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ロック・ダード

2012年7月21日 (土) 19:14時点におけるJojo (トーク | 投稿記録)による版

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LokDurd.jpg
Lok Durd
人物に関する情報
出身地

ニモイディア

身体に関する情報
種族

ニモイディアン

性別

男性

身長

2.11 m

目の色

黄色

年代および政治に関する情報
時代

帝国の勃興時代

所属

独立星系連合

[非表示]

ロック・ダード将軍は、クローン大戦中に独立星系連合ドロイド軍で兵器開発を行っていたニモイディアンの軍司令官である。戦争中、彼はデフォリエーターの試作品を製造した。これは理論的には機械に一切影響を与えず、有機物質のみをすべて消し去る放射線ミサイル兵器である。ダードはこの兵器のテストに辺境の惑星マリダンを選んだが、この惑星には平和主義のラーメンたちの入植地があった。惑星に降り立ち、基地キャンプを設置した後、ダードはまず2体のバトル・ドロイドに対してデフォリエーターのテストを行う。そしてテストが成功すると、彼は連合国家元首ドゥークー伯爵の歓心を得るために、ラーメンへの攻撃を開始したのだった。だがダードは、彼の到着以前にマリダンで遭難していたジェダイたち、アナキン・スカイウォーカーアソーカ・タノアイラ・セキュラからの妨害を受けることになる。ジェダイはダードの基地キャンプから奪い取ったシールド発生装置を使い、偏向シールドで入植地を狙ったデフォリエーターの放射線を防いだのだった。そして短い戦闘の後、ダードはジェダイによって逮捕され、銀河共和国の拘留施設へと送られたのである。

目次

経歴

初期の経歴

デフォリエーター

ロック・ダードはニモイディア出身のニモイディアンである。ヤヴィンの戦いのおよそ22年前、彼は独立星系連合将軍となり、兵器開発を行っていた。ダードはアクアリッシュの兵器技術主任、ピューン・ジグナットから研究支援を受け、彼の緻密な設計作業と計画立案によって大きな成功を得たのだった。クローン大戦中、ダードはデフォリエーター、すなわち無機物に一切影響を与えず、生命体だけを滅ぼす力を持った高出力放射線兵器の開発を行った。彼はこの成功によって分離主義勢力のドロイド軍での出世を目論んでいたのである。連合のドロイド軍はその大部分がバトル・ドロイドによって構成されていたため、有機体の敵だけを標的とできるデフォリエーターの特性は、彼らにとって極めて理想的だったのだ。デフォリエーターは改造した重砲塔ガンに搭載されており、装填されると大型ミサイルが発射され、爆発と共に巨大な激しい衝撃波が生成される。しかし、この衝撃波は偏向シールドによって防ぐことが可能だった。

デフォリエーターは非常に高価でコストがかかるため、連合国家元首ドゥークー伯爵からさらなる開発への援助を得るには、テストを行う必要があった。実験に向けて、ダードは安全に服従させられる原始的な文明と、青々とした自然を持つ惑星の捜索に着手する。そして宇宙を探索したダードは、平和的なラーメンの入植地となっていた辺境の惑星、マリダンを発見したのだった。ダードは平和主義のラーメンが自衛手段を持っているはずがないと確信していたため、マリダンをデフォリエーターの完璧なテスト場所だと考えたのである。デフォリエーターとバトル・ドロイドの分隊を伴ってマリダンの地表に着陸したダードとその部隊は、小規模だが強固に武装した基地キャンプを設置した。そして彼は、この土地は分離主義勢力のものだと訴えるため、ラーメンの入植地へ赴いたのである。C-9979上陸艇で入植地に到着したダードとジグナットは、入植地のリーダーであるティー・ワット・カと面会した。パニックを起こすことを避けるため、ダードはラーメンたちをデフォリエーターの実験台にするという意図を隠し、ワット・カに嘘を付いた。彼は、この入植地がこれから分離主義勢力の保護下に入ること、抵抗しなければ危害を加えることはないことを通告したのである。

デフォリエーターの最初のテストでドゥークー伯爵と話すロック・ダード

さらに、ダードは彼の新しい入植地を調査するためドロイド分隊と共に前進した。そしてドロイドたちに入植地の徹底的な調査と共和国の密輸品の捜索を命じたダードは、ここに共和国の武器の存在を示す証拠がないことを知ったのだった。その後ダードはワット・カに、今後も保安維持のため定期的に捜索を行う旨を伝え、自分たちが現れたことによってラーメンの生活がより快適になったはずだと付け加える。その後、彼はデフォリエーターの最初の実地テストの指揮と、それが無機物に危害を与えないことの再確認を行うため、ドロイドたちと共に基地へ戻ったのだった。分離主義勢力の基地に戻ったダードは、デフォリエーターのテストの準備を開始する。そして彼は部隊を基地の防壁のちょうど外側に配置させ、高台の上から演説を行った。ドロイドに危害を与えない新兵器ができたという知らせにバトル・ドロイドたちは歓喜する。しかし、彼が2体の志願兵を必要としていることを告げると、ドロイドたちは素早く後ずさり、渋る2体のB1バトル・ドロイドが残された。ダードはこの2体をデフォリエーターの実験台に選んだのである。

2体のバトル・ドロイドが基地から遠く離れた所定の場所に移動を始めると、ダードはテストとその結果を見せるためホロリンクドゥークーを呼び出した。そして2体のドロイドが基地キャンプから安全な位置まで離れると、ダードはデフォリエーターの装填と発射を命じる。別の2体のB1バトル・ドロイドがデフォリエーター・ミサイルをセットし、ピューン・ジグナットが実験台への発射を準備した。そしてアクアリッシュの技術者がミサイルを発射する。着弾と同時に激しい爆発が起こり、巨大な炎が広がった。ダードとホロリンクのドゥークー伯爵、残りのドロイドたちが基地の裏で見守るなか、2体のバトル・ドロイドが一瞬にして衝撃波に飲み込まれる。やがてデフォリエーターから生じた煙が腫れると、湯気を出しながらも完全に無傷の状態で荒野の真ん中に立っている2体のドロイドが姿を現したのだった。ダードにとってこれは大成功だった。2体の実験台はダメージを受けておらず、周辺の有機生命体は完全に消滅していた。ドゥークーは新兵器を褒め称え、次はそれを生きた知的種族に対してテストするようにと告げる。ダードはドゥークーの命令を受け、ラーメンの入植地でこの兵器をテストすると約束したのだった。その後、ニモイディアン将軍はドゥークーのホロリンクを切断し、デフォリエーターのテストのため3個分隊のドロイドと3機の装甲型強襲用戦車を引き連れてラーメンの入植地へと向かったのだった。

マリダンの戦い

マリダンドロイド部隊を指揮するロック・ダード

翌日、ダード将軍とその部隊が入植地に到着した。彼らは入植地からかなり離れた場所に陣を展開したが、村はデフォリエーターの射程範囲内に十分収まっていた。ドロイドの1体がダードにバリケードの存在を告げると、ニモイディアンラーメンの自衛手段がその程度だと考え、笑い飛ばす。だがエレクトロバイノキュラー越しの光景から、小規模な共和国の部隊の存在が明らかになった。ジェダイ・ナイトアナキン・スカイウォーカーアイラ・セキュラ、スカイウォーカーのトグルータパダワンアソーカ・タノクローン・コマンダーブライ、そしてクローン・キャプテンレックスである。ジェダイクローンはダードたちの到着より前にクェル上空の戦いでマリダンに遭難し、ラーメンたちのもとへ避難していたのだった。さらに共和国部隊はダードのデフォリエーターのテストを目撃しており、ラーメンの同盟者たちを守るための施策を取っていたのである。ジェダイとクローンの存在を知ったダード将軍は、彼らに向けてデフォリエーターを発射するよう命じたのだった。

分離主義勢力デフォリエーターを装填しているのを見た敵は、ダードのキャンプから奪ったいくつかのシールド発生装置を起動し、その結果、入植地が偏向シールドで覆われた。デフォリエーターの装填が終わると、ダードはすかさず補佐に武器の発射を命じる。ミサイルは偏向シールドの数メートル手前に着弾し、爆発的な衝撃波が広がった。だが、衝撃波はシールドに到達してもそれを通過することができず、効果的にせき止められてしまう。そして衝撃波が消えると、分離主義勢力の爆撃に備えてバリケード・ポッドの背後へ隠れていたジェダイクローンが姿を現した。ダードはデフォリエーターに効果を発揮させるためには、まずシールドを破壊する必要があると考え、B1およびB2スーパー・バトル・ドロイドで構成された第1分隊に進軍と攻撃を命じたのだった。

第1分隊が焼き払われた荒野へ突撃し、ジェダイと交戦するが、共和国部隊はそれらを撃退することができた。ダードと残りの部隊は第1分隊の壊滅を見届けることになる。続いて将軍は自身を守るために数体のバトル・ドロイドと3機のAATだけを残し、第2分隊と第3分隊に前進を命じた。ドロイドの第二波が攻撃を開始すると、ジェダイにもそれらを全滅させることはできず、連合軍はシールドの境界にまで迫ってきたのだった。ついに彼らは敵のシールドを通過し、発生装置を破壊したのである。

アナキン・スカイウォーカーに捕らえられたロック・ダード

シールドが落ちたことを知ったダードは、ドロイドにデフォリエーターの再装填と村の破壊を命じた。しかし、スカイウォーカーが既に驚異的な速さで彼に迫っていた。ダードは戦車にジェダイ・ナイトを撃つよう命じるが、スカイウォーカーはレーザー砲火より早く動き、それらを回避していった。ジェダイはデフォリエーターとダードを守るドロイドたちを破壊するが、その過程でドロイドがデフォリエーターのミサイルを落してしまう。自分の方へ転がってくるミサイルによって消滅させられてしまうことを恐れたダードは、AATに飛び乗って逃走しようとするが、スカイウォーカーによって阻止された。彼は巨体のニモイディアンが逃げ出す前に、彼をフォースで浮遊させたのである。やがてダードの部隊は共和国ラーメンの混成部隊の活躍によって壊滅させられた。戦いの後、ジェダイは捕らえた将軍を連れて入植地を去る準備に入り、3隻のヴェネター級スター・デストロイヤーが彼らを回収するため、星系に到着したのだった。

ランティーブの占領

クローン大戦中、ロック・ダードは分離主義勢力を率いてアウター・リム惑星ランティーブの侵略と包囲を行った。やがて彼は捕らえた科学者から恐るべき生物兵器に関する手がかりを手に入れる。ジェダイ・ナイトアナキン・スカイウォーカーオビ=ワン・ケノービがランティーブにいることを知ったダードは、バトル・ドロイド軍を引き連れて惑星中で2人を追ったのだった。

人物と特徴

ロック・ダード

ロック・ダードは、大胆かつ横柄で冷酷非情な軍事司令官であり、この点で仲間たちからも嫌われることが多かった。彼は分離主義勢力のドロイド軍でより高位の重要な階級に昇格したいと願っており、そのためにデフォリエーターの開発を行ったのである。自己中心的なニモイディアンであるダードは、この装置の開発が進み、銀河共和国惑星が彼の名前を聞いただけで独立星系連合に服従するようになることを夢見ていた。また彼は、より多くの報酬を貰い、自分の子供を増やすことも望んでいたのだった。ダードはデフォリエーターの成功がやがて自分にもたらすであろう出来事について、配下のバトル・ドロイドたちに常に傲慢な態度で話していたのである。戦いの際に、将軍は大量の兵士たちを前面に押し出す配置を好んでいた。だが、彼は他のニモイディアンと同じく臆病者であり、スカイウォーカーがデフォリエーター・キャノンを切断すると、戦いから逃走しようとしたのだった。

種族至上主義者であるダードは、ニモイディアンこそが銀河系で最も高貴な種族であると信じていた。彼は自分より上の階級にいるドゥークー伯爵へ報告を行う必要があることに苛立ちを感じ、ニモイディアンが行っているすべてを分離主義の理想に捧げているにも関わらず、ドゥークーが独立星系連合の公の指導者となっていることを不愉快に感じていたのである。

マリダンに到着し、平和主義のラーメンデフォリエーターの有機生命体の実験台に選んだ後、ダードは部族長ティー・ワット・カに嘘を付いた。彼は村が分離主義同盟の保護下に入ったと主張したが、実際には入植地を滅ぼすつもりだったのだ。誰もニモイディアンによる虐殺の事実を知ることなくラーメンたちは消滅し、ダードの罪の無い些細な嘘も消えてしまうはずだったのである。

ダードは脂肪の多いピラットの卵や、たっぷりの油で揚げたチューグラブが大好物であり、食べ過ぎによって標準的なニモイディアンよりもかなり太っていた。そのため、肥満体の彼は素早く走ることも苦手だった。また、ダードは分離主義勢力の記章が入ったニモイディアンの法冠を被り、高価なベルトや階級章を散りばめたラモーディアン・シルクの上着を身に纏っていた。そして彼は銀河標準ベーシックを話すことができた。

登場エピソード

外部リンク

Presented by じょじょ♪  mail:webmaster@starwars.jp  web: http://www.starwars.jp/  twitter: @moff_jojo

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