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ネイガー・サードー

2011年10月9日 (日) 20:25時点におけるDelta (トーク)による版

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Naga Sadow.jpg
Naga Sadow
人物に関する情報
出身地

ジオスト

死亡

4,400 BBY (4365 BrS)、ヤヴィン4

身体に関する情報
種族

シス

性別

男性

身長

1.88 m

髪の色

茶色

目の色

緑色

年代および政治に関する情報
時代

旧共和国時代

所属

シス帝国

師匠

シムス

弟子
[非表示]

解説

フリードン・ナッドの反乱が行われる1,000年前、シスの秘術を学んでいた魔術師ネイガー・サードーは、シス帝国の支配者マーカ・ラグノスの死によって、当時最も大きな力を持つシス卿の1人となった。かつてラグノスとの対立に負け、殺害された老魔術師シムスの教えを受けたサードーは、シス帝国の安定した繁栄を求める保守的なルド・クレシュとは対照的に、シス帝国の覇権を銀河系の中心にまで及ぼそうという激しい野心に燃えていた。彼はラグノスの大規模な葬儀に出席しないことを決め、それだけでなく、ライバルを倒してシスの暗黒卿の地位を手に入れようと目論んでいたのである。彼は参列者たちの列の近くでクレシュと対面し、シスの暗黒卿の地位を巡って彼に戦いを挑んだ。すると、シスのエネルギーの激しい衝突によって、マーカ・ラグノスの魂が死の世界から召還された。ラグノスの亡霊は両者に、シスの内部抗争からは何も生み出されないと警告したのだった。

だが、シス帝国に足を踏み入れた共和国の探検家ジョリ・ダラゴンギャヴ・ダラゴンの姉弟と遭遇したことで、ネイガー・サードーは自らの野望を推し進める手段を見出した。彼は、ルド・クレシュがダラゴン姉弟を旧共和国の精鋭軍から派遣された内偵だと信じていたことを利用し、2人を釈放した。そして、彼は2人を捕らえるための大胆な奪回作戦を演じたが、この騒動で多数のシス戦士たちが命を落とすことになったのだった。サードーは、クレシュの無能さによってシスの軍勢が足止めされ、その結果多数の犠牲者が出たのだと訴えた。彼はシスを戦争へと導くため、自らをシスの暗黒卿であると宣言したのだった。

その後、サードーはダラゴン姉弟からの信頼を得るべく、彼らの感情と潜在的なフォース能力を利用し、2人を彼の2つの要塞へとそれぞれ連れて行った。彼はダラゴン姉弟を別々に匿い、2人を自身の野望に利用したのである。まず、サードーはギャヴにシスの魔術を伝授し、彼の力を強めたが、それと同時に彼をあらゆる命令に服従するよう仕立て上げていた。また一方では、彼らの<スターブレイカー12>を奪回し、それをジョリに返還すると、彼女にギャヴが殺害されたこと、そしてもはや彼女を他のシス卿たちから守りきれないであろうことを告げた。すべてを失ったと信じた彼女はサードーのパイロットとなり、彼が共和国への攻撃を開始するにあたって必要となるハイパースペース航路をすべて提供したのだった。

ついにクレシュがサードーを攻撃するために独自の軍を興したとき、サードーはカー・デルバで戦っていた。しかし、彼はこの戦いで資源の大半を失い、カー・デルバの衛星カー・シアンに身を隠すことになった。だが、結果的にはこの行動が功を奏し、サードーはカー・シアンでクレシュ軍への大規模な反撃を開始することができた。彼はクレシュ軍に多数の死者を出させ、あわやクレシュを殺害するところまで追い詰めたのである。だが、帝国を支配するシスの暗黒卿はサードーの大胆な試みを決して評価しなかった。暗黒卿は彼に死の宣告を下し、サードーは知識と従者たちを従えて、ヤヴィン4への逃走を余儀なくされたのだった。

やがて、サードーは旧共和国からも犯罪者として手配され、追跡される身となった。彼はデナライ星系プリマス・ガルードにまで逃走し、そこで瞑想球に入っていた。そして、幻想の戦士と怪物で自軍を強化しながら、彼はついに共和国への攻撃を開始したのである。だが、ギャヴ・ダラゴンが瞑想球を壊したことで、サードーの集中力は途絶えてしまった。その瞬間に、ジェダイ・オーダーと共和国は敵の大半が幻影であることを見抜き、ついにシスの軍を打ち破ったのである。

プリマス・ガルードで共和国艦隊の攻撃に晒されたサードーは、ダークサイドの力で2つの恒星を引き裂き、すべてを滅ぼす決断を下した。星は大爆発を起こし、デナライ星系はデナライ新星雲へと姿を変えた。このとき、共和国艦隊はサードーを裏切ったギャヴから脱出ベクトルを受け取り、この大災害から逃れることができたが、ギャヴの命運はこれまでだった。一方で、重症を負ったサードーは辛うじてシス帝国へと引き返すことができたが、そこで彼は再編成されたルド・クレシュの軍と遭遇した。こうして凄惨なハイパースペース大戦が幕を開けたのである。

この戦いの開始直後、サードーは配下の艦長の1人にダークサイドのフォースを使い、彼の船をクレシュの船に激突させた。こうしてサードーは最大のライバルを滅ぼし、シスの暗黒卿としての地位を確固たるものにしたのである。だが、多大な損傷を負った彼の軍は、エンプレス・テタの軍勢に対して無防備だった。絶体絶命の危機に立たされたサードーは、テタ軍のすべてを破壊する望みを託し、彼らをデナライ新星雲へと誘い込んだ。しかし、新星雲は爆炎を上げ、サードーの艦隊の大半とテタ艦隊の一部を滅ぼしてしまった。だが、サードー自身は辛うじてこの惨事を生き延び、その存在は伝説へと移行したのだった。彼はヤヴィン4へと逃れ、帝国の再建に着手したのである。

最終的にネイガー・サードーの精神は、ヤヴィン4でフリードン・ナッドによって滅ぼされたと考えられている。ナッドはサードーの亡霊からシスの訓練に関する多くの知識を学んだのだった。サードーとその従者たちは完全に滅んだが、彼らの知識とその力は、その後もヤヴィン4の奥深くに封じ込められている。

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