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Qシリーズ・ドロイディカ

提供: スター・ウォーズの鉄人!

QSeriesDroideka.jpg
Q-series droideka
製品に関する情報
出身地

コーラIV

製造元

フラック=アーフォック・オートマタ工業社

製品

ドロイディカ・シリーズ

型式

ドロイディカ

級種

バトル・ドロイド

技術に関する情報
全高

1.83 m

センサーの色

赤色

武装

組み込み式ツイン・ブラスター 2基

装備

組み込み式シールド発生装置

年代および政治に関する情報
時代
所属
[非表示]

Qシリーズ・ドロイディカは、独立星系連合によって使用されたデストロイヤー・ドロイドの1機種である。フラック=アーフォック・オートマタ工業社製のQシリーズは、主にクローン大戦中に使用され、特に<インヴィジブル・ハンド>などの様々な大型艦船に配備されていることが多かった。また、これらのドロイド小型シールドを搭載していたため、戦場では恐ろしい兵器とされていたが、他のドロイディカの機種と同様に回転移動中にはシールドを起動することができないため、前線での移動中における攻撃には弱点を露呈していた。

Qシリーズは主として通商連合および独立星系連合で使用されていた。CISはドロイディカの作成者である肉食種族コリコイドを肉で誘惑することによって、破格でこれらのドロイドを入手することができたのである。

目次

特徴

Qシリーズ・ドロイディカは、通商連合で数多く使用されていたB1バトル・ドロイドと比べて、いくつかの点でより恐ろしい兵器である。これらはホイール型の状態へ変形することができ、素早い移動と効率的な収容が可能となっている。このブロンジウム装甲のドロイドは敵に遭遇すると、強力な組み込み式ツイン・ブラスターと、多くの場合小型シールド発生装置を装備した3本脚の武器プラットフォームへと展開する。このシールド発生装置は大きな衝撃にも耐えることができ、ライトセイバーの光刃やその他の武器による物理的な攻撃、さらには軽砲塔による砲撃程度までの火力の大半を偏向または吸収してしまうのだ。それに加えて、このドロイドの有効性を支えているのは真の光受像器を持たないことである。その代わりにドロイディカは非視覚合成放射線センサーを利用しており、光を使った些細な罠に悩まされることがほとんどない。

ドロイディカ・ディスペンサーは、これらのドロイド用の輸送機かつ分配機として使用される。これらは戦闘エリアにドロイディカを直接配置させることができるため、敵兵にとって極めて厄介な存在となっていた。

Qシリーズ・ドロイディカはWシリーズの上位機種である。設計上の差異はそれほど多くないが、Qシリーズのボディには暗褐色の影が付いた光沢コーティングがなされており、火力もわずかに増大されていた。また、この新型は旧型機種ほど早くオーバーヒートしないようになっている。コルサントの戦いのとき、<インヴィジブル・ハンド>には多数のQシリーズ・ドロイディカが配備されていた。そのうちの2体は船上でジェダイ・マスターオビ=ワン・ケノービと、その元パダワンアナキン・スカイウォーカーを攻撃したが、2人のジェダイはエレベータへと逃げてしまった。

設計上の欠陥

ドロイディカは恐ろしいドロイドだが、1つの重大な設計上の欠陥がある。ドロイディカのシールドは直立姿勢のボディを覆うように設計されているが、ドロイドが横転した場合、あるいは壁にぶつかった場合、シールドには壁や床をブラスター・ライフルライトセイバーと区別する手段がないのだ。つまり、シールド発生装置はシールドにエネルギーを供給し続けることになり、その結果、<インヴィジブル・ハンド>での救出作戦の間に見られたように過負荷を起こしてしまう。シールド発生装置が過負荷を起こした状態のドロイディカは、攻撃に対して無防備である。また、回転状態のときも、ドロイディカはシールドを起動することができないため攻撃に晒されやすくなっている。

ドロイディカは坂を下ることや、階段を上ることが苦手である。通常、彼らは回転状態で一瞬だけ後退し、その後加速することで階段を駆け上がる。歩行状態で階段を上ろうとすることもできるが、階段上で3本の脚を調整する作業は極めて難しいのだ。

さらに、Qシリーズ・ドロイディカは他の機種と同様に、ブラスターの分散に長い距離が必要なため、至近距離で標的を撃つことができない。

歴史

ドロイディカの初期設計はコーラIVの昆虫種族コリコイドによって作られたものである。彼らはバクトイド・コンバット・オートマタ社の初歩的なB1バトル・ドロイドの制約に不満を抱き、この新型ドロイドの主要製造元となったのだった。独立星系連合は食欲旺盛な肉食種族であるコリコイドたちと優位な取引を行う手段として貴重な肉を提供し、通常の相場を大幅に下回る価格でドロイディカを手に入れたのである。

ナブー侵略における通商連合の敗北以前には、初期型バトル・ドロイドは中央コンピューターに従属されていることが普通だった。だが、この手法はナブーの戦い後に支持を失い、B2スーパー・バトル・ドロイドのように独立して機能することが主流となった。しかし、コーラIVのドロイディカは当初から中央コンピューターに従属しておらず、独立した行動を行っていた。これによってドロイディカは非常に高価で恐ろしいドロイドとなったのである。

Qシリーズ・ドロイディカも独立した行動をとることができ、これは利点の1つでもあった。これらのドロイドは以前の多くの旧型のように、中央コンピューターへの従属を行うことなく行動することができるのだ。

銀河帝国の時代の初期、ムスタファーの戦いにおいてガイザー・デルソーが多数のQシリーズ・ドロイディカを使用した。だが、帝国がこの惑星を爆撃した際に、そのすべてが破壊されている。

登場エピソード

外部リンク

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