カリダ
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| Carida | |||
|---|---|---|---|
| 位置: | コロニー界、バーマ・セクター、カリダン星系 | 重力: | 標準の198% |
| 太陽: | カリダ | 地形: | 森林、岩山、裁く、海洋、熱帯雨林 |
| 衛星: | マスコット・ムーン、他1 | 大気: | タイプI(通常の大気) |
| コアからの距離: | 不明 | 湿度: | 不明 |
| 自転周期: | 25標準時間 | 海洋比率: | 不明 |
| 公転周期: | 357日 | 居住種族: | 人間、カリダン(原住) |
| 種別: | 地殻惑星 | 人口: | 25,000,000人 |
| 直径: | 18,324キロメートル | 主な輸出品: | 軍事訓練、ハイテク武器 |
| 気候: | 温暖 | 主な輸入品: | 食料 |
解説
カリダはエンドアの戦い後も帝国が保持していた領域の奥深くに位置する、温暖で快適な惑星である。しかし、この惑星は重力が強いという大きな欠点があるため、多くの入植者を引きつけるには至らなかった。事実、この強い重力は惑星の発見以来何百年にもわたって入植者を遠ざけていたのだ。通常、移民たちは高重力の惑星を選ぶくらいなら、まだ荒れ果てた気候による適度に不快な惑星を選ぶだろう。なぜなら、暑さや寒さは屋内に入ることで防げるが、重力は常に働いているからである。
ヤヴィンの戦いのおよそ2世紀前、旧共和国軍はカリダに軍事教練施設の設置を決定した。この惑星には様々な地形が存在し、人口もまばらだったことから、兵器実験や軍事輸送など、あらゆる面で理想的な環境だったのだ。
その後2、30年掛けて小さな基地の周辺に各種インフラ設備が構築され、他の軍事業者や防衛企業が教練施設への物資供給のため、カリダへ人員や研究施設を送り込んでいった。帝国の時代までにはこうした施設もカリダ全体を覆うまでに成長し、人口も2,300万人を超えたのだった。やがて惑星全体にいくつかの小型都市が完成し、帝国が最盛期を迎える頃には、カリダは完全に自立した惑星へと変化していた。皇帝はこの惑星を主要な軍事訓練基地の1つに指定したが、それは標準的な人間に苦痛を抱かせる高重力によって、ストームトルーパーや他の兵士たちを逞しく鍛えることができたからである。
カリダの未開の大陸は、人間と機械の両方にとって厳しい訓練に適した環境であることを示している。そこには厳寒の荒地、原始的な捕食動物、肉食植物、猛毒昆虫などが溢れる密集した未踏の熱帯雨林、切り裂かれた山壁、多足爬虫類が徘徊する焼け付くような砂漠の岩盤など、様々な環境が存在し、これらすべてが兵士や軍事メカを極限まで苦しめるのだ。
スピナラ高原に設立されたカリダの軍事アカデミーは、見た目以上に古めかしい造りをした光り輝く砦であり、その外形や構造はコルサントやレイサルにある太古の政府機関や学術機関の建造物によく見られる伝統的様式を模倣していた。緑の草原には表面の大理石模様が輝くまで磨き上げられた純白の柱が堂々とそびえ立ち、湖面にその美しい姿を反射させていた。また、歩道沿いには帝国に忠誠を誓った惑星を代表する色とりどりの旗が立ち並び、施設の大正門にある緑に覆われた中央分離帯では、退役した帝国軍ウォーカーが訓練生たちに監視の目を光らせていたのだった。
キャンパスには基本的な訓練から最先端の訓練まで、すべての過程を教える施設が揃っていた。そして軍事アカデミーには兵站アカデミーから上級のストーム・コマンドー・スクールまで、様々な学校の拠点が置かれており、無数の付属棟、練習場、ライフル射撃場、貯蔵庫、訓練施設が中央の中庭の周囲に並んでいた。また、アカデミーに数多く存在する講堂の丸天井には、帝国に最も忠実な惑星を表す色とりどりの徽章が掲げられており、壁にはアカデミーの偉大な卒業生の肖像画、征服された惑星のメダルやトロフィ、アカデミーの卒業生によって指揮された著名な帝国軍戦艦のホログラム像などが果てしなく並べられていた。
この巨大複合施設の中央に位置する最大の砦は名実共に真の要塞である。この壮大な建造物には巨大なタレットが配備されており、小さな尖塔が無数に建てられていた。また、この要塞にはアカデミーの管理事務所だけでなく惑星政府の庁舎も含まれており、最南端のタレットの上層部にはホロネットが完備された通信センターも用意されていた。
スローン大提督が死亡し、復活した皇帝が倒れた後も、カリダは新共和国への加入を断固として拒否し続けた。この頑固な姿勢はカリダの名目上の支配者であるファーガン大使の意志に基づくものである。彼は帝国への忠誠を維持し続けていたのだ。
カリダは新共和国による攻撃をほとんど恐れていなかった。この惑星は銀河系の最先端テクノロジーによる武器と鍛え上げられた兵士たちを大量に抱えており、帝国軍の増強部隊が到着するまで持ち堪えられるだけの十分な食糧も備蓄されていたのだ。
これらの武器の存在は、ファーガンが他の帝国軍勢力や新共和国から独立した状態を維持しておくことに役立っていた。これらは直接的な攻撃や間接的な脅迫を妨げる道具になるだけでなく、彼が他の帝国軍指導者と資源や補給物資に関する交換交渉を行うための有効なカードとしても利用できたのだ。ファーガンの開発工場で山岳地帯用装甲歩行兵器(MT-ATウォーカー)のような素晴らしい娯楽品が製造され続ける限り、進んで彼の言いなりになる帝国軍司令官たちは後を絶たなかったのである。
大規模な常備軍が存在するものの、ファーガンは大きな不満も抱えていた。カリダには兵士たちを外界に輸送するための宇宙船が決定的に不足しており、他の惑星にまったく脅威を与えることができなかったのだ。大型艦船がないため、カリダは帝国に忠誠を誓っている、重武装だが戦略的には役に立たない惑星という地位に甘んじていた。そして儚くも、ファーガンの防衛力は太陽の爆発による星系の消滅からカリダを守ることはできなかった。彼はキップ・デュロンがサン・クラッシャーを用いてカリダン星系を消滅させたとき、ファーガンはこの事実を思い知ったのだ。

