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MC80リバティ型スター・クルーザー

2011年10月9日 (日) 20:48時点におけるJojo (トーク | 投稿記録)による版

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MC Liberty.jpg
MC80 Liberty type Star Cruiser
製造に関する情報
製造元

モン・カラマリ造船所

製品

MC80スター・クルーザー

型式

MC80リバティ型スター・クルーザー

級種

巡航艦

技術設計に関する情報
全長
  • 標準型:1,200 m
  • 特定の艦:1,500 m
最大加速度

2,750 G

エンジン

様々な大きさのスラスター 9基

ハイパードライブ能率

クラス1

武装
補助装備
操縦要員
  • 士官 668名
  • 下士官 4,734名
乗客定員

1,200名(兵員)

使用に関する情報
役割
年代
所属
[非表示]

MC80リバティ型スター・クルーザーは、銀河内乱時に反乱同盟軍で使用されていた初期型のモン・カラマリ・スター・クルーザーである。

目次

特徴

大きさ

後方から見たMC80リバティ型クルーザー

モン・カラマリの設計の多くに見られるように、これらの船はそれぞれが異なる形状をしており、反乱軍の技術者たちには不満の種となっていた。また、銀河内乱中の他のカラマリ製の船と同様に、これらの戦艦はすべて非カラマリの乗員でも操艦できるように標準化されていたが、芸術を好むモン・カラマリたちはこのことをしぶしぶ受け入れているに過ぎなかった。

MC80スター・クルーザーの代表的な艦は<リバティ>である。<リバティ>は船尾に3種類の大きさに分かれた9基のエンジン配列を搭載していた。また、主船殻の両側からは大型の翼が広がっており、そこには武器ポッドやトラクター・ビーム・アレイが配置されていた。一部のMC80クルーザーは翼部が小型化されており、追加スラスターが装備されていた。

攻撃および防御システム

船体表面には、ターボレーザー・キャノン、偏向シールド発生装置、トラクター・ビーム発射装置、イオン・キャノンが収容された泡状のふくらみが点在しており、その大半が翼部分に配置されていた。ターボレーザーとイオン・キャノンには高性能型照準システムが搭載されており、戦闘機や小型艇を追跡および破壊することが可能である。

武装は船ごとに様々であり、銀河帝国大型艦船であるスター・デストロイヤーと比べると乏しいが、シールドの性能はそれをはるかに上回っていた。多数の予備シールドと偏向シールド発生装置によって、カラマリアン・クルーザーはより強力な武装を持った敵艦との戦いを生き残ることができるのだ。

リバティ型クルーザーでは、メイン・センサー・アレイが船の腹部に搭載されていた。一方、翼型構造をしていない船では、センサー・アレイの代わりに追加スラスターと取り付けられていた。

ハンガーの積載量

MC80の標準的な戦闘機積載量は3個中隊である。MC80の3個中隊の通常の構成は、XウィングYウィングAウィングの各1個中隊となっていた。ただしエンドアの戦い時には、MC80クルーザー<ホーム・ワン>Bウィング・スターファイターの1個中隊が格納されていた。

艦橋

MC80のブリッジ・タワーは船尾に位置しており、インペリアル級スター・デストロイヤーとは対照的に、主船殻にやや埋没した構造をしていた。また、この船のメイン・リアクターは環境区画の右後方に位置していた。

この船の乗員たちは様々な種族からなる反乱軍兵士によって構成されていたが、艦橋ディスプレイがモン・カラマリの特殊な視覚にあわせて設計されていたため、操艦要員は彼らだけで占められていた。

歴史

MC80のデザインに関する起源は、クローン大戦当時に独立星系連合によって盗まれたモン・カラマリ製大型艦船の初期設計図にまでさかのぼる。このとき描かれていた艦はMC80リバティ型とほぼ同一であり、リバティ型はこのときから軍事用途のサブクラスとして扱われることになったのだった。

反乱軍での使用

この級種は戦闘任務のためにモン・カラマリと反乱軍の技術者によって改良された星間客船の初期グループを構成していた。そしてこれらのクルーザーは、反乱同盟軍で使用された最初の大型艦船となったのである。

モン・カラマリ全体が同盟軍に加わったことで、反乱軍艦隊は巨大な新戦力を手に入れ、インペリアル級スター・デストロイヤーに対抗し得る火力を持つようになった。さらにこれらを集結させることで、より大きな戦闘力を発揮することができたのである。この事実はエンドアの戦いでも示されており、モン・カラマリ船の小艦隊が巨大司令船<エグゼキューター>を攻撃し、そのシールドを破壊したのだった。

その後の軍役

ミンドアの戦いで、ルーク・スカイウォーカー<リバティ>の姉妹船<ジャスティス>を使い、タスパン星系シャドウスポーン卿の部隊と戦った。この艦は新共和国艦隊の前線で数年にわたって活躍したが、やがてMC80BMC90<メディエーター><ヴァイカウント>などの新型戦艦に第一線での活躍を譲ることになる。その多くは再び旅客船、医療船、脱出用クルーザーなどへと転用された。そしてユージャン・ヴォング大戦が始まると、残っていた船の多くが再び軍役に戻されたが、たちどころに敵艦の餌食とされたのだった。

ヤヴィンの戦いの137年後まで、犯罪組織ブラック・サンは少なくとも1隻のMC80を使用しており、この船はカイアー上空に浮かぶヴィゴラン・ラスクの本拠地近くに配備されていた。また、残存銀河同盟軍もこの旧式戦艦を利用していたが、1隻は残存主力艦隊を捜索していた際にスカル中隊によって破壊されている。残りの数隻はダクの撤退の間に使用されたのだった。

既知の艦名

登場エピソード

外部リンク

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