「逃亡者(ザ・ロスト・ミッション)」の版間の差分
提供: スター・ウォーズの鉄人!
細 (→あらすじ) |
細 (→あらすじ) |
||
37行: | 37行: | ||
}} | }} | ||
+ | |||
+ | [[シャク・ティ]]と[[ナラ・セ]]が[[CT-5555|ファイヴズ]]の隔離されている特別医療室に入ってきた。彼が、[[パルパティーン]][[最高議長|議長]]が[[CT-5385|タップ]]の腫瘍についてどのような決定を下したのかと尋ねると、シャク・ティは[[コルサント]]にある[[共和国グランド・アーミー]]の[[パルパティーン皇帝の外科再生センター|医療施設]]へ送られることになったと告げる。ファイヴズは自分もコルサントへ移されるのかと考えたが、ナラ・セは、それは議長の要求事項に含まれていないと言い、彼が自力で問題を解決しようとさえしなければ、症状についてより多くのことが分かるはずだと返答したのだった。ファイヴズは友人の命を救いたかっただけだと訴えるが、ナラ・セは彼が死んだ原因は腫瘍を除去したことだと言い返す。するとファイヴズは、タップを殺したのは彼女であり、何としてでも解剖しようとしているようだが、そうはさせないと訴えた。シャク・ティは彼に引き下がるよう命じ、一方でナラ・セには、タップの行動がウイルスの作用によるものだとする彼女の理論には根拠がないと指摘した。さらに彼女は、分析のため腫瘍を[[ジェダイ聖堂]]に送ると通告したのだった。ナラ・セは、議長がそれを医療施設に直接届けるよう命じていると言い返すが、シャク・ティは[[ジェダイ]]が分析した後だと返答する。ナラ・セは抗議するが、シャク・ティはそれが最終決定だとして受け付けなかった。彼女はファイヴズに、彼があと1つ検査をパスすれば、[[第501大隊]]に復帰させると約束する。その後、部屋を出ようとしたファイヴズは、[[医療ドロイド]]の[[AZ-345211896246498721347|AZ-3]]が腫瘍を保管したケースを他のケースとすり替えるところを目撃したのだった。 | ||
+ | |||
+ | ファイヴズが通路へ連れ出されると、AZ-3が反対側から連行されてきた。[[ドロイド]]はタップを救えなかったことについて謝罪し、ファイヴズに彼も再プログラムされるのかと質問する。ファイヴズは大隊に復帰することになっていると答えるが、それはAZ-3が聞いていた内容と異なっていた。ドロイド曰く、ファイヴズは記憶をすべて消去され、[[カミーノ]]の衛生兵になるのだという。すると、激高したファイヴズは[[クローニング|クローン]]の衛兵たちから逃亡し、[[カミーノアン]]が警報装置を起動させると、AZ-3と共に特別医療室へと戻ったのだった。 | ||
+ | |||
+ | 特別医療室に戻ると、[[CT-55555|ファイヴズ]]はドロイドがすり替えたケースを確認し、それを持ち出した。彼らはドッキング・ベイへ向かい、ファイヴズは[[クローン・トルーパー・パイロット|クローン・パイロット]]を気絶させると、[[シャトル・ポッド]]に乗り込んだ。そして、2人が[[ティポカ・シティ]]を飛び立つと、[[シャク・ティ]]と[[上級偵察コマンドー|ARCトルーパー]]が現場に駆けつけ、ジェダイは船の追跡を命じる。[[カミーノ]]の海上で、ファイヴズは船を自動操縦に切り替え、[[AZ-345211896246498721347|AZ-3]]と共に海へ飛び込んだ。2人はドロイドのサバイバル・モジュールによって、密かにティポカ・シティへと戻ったのである。 | ||
+ | |||
+ | そのころ、[[ナラ・セ]]は[[ドゥークー|ダース・ティラナス]]と交信し、裏切り者のクローンが[[行動抑制チップ]]を盗み出したが、彼はまだその本当の目的を知らないはずだと伝えていた。ティラナスはこれらの出来事に不快感を示し、クローン軍は本当にカミーノアンの設計通りに行動しているのかと問いただす。ナラ・セは[[CT-5385|タップ]]の誤作動が異常事態であることを弁明し、その後のファイヴズの様々な行動が、ジェダイによって兵士たちに浸透させられた「創造的思考」の産物であることを指摘した。するとティラナズは、チップの存在をジェダイに知られてはならないと警告したのだった。 | ||
+ | |||
+ | サービス・ハッチからティポカ・シティに戻ったファイヴズとAZ-3は、[[クローン・トルーパー]]の[[クローン・トルーパーの装甲服|装甲服]]を盗んだ。カミーノの遺伝子保管室で、AZ-3は腫瘍のDNAを、遺伝子素材のオリジナル・ドナーである[[ジャンゴ・フェット]]のものと比較する。だがスキャンによると、腫瘍はジャンゴ・フェットの遺伝子型と一致せず、さらにそれが完全な有機体でもないことが示された。それがなぜかタップの体内に移植されていたのだ。このときシャク・ティが、何者かがフェットの遺伝子型へアクセスしたという警報を受けた。彼女は保管室の閉鎖を命じると、ナラ・セと共に現場へと急いだのである。 | ||
+ | |||
+ | [[カミーノアン]]たちが部屋から出ていくのを見たファイヴズは、他の出入り口はないかと尋ねた。そこへ[[シャク・ティ]]と兵士たちが到着し、逃亡者に[[スタン・ガン|スタン]]を発射する。ファイヴズとAZ-3は天井のハッチから脱出し、外側から溶接してハッチを閉ざした。そして、サービス・トンネルを伝って逃走する間に、AZ-3はこの腫瘍が謎の目的を与えられた有機チップではないかという推理を展開させた。ファイヴズは危険を承知で自分にも同じチップが埋め込まれているのではないかを確認するため、ドロイドに自分を手術し、それを取り出すよう指示する。彼らは特別医療室へ戻り、AZ-3は手術を開始したのだった。 | ||
+ | |||
+ | 制御室でナラ・セが、既に彼らはカミーノを離れているはずだと主張したが、シャク・ティは、彼らは逃げずに何かを調査をしていると考えていた。そのころ、ファイヴズは手術から目を覚まし、AZ-3が彼にもタップのものと遺伝子的に同じ、機能不全を起こしたチップが移植されていることを確認していた。そこで彼らは他のすべての[[クローニング|クローン]]にもチップが移植されていることを立証するため、胎児室へと向かう。このとき、彼らが通過した訓練室にいたカミーノアンの1人がナラ・セに通報すると、彼女はそっと部屋を出ていき、シャク・ティもそれに気付いた。一方、AZ-3はスキャンによって、発育の第3段階にあるすべての胎児に同じチップが移植されていることを確認していた。部屋に入ってきたナラ・セはこのチップの目的について、ジャンゴ・フェットの攻撃的な遺伝子モデルを抑制するためのものだと説明する。その後、シャク・ティと兵士たちも到着し、ファイヴズは彼女にチップのことを話した。ナラ・セは、クローンはカミーノアンの所有物であると訴え、ファイヴズは廃棄されなければならないと主張する。だが、シャク・ティは、クローンは[[銀河共和国|共和国]]に属するとして彼女の訴えを退け、ファイヴズとチップを[[最高議長|議長]]の待つ[[コルサント]]へ送り届けるよう命じたのだった。 | ||
==登場== | ==登場== |
2014年6月7日 (土) 05:48時点における版
| ||||||||||||||||||||||||
|
「逃亡のクローン」は、クローン・ウォーズ・シーズン6の第3話である。
目次 |
概要
クローン・トルーパー・タップの身柄はコルサントへ護送され、そこでパルパティーン最高議長自らが用意した医師たちによる精密検査を受けることになる。一方、ファイヴズは規則を破り、答えを見つけるために命令を無視してしまう。やがて彼は、すべてのクローン・トルーパーの脳に隠された、謎の目的を持つ有機構造体の存在を突き止めるのだった。
あらすじ
Episode 3 FUGITIVE |
エピソード3 逃亡のクローン |
---|---|
"The wise benefit from a second opinion."
Cause of death unknown! Kaminoan doctor Nala Se was unable to find a cause for an illness in clone trooper Tup. In a desperate attempt to save his friend's life, Fives located and removed a tumor from Tup's brain with the help of medical droid AZI-3. Immediately following the procedure, Tup died and Fives was placed under arrest. Now the tumor is the only hope to finding answers for Tup's mysterious illness.... |
シャク・ティとナラ・セがファイヴズの隔離されている特別医療室に入ってきた。彼が、パルパティーン議長がタップの腫瘍についてどのような決定を下したのかと尋ねると、シャク・ティはコルサントにある共和国グランド・アーミーの医療施設へ送られることになったと告げる。ファイヴズは自分もコルサントへ移されるのかと考えたが、ナラ・セは、それは議長の要求事項に含まれていないと言い、彼が自力で問題を解決しようとさえしなければ、症状についてより多くのことが分かるはずだと返答したのだった。ファイヴズは友人の命を救いたかっただけだと訴えるが、ナラ・セは彼が死んだ原因は腫瘍を除去したことだと言い返す。するとファイヴズは、タップを殺したのは彼女であり、何としてでも解剖しようとしているようだが、そうはさせないと訴えた。シャク・ティは彼に引き下がるよう命じ、一方でナラ・セには、タップの行動がウイルスの作用によるものだとする彼女の理論には根拠がないと指摘した。さらに彼女は、分析のため腫瘍をジェダイ聖堂に送ると通告したのだった。ナラ・セは、議長がそれを医療施設に直接届けるよう命じていると言い返すが、シャク・ティはジェダイが分析した後だと返答する。ナラ・セは抗議するが、シャク・ティはそれが最終決定だとして受け付けなかった。彼女はファイヴズに、彼があと1つ検査をパスすれば、第501大隊に復帰させると約束する。その後、部屋を出ようとしたファイヴズは、医療ドロイドのAZ-3が腫瘍を保管したケースを他のケースとすり替えるところを目撃したのだった。
ファイヴズが通路へ連れ出されると、AZ-3が反対側から連行されてきた。ドロイドはタップを救えなかったことについて謝罪し、ファイヴズに彼も再プログラムされるのかと質問する。ファイヴズは大隊に復帰することになっていると答えるが、それはAZ-3が聞いていた内容と異なっていた。ドロイド曰く、ファイヴズは記憶をすべて消去され、カミーノの衛生兵になるのだという。すると、激高したファイヴズはクローンの衛兵たちから逃亡し、カミーノアンが警報装置を起動させると、AZ-3と共に特別医療室へと戻ったのだった。
特別医療室に戻ると、ファイヴズはドロイドがすり替えたケースを確認し、それを持ち出した。彼らはドッキング・ベイへ向かい、ファイヴズはクローン・パイロットを気絶させると、シャトル・ポッドに乗り込んだ。そして、2人がティポカ・シティを飛び立つと、シャク・ティとARCトルーパーが現場に駆けつけ、ジェダイは船の追跡を命じる。カミーノの海上で、ファイヴズは船を自動操縦に切り替え、AZ-3と共に海へ飛び込んだ。2人はドロイドのサバイバル・モジュールによって、密かにティポカ・シティへと戻ったのである。
そのころ、ナラ・セはダース・ティラナスと交信し、裏切り者のクローンが行動抑制チップを盗み出したが、彼はまだその本当の目的を知らないはずだと伝えていた。ティラナスはこれらの出来事に不快感を示し、クローン軍は本当にカミーノアンの設計通りに行動しているのかと問いただす。ナラ・セはタップの誤作動が異常事態であることを弁明し、その後のファイヴズの様々な行動が、ジェダイによって兵士たちに浸透させられた「創造的思考」の産物であることを指摘した。するとティラナズは、チップの存在をジェダイに知られてはならないと警告したのだった。
サービス・ハッチからティポカ・シティに戻ったファイヴズとAZ-3は、クローン・トルーパーの装甲服を盗んだ。カミーノの遺伝子保管室で、AZ-3は腫瘍のDNAを、遺伝子素材のオリジナル・ドナーであるジャンゴ・フェットのものと比較する。だがスキャンによると、腫瘍はジャンゴ・フェットの遺伝子型と一致せず、さらにそれが完全な有機体でもないことが示された。それがなぜかタップの体内に移植されていたのだ。このときシャク・ティが、何者かがフェットの遺伝子型へアクセスしたという警報を受けた。彼女は保管室の閉鎖を命じると、ナラ・セと共に現場へと急いだのである。
カミーノアンたちが部屋から出ていくのを見たファイヴズは、他の出入り口はないかと尋ねた。そこへシャク・ティと兵士たちが到着し、逃亡者にスタンを発射する。ファイヴズとAZ-3は天井のハッチから脱出し、外側から溶接してハッチを閉ざした。そして、サービス・トンネルを伝って逃走する間に、AZ-3はこの腫瘍が謎の目的を与えられた有機チップではないかという推理を展開させた。ファイヴズは危険を承知で自分にも同じチップが埋め込まれているのではないかを確認するため、ドロイドに自分を手術し、それを取り出すよう指示する。彼らは特別医療室へ戻り、AZ-3は手術を開始したのだった。
制御室でナラ・セが、既に彼らはカミーノを離れているはずだと主張したが、シャク・ティは、彼らは逃げずに何かを調査をしていると考えていた。そのころ、ファイヴズは手術から目を覚まし、AZ-3が彼にもタップのものと遺伝子的に同じ、機能不全を起こしたチップが移植されていることを確認していた。そこで彼らは他のすべてのクローンにもチップが移植されていることを立証するため、胎児室へと向かう。このとき、彼らが通過した訓練室にいたカミーノアンの1人がナラ・セに通報すると、彼女はそっと部屋を出ていき、シャク・ティもそれに気付いた。一方、AZ-3はスキャンによって、発育の第3段階にあるすべての胎児に同じチップが移植されていることを確認していた。部屋に入ってきたナラ・セはこのチップの目的について、ジャンゴ・フェットの攻撃的な遺伝子モデルを抑制するためのものだと説明する。その後、シャク・ティと兵士たちも到着し、ファイヴズは彼女にチップのことを話した。ナラ・セは、クローンはカミーノアンの所有物であると訴え、ファイヴズは廃棄されなければならないと主張する。だが、シャク・ティは、クローンは共和国に属するとして彼女の訴えを退け、ファイヴズとチップを議長の待つコルサントへ送り届けるよう命じたのだった。
登場
人物
クリーチャー
ドロイド(機種)
イベント
地名
組織/称号
種族
乗り物
武器/テクノロジー