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テネニエル・ジョー

2012年3月3日 (土) 09:12時点におけるJojo (トーク | 投稿記録)による版

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Teneniel Djo.jpg
Teneniel Djo
人物に関する情報
出身地

ダソミア

誕生

12 BBY

死亡

27 ABY

身体に関する情報
種族

人間

性別

女性

髪の色

赤金色

目の色

茶色

年代および政治に関する情報
時代
氏族

歌う山の民

所属
[非表示]

テネニエル・ジョーは、かつて銀河帝国の流刑地だった惑星ダソミア出身の、ダソミアの魔女と呼ばれるフォースを使う部族の一員である。

経歴

彼女は赤金色の髪と、オレンジがかった茶色の瞳を持つ美しい女性だった。テネニエルは母アラヤ・ジョーの率いる「歌う山の民」と呼ばれる長い歴史を持つ部族に属していたが、母が砂漠で行方不明となり、祖母のオーグウィンが支配権を手にしたのだった。しかし、オーグウィンは既に高齢だったため、部族は新しい女王を必要としていた。そのため、テネニエルは本人の知らぬ間に後継者候補の1人とされていたのである。

ダソミアの魔女の部族では、男は使用人または配偶者としての役割のみを与えられており、あらゆる仕事は女が取り仕切っている。また、彼らはジャバ・ザ・ハットがペットとして飼っていたのと同じ巨大なランコアの背中に乗って移動を行う。これらの猛獣はダソミアに原生する野生動物だが、女性の優しさと魔法、そして歌によって制御することができるのだ。当時は魔女たち自身も真相を知らなかったが、この力は紛れもなくフォースの一種である。だが、邪悪なゲッゼリオンを除いて、魔女たちはこの魔法の力を使う際に呪文を詠唱しなければならない。ゲッゼリオンはフォースを使う際に呪文が必要ないことを知った唯一の魔女であり、この知識を自身の邪悪な目論みのために使用していたのである。

ゲッゼリオンと彼女の率いる邪悪な闇の魔女は、テネニエルの叔母たちを何人もダークサイドへ誘惑した。彼らは「歌う山の民」を邪悪に転向させようとしたが、部族は必死に抵抗する。邪悪な魔女たちはその応酬として平和な部族にたびたび攻撃を加えていたのだった。

ある日、砂漠をパトロールしていたテネニエルは、ルーク・スカイウォーカーヘイピーズイソルダー王子に遭遇する。彼らは<チューンソア>と呼ばれる古代の移動式ジェダイ育成センターだった宇宙船を探していたが、ジョーはルークが強力なフォース、すなわち彼女のいう魔法の力を身に付けていることに気付いた。彼女は自分の受けた躾に習ってルークと結婚するべきだと考え、彼の頭を棍棒で殴りつける。一方のイソルダーはとてもハンサムな男だったが、彼女にとってそれはただの装飾でしかなかった。ジョーはイソルダーの所有権を主張し、2人を縛って村へと連れて行く。しかし、ルークはライトセイバーを使って脱出し、フォースの力を見せることで彼女をお互いの類似性に直面させたのだった。2人は話し合い、ルークとイソルダーもテネニエルの村へ行くことに同意する。彼らはテネニエルがハン・ソロレイア・オーガナの捜索を手伝ってくれることを期待していたのである。

やがて彼らはハンとレイアを発見し、反乱同盟軍の英雄たちは再び一堂に会した。しかし、ルークはダソミアに強大なダークサイドの力がひしめいていることを感じ取っていた。そのため彼らは「歌う山の民」に力を貸し、ダークサイドの元凶である邪悪な魔女たちの本拠地となっている帝国軍の刑務所施設への襲撃を行う。だが、ゲッゼリオンは彼らに反撃し、さらにダソミアの軌道上で待機していた残存帝国軍ズンジ大将軍も、スター・デストロイヤー<アイアン・フィスト>から地上への砲撃を開始した。だが、最終的にこの戦いは「歌う山の民」が勝利し、ゲッゼリオンもダソミアを脱出した際に船ごと<アイアン・フィスト>によって破壊されるのだった。

戦いが終わると、テネニエルは自分がイソルダーと恋に落ちていることに気づいていた。イソルダーは彼女に愛を告白するが、テネニエルはヘイピーズの民が王族の血を引いていない自分を女王の後継者として受け入れないだろうと考え、彼を拒絶してしまう。それでもイソルダーは彼女を安心させ、結婚するために2人でヘイピーズへと戻るのだった。そして数年後、2人は最愛の娘テネル・カーを授かる。テネル・カーは生まれたときから母親譲りの強いフォースの適性を示し、ルークのジェダイ・アカデミーで訓練を積むことになるのだった。

その後もテネニエルはイソルダーの母であるヘイピーズのクイーン・マザータア・チュームと一緒に暮らしていたが、タア・チュームは息子の結婚に関する選択に心を痛め続けていた。彼女はたびたびテネニエルの暗殺を企てては失敗し、ついに邪心が明るみになったとき、女王の座を退位する。こうしてテネニエルが新しいクイーン・マザーに即位したのである。

そして20年後、銀河系ユージャン・ヴォングによる侵略を受けた初期の頃、テネニエルが再び妊娠していたことが発覚する。テネニエルとイソルダーはテネル・カーの王位継承問題について意見を対立させており、彼女はもう一度妊娠して欲しいという夫の意思と戦わざるを得なかったのだ。しかし不運にも、フォンドアの戦いヘイピーズ艦隊が被った深刻な被害がフォースによる感情的もつれとなってテネニエルに襲い掛かり、彼女とまだ生まれていない子供にも深刻な影響を与えたのだった。彼女は病気で寝たきりの状態となり、子供もそのまま失われてしまう。一方で、テネニエルに不満を抱くタア・チュームは密かに彼女の代わりとなる新しいクイーン・マザー候補を模索していた。前クイーン・マザーは、強いリーダーシップを持ち、それでいて自分の意のままに操れる若い女性を捜し求める。彼女はイソルダーとテネニエルを離縁させた後、その女性を新しいイソルダーの妻として迎え入れようと考えていたのだ。そして彼女の見つけた解答がジェイナ・ソロだったのである。

しかし、ジェイナは断固としてこの申し出を拒否し、結果的にタア・チュームは次の手段に手を進めることになる。彼女はイソルダーが離婚を決意するのを待たずに、密かにテネニエルの毒殺を手配したのだ。ジェイナも、テネル・カーも、この事態を阻止することはできなかった。異変に気づいた2人が女王の寝室に到着したときは、既に手遅れだったのである。後に彼女の死因はニコリシュ派によって用意された毒だということが判明するが、テネル・カーはタア・チュームが黒幕であることを確信していた。テネルはついにクイーン・マザーを継承することを決意し、母テネニエルが密かに再構築していた艦隊をユージャン・ヴォングとの戦闘に投入することを宣言したのだった。

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