・タノとの出会い

テラ・シヌーベとアソーカ・タノ

同年、アナキン・スカイウォーカーとそのパダワンアソーカ・タノコルサントスラム地区G17で任務を遂行した後、タノのライトセイバーが盗まれた。タノはスリに関するより多くの情報を得るためジェダイ聖堂公文書館へ行き、公文書館の司書ジェダイ・マスタージョカスタ・ヌーに助けを求める。ヌーにはタノを助けることができなかったが、その代わりに彼女は公文書館に居合わせたテラ・シヌーベを指差した。ワークステーションの前で居眠りをしていたこの老コジアンは、コルサントの犯罪活動に関する専門家だったのだ。目を覚ましたマスター・シヌーベはマダム・ヌーに挨拶し、ヌーが彼をタノに紹介する。パダワンは、自分のライトセイバーが何者かによって盗まれ、犯人は水棲種族だと思われると説明した。シヌーベは手助けすることを了承し、彼女の説明に該当する人物の情報をデータベースで検索した。彼は窃盗犯が盗んだ武器を売却するはずだと考え、若きトグルータの説明に基づく外見描写からバンナムと名乗るパトローリアンがタノのライトセイバーを盗んだ犯人だと断定する。タノはジェダイ・マスターに感謝するとすぐに別れを告げ、盗人を追う準備を開始したのだった。だがシヌーベは彼女の性急さに懸念を感じ、この探求は失敗に終わるだろうと予感する。そこで彼はタノに同行することを決め、この数年来で初めての野外任務に出たのだった。

複雑な筋書き

シヌーベとタノコルサントの暗黒街へ戻り、クオレンラウリ・ワーロが経営するヌードル店から捜索を開始した。いくつかの予備的な質問の後、ワーロはライトセイバーのことを知っていると告げる。そしてシヌーベがその武器の購入に関心があるとほのめかすと、クオレンは20,000クレジットを要求し、タノを激怒させた。シヌーベのさらなる尋問によって、実際にはこのクオレンが武器を持っているわけではないことが判明するが、代わりに彼はそれを入手できる場所を知っていたのである。そしてバンナムホログラムを見せられたワーロとその仲間のジャン・デズは、シヌーベとタノがジェダイであることに気づき、争いを避けたのだった。コジアントグルータのジェダイはスラム地区G17スパイダー・アームズ・ホステルでバンナムを見つけられるだろうという情報を得たのである。

シヌーベとタノはジェダイ・マインド・トリックを使ってホステルのローディアンの従業員をやり過ごし、客室に入ってバンナムを探した。シヌーベはフォースを通じてパトローリアンの苦痛を感じ取り、衝動的なタノに、心を落ち着かせてフォースに集中すれば彼女もバンナムの漠然とした不安を感じ取ることができるはずだと諭す。そして2人はホステルの個室で盗人を発見し、タノのライトセイバーの所在に関する尋問を開始したのだった。するとタノがパトローリアンに肉体的苦痛を与えると脅迫したため、マスター・シヌーベはバンナムの側に立って仲裁に入らなければならなかった。だが盗人はついに降参し、ライトセイバーを悪名高きトランドーシャンの犯罪者、ナック・ムーヴァーズに渡したことを白状したのである。

テラ・シヌーベとアソーカ・タノがムーヴァーズのアパートに到着すると、何者かが中から2人を押し退けて出てきた。そして中に入った2人はトランドーシャンの死体を発見する。次の瞬間、アイオニ・マーシーと名乗るエイリアン女性が物陰の中から姿を現し、シヌーベとタノに、ムーヴァーズを殺した男たちから身を隠していたと話すのだった。彼女はその場で起こった惨劇に脅えている様子だったが、マスター・シヌーベは彼女が何かに困惑していると感じていた。彼がマーシーを慰めている間、タノはアパートの他の部屋を捜索し、ムーヴァーズを殺害したテアリアン・ジャンゴ・ジャンパーの女性、キャシー・クライアーを発見する。クライアーは盗まれたライトセイバーを持ってトランドーシャンの寝室に隠れていたのだ。強盗は即座に寝室の窓を破ってアパートの外へ逃走し、パダワンがその後を追う。その後、タノはコムリンクでシヌーベに連絡したのだった。

任務の成功

マーシーはムーヴァーズを殺したのは複数の男だったと明確に説明していたため、シヌーベはタノが女と遭遇したと聞いて驚いた。彼はマーシーを慰めつつ、密かにコルサント当局に通報を入れ、彼女の肩に小型追跡装置を取り付ける。また彼は犯行現場の調査を続け、更なる質問を通じてマーシーの話にいくつかの矛盾を見出していた。彼はムーヴァーズの死因が毒殺であると推測していたが、マーシーの主張では数人の男がトランドーシャンを殺害したというのだ。マーシーは激しく動揺し、シヌーベは彼女が嘘をついていると確信したのである。そしてついに、彼はマーシーがキャシー・クライアーの共犯者だと推定し、脅える女にムーヴァーズの殺害への関与について問い正したのだった。そして3体のポリス・ドロイドがアパートに入ってくると、マーシーは窓から飛び出して遠隔操作のエアスピーダーで逃走した。タノとの会話に不安を抱いたマスター・シヌーベはポリス・ドロイドBARCスピーダーを借用し、ゆっくりとアイオニ・マーシーの追跡を開始したのである。

テラ・シヌーベとキャシー・クライアーの対決

やがてシヌーベもタノに追いついたが、彼女はキャシー・クライアーの追跡に失敗していた。盗人は拘束を逃れ、タノのライトセイバーを持ったまま再び姿を消したのだった。パダワンスピーダー・バイクに乗せたシヌーベは、ゆっくりとしたスピードで追跡を続け、このままのペースではキャシーをとり逃してしまうと感じたタノは悔しさをにじませる。シヌーベは再びタノに忍耐を説き、列車のプラットフォームで標的を阻めばいいのだと助言するのだった。そして彼らがプラットフォームに到着するとシヌーベの追跡装置が激しく鳴りはじめ、彼らがさらに近づいたちょうどのそのとき、不意にシグナルが停止した。その瞬間、シヌーベとタノは2人のライトセイバー泥棒を発見し、タノが付近のポリス・ドロイドたちに犯罪者の逮捕を命じる。アイオニ・マーシーは刑務所へ連行されたが、キャシー・クライアーは逃走し、タノは発車する列車の中での追跡を強いられた。やがて追い詰められたクライアーは2人のトゥイレックを人質にとる。彼女はパダワンのライトセイバーを起動して彼らを脅迫し、タノを踏みとどまらせたのだった。一方、シヌーベは自分のペースで彼らの後を追い、次の停留所で列車に追いついた。クライアーはそこで人質を連れたまま逃走を試みていたのだ。そしてドアが開きクライアーが姿を現すと、シヌーベはすかさず自分のライトセイバーを起動する。一瞬の戦いの後、シヌーベは彼女の武器を奪い、杖で殴ってクライアーを気絶させたのだった。その後、ジェダイ・マスターはタノに武器を返し、クライアーは逮捕されたのである。

ジェダイ聖堂に戻ったマスター・シヌーベは廊下を歩きながらタノと会話を行っていた。彼女が忍耐の重要性を学んだと信じるシヌーベは、別れる前にパダワンへの最後の要求として、自分の学んだことを伝えよと告げるのだった。その後、彼がタノを子供たちのクラスへ連れて行くと、そこでは幼いパダワンたちがグランド・マスターヨーダからライトセイバーによる戦闘の初歩を学んでいた。シヌーベは小柄なマスターに挨拶し、彼の傍らに立つ。そしてタノは自身のライトセイバーを見失わないことの重要性を説明したのだった。

ジェダイ・インストラクター

ジェダイ・イニシエイトたちのインストラクターを務めるテラ・シヌーベ

またあるとき、シヌーベはジェダイ聖堂ジェダイ・イニシエイトたちの教官を務めていた。彼が戦闘術の訓練を受け持っていたあるクラスには、ザットギャノーディグンジペトロカトゥーニビフの6人が在籍しており、彼らは6人ともすぐにギャザリングへの参加を認められた。イラムへ連れて行かれた子供たちは、完全なパダワンとなるための最初の段階として、各自のライトセイバー・クリスタルを探しに向かったのである。その後、独立星系連合暗号解読モジュールを使用していることが判明すると、ジェダイ・オーダーはシヌーベのR4シリーズ・アグロメク・ドロイドM5-BZに働きを求めた。シヌーベと彼のアストロメク・ドロイドは、他の数人のジェダイとそのドロイドたちと共にジェダイ聖堂通信センターに召集され、ドロイドたちはマスターメイス・ウィンドゥからD分隊と呼ばれる部隊のメンバーに任命された。ミーバー・ガスコン大佐率いるM5-BZと他のアストロメクたち、そしてDUMシリーズ・ピット・ドロイドWAC-47は、共和国情報部が暗号化された敵の通信を解読できるようにするために、分離主義勢力のドレッドノートから暗号解読モジュールを盗み出す任務を与えられたのである。シヌーベと他のジェダイたちは任務を開始させるために自分たちのドロイドをガスコンに託したのだった。

人物と特徴

アソーカ・タノに繰り返し忍耐を説くマスター・シヌーベ

テラ・シヌーベは年季の入った皺くちゃのジェダイ・マスターである。彼は目が黄色く、茶緑色の肌には染みが目立ち、白い髪を生やしていた。彼はほっそりとした伝統的なジェダイ・ローブを着ており、コジアンに特有の長い尻尾を自由に動かすことができた。また、彼は節だらけの骨格を支えるために杖を必要とし、どんな状況に向かい合っても同じペースで歩いていた。高齢のシヌーベは非常に辛抱強く、年を重ねることで先に待ち受けているものを常に明確に見ることができると信じていた。実際に彼はこの哲学を高く評価しており、性急な若きアソーカ・タノにその教えを与えている。そして彼女もその教えをジェダイ子供たちのクラスでそれを共有したのだった。また、シヌーベはユーモアのセンスを持っており、都合主義的な逸話を持ち出すことでタノの不運を軽視していた。

シヌーベはジェダイ・オーダーの中でコルサント暗黒街の内情に関する専門家として認識されていた。ジェダイ公文書館の主任司書、ジョカスタ・ヌーさえもこの件に関するシヌーベの卓越した経験には一目置いており、彼に時間があるときには関連する問い合わせをたびたび彼に回していたのだった。彼はいつも助力を求めてきた相手の役に立つように努め、アソーカ・タノから支援を求められた際には長年経験していなかった任務に出ることを嬉しく思った。また、シヌーベはヨーダの古くからの友人でもあり、この小柄なグランド・マスターのクラスを訪れた際にはいつも挨拶をしていた。

力と能力

シヌーベは高齢のため野外任務に出ることがほとんどなく、その代わりにコルサントの膨大な犯罪者データベースを習熟することに集中していた。実際にクローン大戦までの何年もの間、彼は一度も任務に出ておらず、アソーカ・タノの盗まれたライトセイバーの探求に同行することを非常に喜んだのだった。また、彼は観察力に長けたジェダイ・マスターであり、相手のしぐさを読むことで情報を得ることができた。この特技と演繹的推理を組み合わせることで、彼はアイオニ・マーシーのいくつかの嘘を見破ったのである。

シヌーベはフォースを通じて周囲の人々の感情を感じ取る能力に秀でていた。彼はタノに、心を落ち着かせればバンナムの不安に気づくことができると教えている。また、シヌーベはジェダイマインド・トリックにも精通しており、スパイダー・アームズ・ホステルの受付係をうまくやり過ごすことができた。さらに彼はライトセイバーにも熟達しており、必要なときには青白い光刃を振るっていた。一方で、使用しないときには柄の部分を杖に取り付け、効果的に視覚から隠していたのだった。また、彼は杖の頭の部分を棍棒として使うこともあり、実際にキャシー・クライアーをそれで殴ることで気絶させている。

登場エピソード

外部リンク

Presented by じょじょ♪  mail:webmaster@starwars.jp  web: http://www.starwars.jp/  twitter: @moff_jojo

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