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2-1B外科医ドロイド

提供: スター・ウォーズの鉄人!

2-1B surgical droid.jpg
2-1B surgical droid
製品に関する情報
製造元
型式

2-1B外科医ドロイド

級種

医療ドロイド

技術に関する情報
全高

1.5 m

性別

男性プログラム

センサーの色

灰色

装備
  • 水圧式ライン
  • 分析コンピューター
  • 高性能サーボモーター
  • マルチウェーブ視覚化センサー 2基
  • 音声合成装置
  • コンピューター・テザー用インタフェース・ソケット
  • 医療診断コンピューター
  • トルソー・シース
  • 水圧システム・ポンプ
  • 皮下注射注入装置
  • 精密サーボグリップ・ピンサー
  • 膝部品
年代および政治に関する情報
時代
所属
[非表示]

2-1B外科医ドロイドは、裕福な人々の間では銀河系全域で人気のある高性能医療ドロイドである。

一般に、2-1Bドロイドの価格は4,300クレジット程度である。

目次

概要

2-1Bシリーズはヒューマノイドの形状をしており、透明のトルソー・シースを通じて内部部品の多くが見えるようになっている。また、2-1Bモデルの腕は優れた関節構造をしており、それぞれの先端には精巧に作られたサーボグリップ・ピンサーが付いている。ただし特定の手術の際には、これらのピンサーを皮下注射装置やカッティング・ノコギリをはじめとする診断および治療用ソフトウェア・パッケージや、各種医療ツールなどのアーム・アタッチメントと交換することも可能である。

このドロイドは極めて高性能かつ高知能であり、リーナル国立医療アカデミーに在籍する銀河系で最高の物理学者たちによって作られた最先端プログラムと、統合型発見的プロセッサが組み込まれている。2-1Bドロイドの最も便利な特徴は、所有者がプログラムや付属肢を容易に交換できることである。2-1Bドロイドは本来は外科医として働くドロイドだが、容易に神経外科医、足病治療医、小児科医に転向することができ、人工擬似生体装置の取り付けや、公認サービス・センターへ出張するエイリアン生態学の専門家になることもできるのだ。このように2-1Bドロイドは高性能だが、一般には医療補助や患者の詳細な分析を行うFXシリーズ医療補助ドロイドとペアで使用されることが多い。

歴史

2-1B外科医ドロイドが登場したのは銀河共和国の晩年である。このドロイドはインダストリアル・オートマトン社と、ジーンテック社と呼ばれる小規模な医療会社との共同プロジェクトとして生まれたものだった。2-1Bドロイドは突発的な合併症への対処や、患者への深刻な副作用を予見できる医療ドロイドが非常に少ないことへの対策として開発されたものである。当時はまだ多くの患者がドロイドによる手術を信用していなかったのだ。

ジーンテック社は、2-1Bドロイドに高性能分析および診断コンピューターを搭載し、極めて知的なドロイド・ユニットとすることで、これらの2つの問題に専念することができた。そして、完成したプロトタイプ基盤はリーナル国立医療アカデミーへと送られ、そこで数名の銀河系で最高の物理学者が統合発見的プロセッサを使うことよって、プログラムをさらに高品質なものへと向上させたのである。

2-1Bは医療市場で瞬く間に成功を収め、ほぼすべての大病院、緊急病棟、さらには宇宙船内でも見られるようになった。また、このドロイドはエイリアンの生態、特にプイ=ウイについて精通していることに定評があった。2-1Bは心拍が停止した冬眠中のプイ=ウイを診断し、静脈注射装置カテーテルで患者の第3の心臓内における酵素発疹に対処するため、イオトラマインクロンデックスの混合薬を投与した。このとき、このドロイドはプイ=ウイにペリゲンに対する致命的なアレルギーがあることに気づいたのである。これ以前の旧型ドロイドはこのレベルの洗練された技術を持ち合わせていなかった。

こうして2-1B外科医ドロイドは大成功を収めたが、ジーンテック社はライバル企業のジェネテック社から社名が似ていると訴えられ、莫大な賠償金を請求されたことによって破産してしまった。しかし、インダストリアル・オートマトン社は既に2-1Bの権利を獲得しており、このドロイド・シリーズを生産し続けることができた。登場から長い歳月が経過したが、2-1Bシリーズは新共和国の時代まで、医療の幅広い分野で活躍し続けたのである。

ヤヴィンの戦いの19年前、ダース・ヴェイダーとなったアナキン・スカイウォーカーを蘇生させるため、パルパティーン皇帝は2体の2-1Bユニットを使用した。火山の惑星ムスタファーオビ=ワン・ケノービとの戦いに敗れ、深刻な外傷と四肢の損失を受けたヴェイダーに対し、ドロイドたちは多数の人工擬似生体装置を取り付けたのだった。

また、単に2-1Bと呼ばれていたもう1体のドロイドが銀河帝国から逃亡し、反乱同盟軍で使用されるようになった。このドロイドはヤヴィンの戦いの3年後に惑星ホスワンパに襲われたルーク・スカイウォーカーの怪我の治療を行い、その後もヴェイダーとの対決で右腕を失ったルークに義手の取り付けを行った。

ヤヴィンの戦いの32年前には、少なくとも1体の赤く塗装された2-1Bユニットがシード王宮で使用されていた。また同時期に、別のユニットがコルサント・ツアーズ社リパルサーリフト・プラットフォームパイロットとして働いていた。ヤヴィンの戦いの43年後には、さらにもう1体の2-1Bがオブロア=スカイオーロラ医療センターで働いていた。

また、傲慢で裕福な人々はこのドロイドで顔の整形手術や余分な脂肪の除去手術などを行っていた。

登場エピソード

外部リンク

Presented by じょじょ♪  mail:webmaster@starwars.jp  web: http://www.starwars.jp/  twitter: @moff_jojo

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