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<スティンガー>

2011年10月9日 (日) 20:45時点におけるJojo (トーク | 投稿記録)による版

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Stinger.jpg
Stinger
製造に関する情報
製造元

サーロニアン

型式

改良型コンクエラー級アサルト・シップ

級種

宇宙貨物艇

価格
改造者

グリ

技術設計に関する情報
改造箇所
全長

28 m

最高速度(大気中)

1,150 km/h

エンジン
ハイパードライブ能率
  • クラス1.0
  • 予備:クラス10
ハイパードライブ

CEC社H2-1ハイパードライブ

主コンピュータ

マイクロスラスト・プロセッサー社製コンピューター

武装
脱出ポッド

1

操縦要員

パイロット 1名

乗客定員

2名

積載重量

25 t

航続期間

1ヶ月間

使用に関する情報
役割
年代
最初の使用

20 BBY

最後の使用

4 ABY

所属

ブラック・サン

主な所有者
主な船長

グリ

[非表示]

<スティンガー>は、サーロニアンのハイブの職人ギルドが、援助の見返りとして犯罪組織ブラック・サンプリンスシーゾーに贈った強襲用宇宙戦闘機である。この船の基本ベースはコンクエラー級アサルト・シップだが、製造者たちによって独自のカスタマイズがなされていた。クローン大戦の勃発までに、一度この船は銀河共和国ターニーズ・ブレイド提督の手に渡ったが、彼の死後、再びプリンス・シーゾーが入手している。

後にシーゾーはこの船を彼のボディガードであるヒューマン・レプリカ・ドロイドグリに与えた。そして彼女はこの船のシステムを徹底的に調査し、自分の要求に沿うよう再設計を行っている。グリによってアップグレードされた主なシステムはハイパードライブと武器であり、これらによって<スティンガー>は極めて恐ろしい高速船となったのだった。彼女はこの船をシーゾーの死後も3年以上にわたって所有していた。

特徴

ブラック・サンの首領、プリンスシーゾーの第一補佐官であるグリは、滑らかな流線型の高度に改良されたサーロニアンコンクエラー級アサルト・シップ<スティンガー>を所有していた。この船は持ち主と同様に美しく、そして恐ろしい兵器だった。

<スティンガー>の柔らかな曲線には、設計者たちの芸術的な技術が垣間見える。船尾にある8基のイオン・エンジン・クラスターは円滑な機動性だけでなく素早い推進力を与えており、船首にある制動用ジェットと複合型コンピューター制御の組み合わせによって、<スティンガー>は怒った昆虫のような機敏さを発揮することができるのだ。さらにグリは戦闘になると船首の制動用スラスターも併用し、急減速する方法を使うことが多かった。彼女はこの方法で敵機を追撃する位置に立ち、<スティンガー>の射程範囲に引き込んでいたのである。

<スティンガー>のコクピットに立つグリ

<スティンガー>は搭載兵器も非常に充実していた。前方掃射用イオン・キャノンは敵を航行不能にさせることによって拿捕または制圧する際に役立ち、背面に固定されたダブル・レーザー・キャノン・タレットは敵機の破壊が必要な場面で十分な火力を与えていた。通常、このレーザーはタレットで敵機を捕えるが、コクピットからも火力制御ができるようになっており、より正確な射撃を行うことが可能である。

<スティンガー>には各種の最新設備が整っていたが、内部空間は決して快適ではなかった。なぜならパイロットグリが快適さを必要としていなかったからである。コクピットにも2人分の空間しか用意されておらず、<スティンガー>が破壊された場合はコクピット後方に直結された生存用ポッドで脱出することになる。貨物区画は標準的な軽貨物船より小さく、その大部分が偏向シールド発生装置のコンデンサーやパワー・コア制御システム、補助エンジン・モジュールなど、船尾のエンジン区画から溢れた航行用システムで満たされていた。一方で、船員用区画は存在していない。貨物区画の一部は乗員用に改造されていたが、小さなリフレッシャーと古い食糧の入った貯蔵庫だけしかなく、快適とは言いがたかった。

グリはブラック・サンでの任務を遂行するために、<スティンガー>のいくつかのシステムを改良した。例えば、通信装置は敵や味方、あるいはグリがこれから遭遇するであろう他者の行動を知る手がかりとなる通信チャンネルを監視しやすくなっており、センサー・システムも効率を最大限に引き上げるよう改良がなされている。さらに、グリはいくつかの警戒装置を取り付けており、その1つはパワー・コアとコクピットを連結させた自動爆破装置である。これらの装置があるため、<スティンガー>を盗もうとする者は、次の瞬間に小さな太陽に包まれることになるのだ。

歴史

一般にサーロニアン宇宙船は、惑星の職人ギルドへの加入を準備をしている若いサーロニアンたちのために用意されたものであり、その唯一の例外はサーロニアン以外の人物への贈答用である。ブラック・サンの首領、プリンスシーゾーは、このようなサーロニアンの宇宙船を所有していた数少ない非サーロニアンの1人だった。サーロニアンたちはダーク・プリンスによる格段の援助への感謝の気持ちとして、彼に自分たちの宇宙船を贈ったのである。

ヤヴィンの戦いのおよそ20年前、この船は海賊活動に使われており、銀河共和国当局によって拿捕されてしまった。この知らせを聞いた共和国のターニーズ・ブレイド提督は、この船を自分専用の輸送艇として徴用したのである。ブレイドはこの船が他の輸送艇と比べて圧倒的に高速であることに気づき、惑星ドロンガーへ向かう医療船<メドスター・ナインティーン>を離れるときにはいつも使用していた。そしてクローン大戦中、ブレイドとハットフィルバブラック・サンにドロンガー産のボタを供給するという取引を行う。だが、ブレイドはブラック・サンを裏切り、犯罪シンジケートの工作員ケアドによって処刑されたのだった。

ブレイドの死後、ケアドがこの船を盗み、自分の船としたことで、この船は再びブラック・サンのもとへ戻った。<スティンガー>と名づけられたのもこのときである。そして新秩序宣言がなされ、銀河共和国銀河帝国となった直後、ケアドとシーゾーは空席となったブラック・サンのヴィゴの座を争うことになる。だが、かねてからシーゾーを潜在的脅威と見ていた当時の首領ダル・ペリは、ケアドにヴィゴの座を与えようと画策し、彼にコルサントヤム・セクターへ向かったシーゾーの追跡と抹殺を命じたのだった。ケアドは<スティンガー>でコルサントに着陸し、シーゾーの捜索を開始する。そしてついにケアドはシーゾーを襲撃するが、勝利したのはシーゾーだった。その後、シーゾーはケアドを殺さずにコルサントの工場地区へ連れて行き、彼にペリの殺害を洗脳した。だが、ジェダイ・ナイトジャックス・パヴァーンの一団が不意に現れたため、彼は<スティンガー>で工場からの脱出を余儀なくされたのである。

ローディアに着陸した<スティンガー>

その後、シーゾーは数年間<スティンガー>をハンガーに格納したままの状態にしていた。彼はこの船をグリが完成したときに専用船として彼女に与えた。そしてグリはコルサントを離れる際にはいつもこの船を使用し、主人の命令を忠実に実行へと移していたのである。<スティンガー>は彼女にとって輸送船であると同時に移動基地でもあり、密輸船でもあるのだ。しかし多くの船長たちと違い、グリには自分の船に対する執着が全くなく、ブラック・サンの野望を効果的に促進させるための道具としか見なしていなかった。それでも<スティンガー>はグリと同様に悪評が高く、この船を目撃した人々はグリが獲物を探していることを知って恐れおののくのだった。

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