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WAC-47

提供: スター・ウォーズの鉄人!

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WAC-47
製品に関する情報
製品

DUMシリーズ

型式

DUMシリーズ・ピット・ドロイド

技術に関する情報
性別

男性プログラム

センサーの色

黒色

年代および政治に関する情報
時代

帝国の勃興時代

所属
[非表示]

WAC-47は、クローン大戦中に銀河共和国で活躍したDUMシリーズ・ピット・ドロイドである。彼はクローン・コマンダーネイオに仕えていたが、後にD分隊へ転属となった。

目次

経歴

潜入任務

D分隊に召集されたWAC-47

ヤヴィンの戦いのおよそ20年前、WAC-47は独立星系連合ドレッドノートへ侵入して分離主義勢力が使用する暗号解読モジュールを盗み出すという任務で、D分隊を支援することになった。

しかし、この仕事熱心だが不器用なドロイドは即座に暴走を開始することになる。彼はジェダイ聖堂での作戦会議にいきなり遅刻し、メイス・ウィンドゥの不興を買ってしまった。また、ミーバー・ガスコン大佐が到着したときも、WAC-47はすぐに大佐と意見でぶつかり合い、さらに彼の階級を何度も伍長と間違え、ガスコンの厳格なやり方に反論を繰り返したのだった。

D分隊の他のドロイドたちがパーワングバチャー博士によって改良を受けたとき、WAC-47の役目は操縦のみの予定だったため、彼らが乗るシャトルで待機するよう指示されていた。だが、WAC-47はこの扱いに不満であり、シャトルが分離主義艦隊に接近したとき、彼はわざとドレッドノートと衝突するコースをとってしまう。彼はガスコンに、自分がパイロット以上の活躍ができることを示そうとしたが、ガスコンはこの無謀なドロイドに対して怒りをぶつけたのだった。

一方で任務中のあるとき、分隊に2体のB2スーパー・バトル・ドロイドが近づいていた。WAC-47は彼らを騙してエレベーターの中に閉じ込め、味方のドロイドたちを無事通過せることに成功している。

やがて分隊は、M5-BZを失っただけで目的地に到達することに成功した。そして彼らが暗号解読モジュールを手に入れようとしたとき、スーパー戦術ドロイドオート=Oが部屋に押し入ってきた。R2-D2が室内の人工重力を切断し、D分隊と分離主義勢力との戦闘が開始される。オート=Oは最終的に敗北し、分隊はモジュールを持って無事に脱出することができたのだった。

仲間のドロイドM5-BZを連れ帰ろうとするWAC-47とアストロメクたち

ドレッドノートから脱出する途中、WAC-47とR2-D2は壊れた状態で転がるM5-BZの前で立ち止まった。当初、ガスコンは反対したが、彼らは帰還後に修復するためこのドロイドを持ち帰ることになる。

当初、WAC-47とガスコンは互いに反目していたが、ガスコンがドロイドたちから任務における勇敢さを称賛されるにつれ、WAC-47も次第に彼を見直すようになっていった。そしてついに、彼は初めてガスコンを正しい階級で大佐と呼んだのである。

漂着

アストロメクたちがM5-BZの修理を行っていたとき、WAC-47は船のセンサーが警告音を発していることに気付いた。彼はあわててガスコンに、進行方向に彗星群があることを知らせ、少なくとも任務が失敗した場合の言い訳になると付け加えたのだった。するとハイパースペース・ウィンドウが赤く変わったため、ガスコンはコクピットに急いだ。WAC-47は衝突する前にハイパースペースを離脱するが、シャトルは氷の大群の中で深刻なダメージを負ってしまう。ドロイドたちが辛うじて損傷を修復し、エンジンの出力が回復したが、彼らは惑星アバファーへの不時着を余儀なくされたのだった。

ガスコンは船に留まるべきだと主張するが、ドロイドたちは文明が見つかることを期待し、暗号解読モジュールを持って出て行ってしまう。WAC-47も彼らの後を追い、ガスコンに、モジュールを届ければ共和国が自分を昇進させてくれるだろうと告げ、彼にもドロイドたちを追うよう説得したのだった。

一行が果てしなく続く荒野を歩いていると、ガスコンが再び癇癪を起こした。彼はプログラムにしたがって動くだけのドロイドよりも、訓練を積み、精神的柔軟性を鍛えた自分の方が優れていると訴えたのである。だが、WAC-47はガスコンの理屈の欠陥を指摘し、さらに別の難破宇宙船と朽ち果てた乗員の遺体を発見することで、ガスコンの最後の決意の断片を打ち砕いたのだった。彼は絶望から正気を失い、これを見たWAC-47が思い上がって自身を分隊の新しいリーダーだと宣言する。だが、他のドロイドたちは彼の主張を直ちに却下し、WAC-47とガスコンを見捨てて先へと進んでいったのだった。

ミーバー・ガスコン大佐によって伍長に昇格させられたWAC-47

大佐がWAC-47の苦境を悲しんでくれたため、ピット・ドロイドは彼と行動を共にすることにした。WAC-47は自分のプログラムに断念するという概念はないと告げ、ガスコンになぜ諦めるのかと尋ねる。この言葉で決意を蘇らせたガスコンは、既成概念にとらわれずに物事を考えることを決心したのだった。するとそのとき、惑星に原住する鳥に似た生物の群れが彼らに迫ってきた。ガスコンはこの生物たちの生存本能が自分たちを安全な場所に導いてくれるはずだと推測し、2人で彼らの背中に飛び乗った。すると推測通りに、鳥たちは2人をポンズ・オーラの町まで運んでくれ、彼らはそこでD分隊の他のドロイドたちと再会したのである。オアシスで大量の水を飲む前に、ガスコンはWAC-47に自分を助けてくれた礼を告げ、彼を伍長に昇格させた。これに満足したWAC-47は、アストロメクたちに自分の階級を自慢げに示したのである。

帰還作戦

ポンズ・オーラにたどり着いたD分隊

D分隊は町の中を進んだが、ガスコンとWAC-47は必要な気分転換を図るため他の仲間たちから離れた。だが食堂に入るや、2人はサラスタンの料理人ボーカスによって乱暴に追い出されてしまう。ガスコンは復讐を誓ったが、WAC-47はそんなことをしても得られるものは何もないと指摘した。そして、ピット・ドロイドが食堂の脇へ向かう昆虫の大群を指さすと、その先にはゴミ捨て場があった。ガスコンは残飯を貪ることに抵抗を感じたが、他に選択肢はなかったのだ。だが、彼が最初の一口目を食べようとしたとき、食堂の皿洗い係の男、グレガーがさらにゴミを捨てに現れた。彼はガスコンに詫びをし、食べ物を与えると申し出る。このとき大佐はグレガーを凝視し、彼をクローンだと認識したが、グレガーは記憶を失っていた。彼らはさらに話を続けようとするが、グレガーは食堂内に呼び戻されたのだった。

ガスコンとWAC-47はアストロメクたちと合流し、この惑星に分離主義勢力がいるという報告を受けた。ガスコンは当然の推測として発着場があると考え、すぐにそれを発見するが、厳重な警戒によって守られていた。ガスコンは密かに停泊中のシャトルに侵入しなくてはならないと告げる。だが、ドロイドたちはドレッドノートへの任務の直後であるため分離主義勢力は自分たちを探しているはずだと指摘する。したがって、彼らはグレガーに助けを求めることにしたのだった。彼らはクローンを尾行して彼のアパートへ向かい、彼にキャプテンレックスホログラムを見せた。そして、R2-D2が彼に埋め込まれたIDタグをチェックし、グレガーをクローン・コマンドーだと認識することができた。記憶を部分的に回復させたグレガーはD分隊を手助けすることに同意し、彼らはクローンの装備を探すため食堂へと向かう。だが、そこにはボーカスが待ち構えており、彼はグレガーの装備品を隠していたのだった。D分隊はサラスタンの気勢を制し、彼をケーブルで縛った状態のまま食堂の床に倒すことに成功する。そして彼らが出ていく準備をしていたとき、ボーカスは軌道上の共和国クルーザーを爆破するため、分離主義勢力がライドニウムを採掘していることを暴露したのである。

グレガーは彼らがシャトルへ向かう間の援護射撃を行った。だが、バトル・ドロイドたちが彼らを止めようとする。その一撃が燃料タンクを直撃し、ガスコンの乗り込んだM5-BZを倒した。ガスコンはWAC-47に自分たちを置いていくよう促し、彼は迅速にその命令に従う。そしてその直後に、ピット・ドロイドはグレガーと顔を合わせるが、クローン・コマンドーはガスコンとM5-BZを助けに向かい、後方からD分隊を脱出させるための援護射撃を行ったのだった。空中でシャトルに乗り込んだWAC-47はガスコンにグレガーの居場所を尋ねる。すると大佐は、自分たちがこのクローン・コマンドーのことを語り伝えることができるようにするため、彼は自身を犠牲にしたのだと答えたのだった。こうしてD分隊は共和国に向けてアバファーを発ったのである。

登場エピソード

外部リンク

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