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第501大隊

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501stLegion.jpg
501st Legion
別名または別表記
別名

Vader's Fist

一般的な情報
創設者

パルパティーン最高議長

指導者
主なメンバー
本拠地
所在地

コルサント

歴史に関する情報
創設

21 BBY

その他の情報
年代
所属
[非表示]

第501大隊、またの名を第501バタリオンは、クローン大戦中にパルパティーン最高議長によって編成されたクローン・トルーパーのエリート部隊である。この部隊は後にストームトルーパー部隊へと再編され、ヴェイダーズ・フィストとも呼ばれるようになった。トラント・カンパニーなどの部隊で構成された第501大隊は、テスの戦いコルサントの戦いなどの数多くの実戦に参加し、共和国でもっとも有名な大隊の1つとなった。そしてヤヴィンの戦いの19年前、ダース・ヴェイダーの個人的な部隊としてナイトフォール作戦に動員されると、第501大隊のクローンたちはジェダイを共和国に対する反逆者だと信じ、彼らの虐殺に加担したのである。

銀河帝国の勃興後、第501大隊は他のクローン部隊と同様にストームトルーパー部隊へと再編された。新しい装甲服武器を与えられた彼らは帝国に忠実に仕え、シス卿ダース・ヴェイダーの直属の指揮下に置かれたのである。カミーノの戦い後、第501大隊はジャンゴ・フェットのクローンのみで構成された共和国グランド・アーミーの最後の名残となっていた。成長し、多様性を増したストームトルーパー部隊では、フェットのクローンはもはや少数派であり、これらは様々なテンプレートから作られた数多くのクローンと、クローンではない帝国アカデミー出身の人間たちによって構成されていたのである。

銀河内乱の間も、第501大隊は反乱同盟軍を倒し、銀河系に平和をもたらすべく多数の戦いに参加した。だが、最終的に勝利したのは同盟軍だった。そのためエンドアの戦い後、第501大隊は解体されたが、やがてチススローン大提督によって新生501大隊の名称が復活させられることになる。さらに彼は第501大隊に非人間種を含む様々な新兵を加えたのだった。再編された第501大隊は未知領域に配置され、スローンのハンド帝国の防衛に従事していた。そして100年以上が経過したとき、大隊はローン・フェル皇帝の支配する新しい帝国に仕えるようになったのである。

ヤヴィンの戦いの130年後、シス帝国戦争の終結直後にダース・クレイトによってフェルが皇位から排除されると、第501大隊はシスの暗黒卿の支配下に置かれるようになった。だがその7年後、追放されていたフェルが復帰し、皇位奪回のためクレイトとの戦いに加わることになる。このときオロン・ジェイガー将軍のリーダーシップのもと、第501大隊は暗黒卿の銀河帝国から逃亡し、フェル派に加わったのだった。

目次

歴史

クローン大戦

ジェダイ・マスターからシス卿へと転向したドゥークー伯爵は、共和国のエリート軍のテンプレートとして賞金稼ぎジャンゴ・フェットを選んだ。第501大隊のトルーパーたちもフェットのクローンである。カミーノアンの熟練科学者たちによって作られたクローン・トルーパーには様々な分野における最高の訓練が与えられ、彼らは究極の兵士へと育てられたのだった。

ヤヴィンの戦いの22年前、第501大隊のメンバーたちは共和国グランド・アーミーの一員としてクローン大戦の発端となったジオノーシスの戦いに参加し、独立星系連合と戦った。このとき彼らは初期のクローン・トルーパー部隊の1つに過ぎず、分離主義勢力の要塞へ侵入し、ドロイド軍惑星から撤退させた他の大勢のクローンたちと同一の存在であると思われていた。だが、パルパティーン最高議長だけは、この戦いで特に優秀な活躍を見せた部隊の存在に注目していたのである。翌年までの間に、パルパティーンは彼らを招集し、カミーノ訓練センターから遠く離れた、彼の最も信頼する側近のみが知るコルサントの秘密の場所に移動させ、第501大隊を創設した。パルパティーン直属のエリート部隊、ショック・トルーパーを構成する赤い装飾の兵士たちと同様に、青い装飾を与えられた第501大隊のクローンには、最高議長の軍事顧問による特別な訓練が与えられ、彼らは銀河系で最も恐れられる戦闘部隊となったのである。その後、一部のメンバーが他の部隊へ転属となった事例もあるが、将来の特別な任務で必要とされた場合にいつでも利用できるよう、彼らはパルパティーンの要請によって常に追跡可能な状態に管理されていたのだった。

戦争を通じて、この大隊のコア・グループはジェダイ将軍アナキン・スカイウォーカークローン・キャプテンCT-7567、通称レックスの指揮下に置かれていた。スカイウォーカーの活躍によって、第501大隊はしばしば敗北の瀬戸際から勝利をつかみ取り、驚異的な勝利の名声を急速に集めていったのである。彼らの最初期の戦いの1つは、スカイウォーカー、レックス、そしてジェダイ最高将軍オビ=ワン・ケノービと共に参戦したクリストフシスの戦いだった。チャレイドニアに拠点を築いた第501大隊のトルーパーたちは、連合軍の手からクリストフシスを奪回するべく、分離主義勢力のウォーム・ロースサム将軍の多方面攻撃を撃退した。しかし、ロースサムはバトル・ドロイド軍団を守るためにすかさず偏向シールドを展開し、クローン・トルーパーたちは共和国のヘヴィ・キャノンを防衛するために撤退を強いられてしまう。だが、スカイウォーカーと彼の新しいパダワンアソーカ・タノシールド発生装置を破壊した後、ヘヴィ・キャノンがドロイドを殲滅し、分離主義勢力を降伏させたのだった。

ジャビムの戦いの直後、コルサントに対する脅威がますます現実味を増していくなか、第501大隊は首都から離れた場所に配置されていた。大隊の一部のメンバーは本隊から他の部隊に転属させられており、転属先の人材管理チャートによると、彼らはそのまま吸収されていたのだ。だが、より厳重に管理された別の機密記録をもとに、かつての第501大隊のメンバーは慎重に選り分けられ、特別な任務のため急遽コルサントへ直行させられたのである。

ジェダイを抹殺するためジェダイ聖堂の階段を行進する第501大隊

クローン大戦の末期、第501大隊は前線から前線へと絶えず往復を続けていた。ときには他のクローン部隊の任務を支援するため、大隊がいくつかの特殊任務グループに分裂することもあった。同様なケースとして、彼らは既に適切な独立指令系統を維持していた。グリーヴァス将軍共和国首都に対して大胆な奇襲を行ったとき、コルサント上空を防衛したのも第501大隊である。また、フェルーシアマイギートーウータパウキャッシークの各戦場でも、彼らは他のクローン部隊への支援を行っていた。そして、コルサントに残された兵士たちは、パルパティーンの新しい協力者、ダース・ヴェイダーの指揮下に置かれ、ジェダイ聖堂を襲撃するという困難な任務に派遣されたのである。

破壊的な射撃術と調整されたチーム連携によって、彼らは聖堂に追い込まれたジェダイたちの側面に回りこむことができ、ジェダイたちを容赦なく射殺した。ジェダイの中には極めて強力な者もいたため、くすぶる聖堂を後にしたクローン兵たちにも多数の死傷者が出ていたが、彼らの任務は成功に終わったのだった。

終戦

第501大隊の初期の任務の多くは、何十年もの間、機密扱いとされていた。だが最近になって、少数の隊員のデータパッド・ジャーナルから、彼らの極めて困難な任務の内容が明るみに出ている。

新秩序が施行されたとき、パルパティーンによって制定された全面的な方針転換に反対を唱えた惑星もあった。だが、これらの惑星は一斉に抑圧されることになる。そして帝国がその力を強化するにしたがい、第501大隊もクローン・トルーパーからストームトルーパーへと移行されたのだった。

第501大隊はアペイラーナ女王と彼女の帝国に対する叛意を抹殺するため、ナブーへ派遣された。これは、惑星政府を「調整する」ために第501大隊が投入された最初の出来事となるが、決して最後の出来事ではなかった。数ヶ月もすると、第501大隊はヴェイダーズ・フィスト(ヴェイダーの鉄槌)として、高い評判を得たのである。

また、ムスタファーに自らのバトル・ドロイド工場を設立した邪悪なジオノーシアンドロイド技術者、ガイザー・デルソーを捕らえるため、彼らはこの伝説的な火山の惑星へと向かった。さらには、裏切り者のカミーノアンによって反抗的なクローンの一団が解き放たれると、第501大隊のクローンたちはカミーノにおけるクローンの暴動を鎮圧しなければならなくなった。この任務に際して、ヴェイダーはクローニング施設における詳細な知識を得るべくボバ・フェットを雇い、彼に第501大隊の指揮を委ねることになる。

銀河内乱

<タンティヴィIV>に突入する第501大隊

その後、第501大隊は完成間近の初代デス・スターを守るべく派遣された。その結果、多数の自称破壊工作員やスパイが帝国によって拘束され、デス・スターの監房施設へと送り込まれることになる。囚人となった反乱同盟軍による厄介な脱獄も、第501大隊によって速やかに鎮圧されたのだった。

そして、デス・スター計画の設計図が反乱軍スパイによって盗まれると、第501大隊はその価値ある技術情報を追跡するために送り出された。皮肉なことにこの任務によって、彼らはヤヴィンの戦い終盤におけるデス・スターの主反応炉の爆発から救われたのである。

その後も、第501大隊は銀河内乱の随所でヴェイダー卿に貢献し続けたが、エンドアの戦い後、彼らの部隊は絶たれてしまう。次の皇帝の座を巡って互いに反目し合う帝国軍大将軍たちは、領域と資源をことごとく分割し、第501大隊も解体を余儀なくされたのだった。

登場エピソード

外部リンク

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