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ヴァッフィ・ラ

提供: スター・ウォーズの鉄人!

Vuffi Raa.jpg
Vuffi Raa
製品に関する情報
製造者

ザ・ワン

製造元

サイレンティアム文明

型式

独自製造

級種

クラス2 多面的ドロイド

技術に関する情報
全高

1 m

性別

男性プログラム

センサーの色

赤色

装備
  • 脱着式触手
  • 指/補助指
  • 多波長光受像器
  • 光センサー
年代および政治に関する情報
時代

帝国の勃興時代

所属
[非表示]

ヴァッフィ・ラは、特別な設計に基づいて作られたドロイドであり、サイレンティアムとして知られる銀河系外のドロイド種族の使者だと考えられている。彼が作られた目的は、銀河系を探索し、親たるドロイドたちのために他の文明について学ぶことだった。ヴァッフィ・ラは初期の出会いの中で、変身種族クロークの魔術師、ロカー・ゲプタによって再プログラムされた。ゲプタは彼をエージェントのオスノー・ウェットに与え、ウェットはヴァッフィを様々な目的に使用したのだった。その後、ヴァッフィはウェットに要求された行動によって「虐殺者」の烙印を押され、荒涼とした惑星で難民を捜索するまで彼に仕えていた。彼がランド・カルリジアンと出会ったのもこの惑星でのことである。カルリジアンはサバックのゲームで彼を勝ち取ったのだ。ヴァッフィは彼を裏切るプログラムを全うした後、放浪者、そしてカルリジアンの相棒として新しい人生を歩み始めたのである。

ヴァッフィ・ラは創造主によって完全な非暴力のプログラムを与えられており、激しい戦いの中で宇宙船を操縦するときでさえ、暴力的行為を行うことはできなかった。しかし、最終的に彼は自身のプログラムを克服した数少ないドロイドの1体となり、自身と友人を守るために攻撃を行うことができるようになったのだった。

目次

特徴

下方から見たヴァッフィ・ラ

ヴァッフィ・ラは彼の「種族」本来の創造者に似せて造られた、知覚を持つ生命体と高度なドロイド・テクノロジーの奇妙な融合体である。彼は銀河系の未知の部分を探索し、他の文明について学ぶという目的のため、ザ・ワンとして知られる星間生命体によって創造されたのだった。

身長1メートルほどのヴァッフィ・ラは、5本の長いクローム製の触手を持つヒトデに似たドロイドである。メイン・ボディは5角形をしており、磨き上げられたクロームで造られていた。ボディ部の中央には強力な多周波光受像器が搭載されており、紫外線から赤外線まですべての波長の光を見ることが可能である。また、ボディの下部には他の一連のセンサーと、小型音声合成装置も隠されていた。

ヴァッフィの5本の触手は先端に行くほど細くなっており、それぞれの先端部には小さな光学センサーを持つ手のひらがあった。そして、手からはさらに5本ずつの指が生えており、この微細な糸状の指によって、ヴァッフィは極めて小さな物体を掴むことができたのだ。また、彼は触手に熱を導き、5本すべてを切り離して、それぞれを遠隔操作することもできた。これを可能としているのは、このドロイドのシステム全体を巡回する血液に似た高密度の液体層である。ヴァッフィはこの液体を潤滑な状態に保ち、外殻に穴が開いたときには凝固させて塞ぐこともできた。さらに、彼は自分自身を修理することもできたのである。

ヴァッフィ・ラの名前は、実際には彼のドロイド部分の原型を設計した絶滅種族の言語における番号であり、彼自身は省略して「ヴァッフィ」と呼ばれることを嫌悪していた。

経歴

初期

ヴァッフィ・ラは特別に設計され、製造されたドロイドであり、サイレンティアムとして知られる外銀河系のドロイド種族の使者であると考えられている。サイレンティアムのドロイドたちは、不調和と無秩序の社会、アボマイナーと戦っていた。サイレンティアムは、銀河系の端から端まで飛ぶことができる宇宙船規模の大きさを持ったドロイド種族である。彼らは星型をした種族によって製造されたが、創造主たちは惑星の太陽が超新星となったときに絶滅してしまった。しかし、彼らのドロイドたちは「生き延び」、ついには完全な意識を手に入れたのだった。ヴァッフィの種族の他のメンバーの1人こそがザ・ワンであり、ジ・アザーと他のメンバーたちは、全体としてザ・レストと呼ばれていた。

ヴァッフィ・ラが作られた目的は、銀河系を探索し、その親たるドロイドたちのために他の文明を学ぶことだった。

初期のころ、ヴァッフィ・ラはツンドの魔術師であり、セントラリティスクリヴィニアでもある変幻自在のクロークロカー・ゲプタに捕らえられ、再プログラミングされている。その後、ロカー・ゲプタはヴァッフィを自分のエージェントだったオットデファオスノー・ウェットに与えたのだった。

かつて、レナタシアン星系グリズモルトからの古代入植者が設立した、失われた人間の植民地)の再発見に続く銀河帝国の樹立直後に、ウェットはレナタシアンの信用を勝ち取り、彼らを征服軍の容易な標的とするべく、帝国とセントラリティによって雇われた。ドロイドのヴァッフィ・ラに有機体の外装を被せた彼は、ヴァッフィの助手を装い、レナタシアンへの歓迎を熱望する銀河市民の代表だと自己紹介したのだった。

ヴァッフィ・ラとウェットは惑星中を旅し、レナタシアンによる統一惑星政府の樹立を支援した。そして700日後、ウェットはすべてのデータを送信し、帝国軍とセントラリティ軍による侵略を開始する。その後の大虐殺によって、ヴァッフィ・ラは「レナタシアの虐殺者」と呼ばれるようになった。レナタシアンたちは1人として彼がドロイドであることを知らず、ウェットが真の虐殺者であることも知らなかったのだ。

命の危険を感じた臆病なウェットは、慌てて外見を変化させた。彼は体重を40キロ落とし、両手足に4センチの骨を継ぎ足し(これでいくらかギャングめいた風貌になった)、さらに背骨を1つ追加する。また、ヘアスタイルも変え、心配症から髪色も白髪へと変化した。そして、ウェットはラファ星系ラファIVにヴァッフィを隠したのである。

新しい主人

ヴァッフィ・ラ

その後、ウェットはオセオン2795を訪れていたランド・カルリジアンサバックを行い、ランドがヴァッフィを勝ち取るが、それを受け取るにはラファIVへ旅する必要があった。しかし不運にも、カルリジアンは出発する前にダッテス・マー総督に逮捕され、シャルーのマインドハープを捜索するロカー・ゲプタの手伝いを強いられることになる。次元変換キーを預かったランドは、ラファ星系で最大のシャルーのピラミッドが存在するラファVから捜索を開始した。だが、ランドは突如として数人のトーカに襲われ、クリスタル製のライフツリーに縛られてしまう。彼らはランドを夜間に凍死させようとしたのだ。

しかし、ランドは機知に富んでいた。ライフツリーは彼から機転の利いた思考を奪おうとしたが、彼は脱出に成功する。しかし、ランドは足が軽い凍傷にかかり、<ミレニアム・ファルコン>にある携帯用ゲル=バスで簡易バクタ治療を行わなければならなかった。その後、カルリジアンとヴァッフィ・ラは、最大のピラミッドを調査し、マインドハープを発見すると、一瞬にしてラファIVへとテレポートしたのだった。

だが、ヴァッフィは即座にランドをマー総督へと差し出した。このドロイドはランドに勝ち取られる前に、彼を裏切るようプログラムされていたのである。マーはマインドハープを横取りすると、カルリジアンに終身重労働の刑を宣告する。しかし、マインドハープが起動したちょうどそのとき、既にランドへの裏切りを全うしたヴァッフィが、一転して彼を救出したのだった。そして、2人がラファIVを離れると、この次元変換装置の副調和波の発散によって、トーカがかつての居住地だったシャルーへと戻された。ラファ星系の巨大なピラミッドは崩壊し、その結果、エイリアンの都市が残されたのである。

カルリジアンとヴァッフィ・ラは最後のラファ・ライフ・クリスタルを大量に持ってハイパースペースへと入り、ラファ星系を後にした。ランドはこの価値ある積荷によって250,000クレジットもの利益を得ることになる。

さらなる冒険

ナー・シャダーに戻ったランドはデュロスから大量の中古宇宙船を購入するが、彼はすぐにビジネスの難しさを思い知らされた。帝国軍がこの犯罪者によって支配された星系に到着したとき、彼はそれらを売り払うことを真剣に考えていたのである。そして、ナー・シャダーの戦いが始まると、ランドは宇宙船の在庫を無法者仲間に分け与え、ヴァッフィ・ラは<ミレニアム・ファルコン>を器用に操縦する。最終的に攻撃は回避されたものの、残った宇宙船の中で宇宙航行に耐えうる機体は1割にも満たなかった。途方に暮れたランドは、残った所有船の9割をロアに売却したのである。

ランドは損害を取り戻す方法を考え、クラウド・シティヤリス・ベスピン・カジノで開催されるリージョナル・サバック選手権への出場を決めた。そのため、ランドとヴァッフィは10,000クレジットを手に入れようとセントラリティへ戻り、合法的な貨物輸送を開始する。しかし、関税、経費、ライセンス料による支出が収入を上回り、結局は手ぶらで帰ることになったのだった。

オセオンのフレームウィンド

ヴァッフィ・ラ

そのため、フレームウィンドの発生中にオセオン星系でサバックを行う機会を得たランドは、さっそくその勝負を受け入れた。だが、オセオン6845に到着するや、彼は暗殺者からの襲撃を受け、スティンガービームで自己防衛することを強いられる。すると、カルリジアンはオセオン星系の上位管理官、ロブ・ドラフから、致死的威力を持つ武器の携帯は公開処刑に相当する罪だと告げられるのだった。しかし、管理官は彼を賞賛し、死刑を回避する条件として、レサイを常用する裕福な実業家、ブーア・マッダに対する麻薬の手入れに参加するよう要求する。そこで、ランドはフレームウィンドの激しい放射がオセオン5792を通過したとき、マッダのディーラーを装って2人の工作員、バシ・ヴォーバウェイワ・フェイボットを送り込んだのだった。

驚くことに、マッダの正体は変装したロカー・ゲプタだった。彼は2人の工作員を迅速に始末し、ランドもこの世で最も残酷な苦痛を与えて殺害するつもりだったのだ。しかし、彼はタイミングよく現れたレナタシアンの戦闘機部隊によって救われる。だが、彼らの目的はヴァッフィ・ラを殺害することだった。そして、脱出の際の混乱のなか、ランドはマッダの麻薬代金、200万クレジットを掴み取る。彼はこの金を分割し、いくつかの惑星の銀行へと預けることにした。そのうちの50,000クレジットはアーガウ銀行に預金し、これをベスピン・サバック・トーナメントのエントリー・フィーに充てるつもりだった。しかし不運にも、セントラリティの主要な金融惑星、デラIIIに大半のクレジットを預けようとする試みは、「海賊女王」として知られるドリア・レンサルの略奪攻撃によって妨害されてしまう。ドリアにはカルリジアンの魅力も届かず、彼はマッダの残りの金を彼女にすべて奪い去られたのだった。

オスワフトの救出

その直後、ランドとヴァッフィ・ラは、ハイパージャンプ能力を持つ種族オスワフトの若き宇宙居住者、レヘスと遭遇する。レヘスは好奇心によって故郷のソンボカ星雲(あるいは星洞)から荒廃したセントラリティまでやってきたのだった。彼は何とか会話をしようとしたが失敗し、その後、ようやく<ミレニアム・ファルコン>の乗員に生命の危機を訴えることに成功する。そして、ランドが船の再利用品の中にあった貨物を宇宙空間に破棄すると、レヘスは熱心にそれらを掴んだのだった。そして数ヵ月後、帝国とセントラリティが500隻の大型艦船で、袋状になっているソンボカの入り口を封鎖する。これらの船は星雲に漂う「星間プランクトン」を汚染するように改造されており、彼らはこれによってオスワフトを餓死させ、絶滅させるつもりだったのだ。レヘスはヴァッフィ・ラからもらったトランシーバで<ミレニアム・ファルコン>に連絡を取り、彼らに助けを求めることになる。

ランドは邪魔になった船の積荷を運んでいる商人であると偽り、封鎖を通過することができた。<ファルコン>は検問を受けたが、提督以外には誰も封鎖の理由を知らされておらず、誰一人としてこの船の本当の積荷がゴミやトイレの再利用物の中に隠されているとは思わなかったのである。封鎖の前線に到着した後、ランドはソンボカの口で休憩をとった。一方、ヴァッフィ・ラは<ファルコン>の機体後部にあった金属片を使い、封鎖船からの砲撃によって船が破壊されたと見せかける装置を作成した。ソンボカの内部で彼らはレヘスとオスワフトの長老たちに連絡し、他のオスワフトたちが前哨艦隊との交渉を行っている間に、作戦を練り始めた。しかし、帝国の目的はオスワフトの完全なる絶滅であり、交渉者たちは余儀なく虐殺されてしまった。その過程で、シールドのないクルーザー<コーティアス>で起こった彼らの叫び声の1つが、音声流のメーザーとなって船を破壊する。艦隊は報復のためシールドを上げて星雲へと侵入したが、彼らはランドの殺害を目論むゲプタに呼び戻されたのだった。

ゲプタが到着したときには、既に艦隊は集結しており、星雲に侵入していた。幸いにも、彼らは一時停止し、カルリジアンに戦術を提案する時間を与えることになる。その作戦は、オスワフトが体の孔から重金属を排出し、それを敵クルーザーの間に囮として置き去りにした後、ハイパージャンプするというものである。結果として、敵艦隊の中に大規模な友軍誤射を発生させ、大きな被害を与えることができた。一方で、オスワフトは戦闘機に向かって「叫び」を上げ、強力なメーザーでそれらを殲滅していった。作戦は功を奏し、敵軍の11パーセントが失われた時点で戦いは終結する。だが、ゲプタはランドに最後通牒を突きつけた。自分との個人的な決闘に応じなければ、電磁魚雷を星雲に向けて発射し、内部の生命体をすべて滅ぼすというのだ。

球形の成体となったヴァッフィ・ラ

カルリジアンとヴァッフィ・ラが真空中でツンドの魔術師と対面する。ゲプタは、ヴァッフィがランドを裏切るよう再プログラムされたままだと信じていたため、このドロイドが決闘に立ち会う許可を与えたのだった。激しい格闘といくつかの策略の末、ヴァッフィが切り離した触手の1本でゲプタを掴むと、ランドは流れ弾をゲプタの足首に命中させる。魔術師は悲鳴を上げて体を縮め、流れ弾でヴァッフィの胴体を傷つけた。ランドは宇宙服を探し、弾を当てたところで傷ついたクロークを発見する。ゲプタは人間ではなく、ランドがかつて一度だけ訪れたことのある未知領域の惑星、クレイカル出身のクロークだったのだ。ランドはこのエイリアンをつまみ上げると、グローブの染みほどの大きさになるまで絞り上げた。こうして最後のツンドの魔術師は滅びたのである。

このとき、ソンボカの戦いが再開されたが、それもほんの一瞬のことだった。どこからともなく50キロメートルの自我を持つドロイドが大群で姿を現し、「即座に攻撃をやめよ。さもなくばすべてを破壊する」という要求を出したのである。彼らこそがザ・ワン、ジ・アザー、ザ・レスト、すなわちヴァッフィ・ラを迎えに来たサイレンティアムだったのだ。何千もの巨大な船と直面した帝国艦隊は、殺戮任務を放棄して逃走していった。そして、ヴァッフィ・ラの祖先たちはこの小さなドロイドを修理すると、彼を連れて未知領域へと戻っていったのだった。また、ランドも貴重なオスワフトの合成宝石を大量に手にし、ソンボカを後にしたのである。

こうして、ヴァッフィとその主人は別々の道を歩むことになったが、このドロイドは2人にとっての最後の冒険後も、ランドと幾度となく遭遇している。ヤヴィンの戦いの1年前、カイル・カターン<スター・オブ・エンパイア>上でランドと出会ったとき、カルリジアンはこのかつての相棒を伴っていた。

外部リンク

Presented by じょじょ♪  mail:webmaster@starwars.jp  web: http://www.starwars.jp/  twitter: @moff_jojo

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