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ダース・モール

2014年1月29日 (水) 13:13時点におけるJojo (トーク | 投稿記録)による版

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Darth Maul2.jpg
Darth Maul
人物に関する情報
出身地

ダソミア

誕生

54 BBY (19 BrS)

身体に関する情報
種族

ダソミリアンザブラク

性別

男性

身長

1.75 m

髪の色

なし

目の色

黄色

年代および政治に関する情報
時代

帝国の勃興時代

所属
師匠

ダース・シディアス

[非表示]

ダース・モールは、銀河共和国の晩年におけるダソミリアンザブラクシス卿である。サヴァージ・オプレスフェラルの兄であるダース・モールとその近親者たちは、ナイトブラザーとして知られる氏族のメンバーたちであり、ナイトシスターの従者として惑星ダソミアの主なザブラクの人々から離れて暮らしていた。幼い頃、モールはダース・シディアス弟子として連れ去られ、フォースダークサイドの道への訓練を与えられることになる。そしてヤヴィンの戦いの33年前、シディアスはモールに、犯罪組織ブラック・サンに混乱を与えるという最初の任務を与えた。彼はこの任務を完全に遂行し、ブラック・サンに激しい打撃を与えたのである。

モールはヤヴィンの戦いの32年前のナブー封鎖の際にも役立つ道具として働いた。この危機は、ナブーパルパティーン議員としての顔を併せ持つダース・シディアスが、フィニーズ・ヴァローラム最高議長オフィスから排除するために仕組んだものであり、シディアスは彼の後釜に座ることで、シスが銀河政府に影響力を持つ段取りを準備していたのである。ナブーのパドメ・アミダラ女王が封鎖を脱出した後、彼女を追うためにモールが送り込まれた。彼はタトゥイーンで彼女を発見し、そこでジェダイ・マスタークワイ=ガン・ジンと短いながらも激しい戦いを繰り広げる。その後、モールはナブーへ派遣され、そこで再びジンとその弟子、オビ=ワン・ケノービと対決したのだった。そして彼はジェダイ・マスターを抹殺するが、ケノービの力を甘く見たため、パダワンによって胴を真っ二つに切断されてしまう。だが、シディアスは早急にモールの代わりとなる、より強力な力を持った弟子を見つけることができた。クワイ=ガン・ジンのかつての師である堕落したジェダイ・マスター、ドゥークーことダース・ティラナスである。

ナブーでの敗北を生き延びたモールは、やがてクローン大戦中にダークサイドの訓練を求める弟、サヴァージ・オプレスによって発見され、銀河の表舞台に復活を果たした。そしてヤヴィンの戦いの直前には、ダース・ヴェイダーがモールのクローン、あるいはドッペルゲンガーと遭遇している。これはダークサイドの預言者と呼ばれる帝国の秘密オーダーが、シディアスの極秘の命令にによって作り上げたものだった。モールはヴェイダーを容易に打倒できると確信しており、自分が再び皇帝に仕えようとしていたのである。だが、最終的に彼は堕落した選ばれし者によって殺害されたのだった。

ダース・モールはジュヨージャーカイテーアズ・カジの達人であり、ニマーンの訓練も行っていた。彼は戦闘の際に赤い光刃を持つダブル=ブレード・ライトセイバーを使用していた。

目次

経歴

シスの暗黒卿

ダース・モールは、いつの日かダース・シディアスに見出され、幼い頃から彼の武器となるべく厳しい修行を与えられていた。彼の師に対する絶対的な忠誠心は、全身に施された難解なシスの刺青による苦痛に耐えていることからも明らかである。彼にはシディアスへの忠誠以外には何の個性もなく、その目的はシディアスの命令に従い、シスの悲願でもあるジェダイへの復讐を果たすことだけだった。事実、彼は師の命令で様々な任務を遂行してきている。

モールが最初に与えられた最もやり甲斐のある仕事は、銀河系最大の犯罪組織ブラック・サンに打撃を与えることだった。シディアスはやがて自らが銀河系を征服した際に、広域な影響力を持つブラック・サンが重大な障害として立ちはだかることを懸念していたのだ。モールは闇の暗殺者としてブラック・サンの幹部たちを襲撃し、多くの実力者を葬り去った。こうして巨大犯罪シンジケートは再び立ち上がるために多くの年月を必要とするほどのダメージを受けたのである。

次の任務はニモイディアンの危険な裏切り行為によってもたらされた。邪悪な野望の第一段階としてナブー侵略を企てていたシディアスは通商連合に協力を取り付けたが、ニモイディアンの副総督ハス・モンチャーがこの情報を莫大なクレジットに変えようと目論んだのである。このときシスはまだこの計画を表沙汰にするわけにはいかなかった。シディアスはモールにモンチャーの追跡と、この情報を知ってしまった不運な者たち全員の抹殺を命じたのである。

シスの暗黒卿、ダース・モール

モンチャーはナブー侵略計画の情報が記録されたシス・ホロクロンをブラック・サンに売り込もうと考え、仲介役として接触した情報ブローカーのローン・パヴァーンにすべてを話す。モンチャーを発見したモールは彼を簡単に抹殺すると、ローンの追跡を開始した。そして彼はローンとブラック・サンとの取引現場に乱入し、犯罪組織の生き残りをことごとく殺害したのである。しかし、ローンはホロクロンを奪取し、この修羅場を逃れることに成功する。やがてモールの激しい追跡劇は、偶然にもジェダイの師弟の目を引くことになった。ライトセイバーの達人として名高いトゥイレックジェダイ・マスターアヌーン・ボンダーラと、そのパダワンダーシャ・アサントである。2人は追跡現場から強力なダークサイドフォースを感じとり、シスの存在を確信した。まずボンダーラが単身でモールに挑むが、ジェダイ・マスターといえども殺戮マシンと化したモールの敵ではなかった。壮絶なライトセイバー戦の末、勝ち目がないと悟ったボンダーラは、次にシスの脅威に直面するであろう弟子を守るため、モールと共に自爆を決意する。こうしてマスター・ボンダーラはこの世を去るが、モールは辛くも生き延びたのだった。

ローンとダーシャはシス・ホロクロンをジェダイ聖堂に持ち帰るべく、必死の逃走を開始する。モールも2人を追跡するためコルサントの危険な地下迷宮へと足を踏み込んでいった。途中で巨大都市の地底に潜む伝説の怪物と遭遇しつつも、ついに2人を追い詰めたモールはダーシャとの死闘を演じ、なんとか彼女を撃破する。ダーシャは最期の瞬間に師と同じく燃料容器をライトセイバーで斬り付け、自爆した。そして、モールはそのときローンも爆発に巻き込まれて死んだと確信したのだった。しかし、彼はダーシャによってカーボナイト冷凍にされていたため、生き延びていたのである。完全にモールを出し抜いたローンは彼を追跡し、この邪悪なシス卿を不意打ちによって気絶させることに成功する。そして彼はホロクロンを善良な元老院議員として名高いパルパティーンに託したのだった。ローンはこれですべてが解決したと考えていた。しかし、病院で目が覚めたとき、彼の前に現れたのは怒りをあらわにした邪悪なシス卿ダース・モールだったのだ。モールは自分をここまで出し抜いた勇者に敬意を表し、一瞬で苦痛を与える間もなくローンを始末したのだった。

ナブー侵略

やがて通商連合によるナブー侵略計画が開始されると、クワイ=ガン・ジンオビ=ワン・ケノービを抹殺し、アミダラ女王を捕らえるため、シディアスはついにモールを表舞台に登場させた。このときを待ちわびていたモールも、ついにその容赦ない敵意を剥き出しにしたのである。師から与えられたシス・インフィルトレータータトゥイーンに到着した彼は、シスのプローブ・ドロイドを使ってクワイ=ガンを捜索し、彼を襲撃する。モールはここでクワイ=ガンを取り逃がしてしまうが、ナブーで再び彼とその弟子、オビ=ワンと対決することになる。邪悪なフォースと一体になったモールは荒々しい攻撃と防御のバランスを慎重に組み合わせ、クワイ=ガンを打ち負かしたのだった。

しかしその直後、モールはオビ=ワンに痛恨の不覚を喫することになる。一度はその若いジェダイに勝利したと思われたが、フォースの力を手にしたオビ=ワンは、シスの戦士に打ち勝ったのだった。自分のライトセイバーを失ったオビ=ワンは、底無しの溶解ピットの淵にぶら下がった状態になってしまうが、フォースを使ってクワイ=ガンのライトセイバーを呼び寄せる。この行動はモールの不意をつき、この瞬間が彼にとっての敗北の瞬間となった。彼の体は真っ二つにされ、溶解ピットに落ちていったのである。

有能な武器だったモールの死はシディアスにとっても痛手であったが、彼はほどなく次の弟子を取ることになる。彼にとっては、所詮モールも持ち駒の1つでしかなかったのだ。

復活

タルジンクリスタル・ボールに映ったダース・モール

しかし、モールは憎悪と生への執念、そしてオビ=ワン・ケノービへの激しい憎しみによって生き延びていた。彼はフォースに手を伸ばし、通気口にしがみついていたのである。その後、彼はどうにかしてナブーを脱出し、失敗に対するマスターの怒りから逃れるため、ロソ・マイナーにたどり着いた。そこでモールは失われた下半身の代わりとなる6本脚のクモに似た擬似生体装置を手に入れ、惑星の洞窟に身を隠していたのである。やがて10年以上が経過したとき、記憶を失ったモールは半狂乱の状態となり、洞窟に迷い込んだ小動物を食らっていた。だが、彼はオビ=ワン・ケノービと、このジェダイに足を奪われたことだけは決して忘れていなかったのだ。

ナイトシスターの首領、マザー・タルジンは、ダース・モールが生きており、アウター・リムのどこかに潜んでいることを知る唯一の人物だった。ヤヴィンの戦いのおよそ21年前、彼女はモールの弟、サヴァージ・オプレス特別な首飾りを渡し、彼を再び見つけ出すようにと告げたのである。オプレスはタルジンに戻ってくると約束し、兄の捜索に向かった。やがてオプレスは、モールの血が封印されたナイトシスター・タリスマンの力と、モールに仕えるアナコンダンモーレイの手助けによって、ロソ・マイナーでついに兄を発見する。だが、モーレイに裏切られ、モールの洞窟の奥に突き落とされたオプレスは、モールに襲われ、彼に圧倒された。ショックを受けたオプレスは、自分がモールの弟であると告げるが、記憶を失っていたモールはオプレスとの血の繋がりに気付いておらず、オプレスもそれが長く行方不明だった自分の兄であると認識できなかったのだ。だが、オプレスがモールに、タルジンから受け取ったタリスマンを見せると、彼の失われていた記憶の断片が繋がった。かつてのシス卿はマザー・タルジンによる癒しを受けるため、ダソミアへと帰還したのである。

登場エピソード

サイボーグと化したクローン大戦中のダース・モール

外部リンク

Presented by じょじょ♪  mail:webmaster@starwars.jp  web: http://www.starwars.jp/  twitter: @moff_jojo

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